【果物=ヘルシー?】ダイエット中の効果的な食べ方&タイミング
果物は「ヘルシー」だからと、ダイエット中にたくさん食べていませんか?お肌によさそうだし風邪予防にもなりそう!といつもデザートに食べていませんか?果物は食べ方を間違えると、太る原因になりやすい食べ物です。果物をダイエットの味方にする、正しい食べ方を解説します!
2024年05月15日
果物に含まれる栄養の特徴
果物は野菜に置き換えられない
果物には糖質が多く含まれます。その他補える栄養素はビタミンC、カリウム、食物繊維などです。これらは果物の種類によっても差があり、ビタミンCはその差が大きくなります。野菜には様々なビタミン、ミネラル、食物繊維などが多く含まれ、さらに抗酸化物質も含まれます。 果物と野菜では、含まれる栄養素が違いますので、野菜との置き換えはできません。ヘルシーだし手軽だからといって、果物を野菜の代わりや食事の代わりに食べると、栄養バランスが崩れて脂肪が燃えにくくなります。太る原因につながりやすくなるので、野菜の代わりに食べないようにしましょう。
果物のカロリーは?
カロリー一覧を見てみましょう
果物には糖質が多く含まれるので、野菜に比べるとカロリーは高くなります。食後のデザートに毎回食べていると、カロリーが重なり太る原因にもなりますので注意が必要です。 いつも食べている果物のカロリーを一度確認してみましょう!
分量を見極めよう
いつも食べている果物のカロリーはどうでしたか? この表の重量は、皮や種などを取り除いた食べられる部分(可食部)の重量です。自分がいつもは表の目安量の半分を食べていたら、カロリーを半分にして確認しましょう。
果物のおすすめの食べ方は?
ダイエット中の間食にぴったり
果物には本来の甘さがありますが、ケーキやチョコレートなどを食べてしまうよりはカロリーがありません。ダイエット中におやつが食べたくなったら果物を選ぶのが賢い選択です。ヨーグルトやコーンフレークと組み合わせてもいいですね! その他、果物にはクエン酸やリンゴ酸などの酸が含まれます。これらは疲労回復が期待できる成分です。疲れたときに、心と体を癒すにはぴったりです。
果物を食べるタイミングは?
3食の中で食べるなら「朝」
果物に含まれる糖質は主に果糖やブドウ糖。これらは、からだにすばやく吸収されるのが特徴です。糖質は体に長く貯めておくことができないので、朝のからだは糖質切れの状態。果物はそんな朝のからだにすばやく糖質を補うことができます。
夜よりも、「朝」!
朝すばやく糖質が吸収されると、からだは一気に目覚めて代謝がスタートします。代謝のスタートが早ければ早いほど、1日の代謝量が増え、その日の消費カロリーが増えます。ダイエット中は、からだの代謝を早めにスタートさせることがポイントです。 そのため、果物を朝食べると効果的です。ところが、夜に食べてしまうと、糖質は脂肪になりやすく、蓄積しやすくなります。果物を食べるなら断然「朝」。夜に食べたいときは、なるべく早めに食べましょう。
手軽に食べるために
朝時間がない場合は、夜のうちに果物を食べやすくカットしておくのがおすすめです。夜食べてしまわずに、保存容器に入れて冷蔵庫で保存しておきましょう。朝でもパパっと簡単に食べることができます。 ただしカットしたフルーツは傷みやすくなりますので早めに食べ切りましょう。
甘い果物も我慢しない!
上手に取り入れましょう
旬の果物は色鮮やかで、見た目も華やか。味も甘くて爽やかで、食後には食べたくなります。効果的に食べるとダイエットの味方になりますが、食べるタイミングを間違えるとダイエットの敵になってしまいます。 正しく食べて、果物で効果的にダイエットしましょう!
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著者
原 美香(管理栄養士)
食べることが大好きで大学で栄養学を学ぶ。卒業後は食品会社を経て、管理栄養士の会社で特定保健指導、スーパーや惣菜店のメニュー開発等に携わる。現在はオンラインでのコラムを執筆中。1男1女の母としても奮闘中!生活を楽しく豊かにしていく食事を目指しています!