【お酒も楽しむ!】ダイエット中の「おつまみ」の選び方
今回は、お酒を飲むときに体重を増やさない「おつまみ選び」の工夫を、管理栄養士がご紹介します。ダイエット中でも、ストレスフリーにお酒を楽しみましょう!
2019年12月25日
管理栄養士が教える!おつまみ選びのコツ3つ
体重を増やしたくないという方は、糖質と脂質を意識しておつまみを選びましょう。 普段、糖質や脂質は肝臓で代謝されますが、お酒を飲むと肝臓はアルコールの分解に集中し、糖質や脂質の代謝は後回しになります。 エネルギーとして使われなかった糖質や脂質は、脂肪として蓄えられやすくなり、体重増加につながります。そのため、飲み会が続くと体重が増えてしまうという方は、次の3つを意識することをおすすめします。
①おつまみの食べる順番を見直す
食べる順番を意識することで、体脂肪の蓄積を防ぐことができます。 食べる順番の基本は、次のとおりです。 1.野菜から食べる 2.メインの料理を食べる 3.炭水化物系の料理を食べる 21時前であれば、揚げ物や炭水化物系のおつまみも、食べる順番を意識して食べれば体重への影響は少ないですが、食べすぎには注意が必要です。ゆっくりよく噛んで楽しみながら食べるようしましょう。
②21時を過ぎたら賢く選ぶ
野菜料理を中心に
21時を過ぎたころから糖質の代謝能力が衰えてくるので、野菜料理を中心にしましょう。特に時間が遅くなればなるほど、糖質は代謝されにくくなります。ひとつの目安として、21時以降は炭水化物系のおつまみは控えるようにしましょう。
食材の原型に近い料理を
それ以外の食べる順番は、基本の食べ方と同じです。ただし、遅い時間帯になるときは、できるだけ食材の原型に近い料理を選ぶようにします。そうすることで、余分なカロリーをカットすることにもつながります。 【例】 野菜料理(副菜):枝豆、スライストマト、きゅうりの酢の物など メイン料理(主菜):湯豆腐、刺身、鶏肉の炭火焼き、赤身肉のステーキなど
③〆のラーメンやスイーツへの欲求対策をする
翌日に後悔をしないように!
飲んだあと〆を食べてしまい、翌日後悔するという方もいらっしゃるのではないでしょうか?〆が食べたくなるのは、肝臓の糖質不足が考えられます。肝臓は、糖質をエネルギーにして働き、さらに緊急時に備えて糖質を蓄えています。
飲み会に向けて、ランチで対策!
しかし、お酒を飲んで肝臓がアルコールを分解することで、蓄えられていた糖質すらエネルギーとして使いきってしまうことがあります。すると、素早くエネルギーになるラーメンやスイーツが欲しくなってしまうのです。こんな場合には、お昼ごはんの食べ方を見直すことで予防することができます。 ▶【お酒をガマンしなくてもOK!】管理栄養士直伝!お酒を飲んでも太らない一工夫とは?
家で飲むときのおすすめレシピはこちら!
居酒屋で飲むときはもちろんですが、家で飲む時もおつまみは気をつけたいものです。最後に、手軽に作れて低カロリーなおつまみのレシピをご紹介します。
納豆レタスの酢トマト添え
たんぱく質が摂れる簡単なおつまみレシピです。 ▶「納豆レタスの酢トマト添え」レシピはこちら
椎茸のカッテージチーズ焼き
低カロリーで塩分控えめ。ビタミンDやカルシウムが豊富なのも嬉しいレシピです。 ▶「椎茸のカッテージチーズ焼き」レシピはこちら
まとめ
いかがでしたか?お酒をガマンするのではなく、おつまみを賢く選んで食べることで、体重への影響も少なくダイエット中でも安心ですよ。楽しいお酒にするために、今回ご紹介したポイントを参考にしながらおつまみ選びを一工夫してみてくださいね♪ 【嗜好品ランキング】管理栄養士が選ぶおすすめの「お酒」は?
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著者
酒井 葉子(管理栄養士、東京糖尿病療養指導士)
幼少期にアトピー性皮膚炎で悩み、身体の内側から見直す必要性を感じて管理栄養士に。大学卒業後は、給食管理業務や医療機関での栄養指導に携わり、現在は保健指導やコラムの執筆に従事。食を通して、充実した毎日のサポートを行ってまいります。