【効率よくダイエット!】プロテイン乳製品で筋トレ効果UP
最近よく見かける「高たんぱく質ヨーグルト」や「プロテインドリンク」ですが、みなさんはどういった場面で活用されているでしょうか。今回は、ダイエット中に効率よく活用する方法についてお伝えいたします。
2024年12月02日
プロテインについて知ろう!
プロテインって何?
プロテインは、日本語に置き換えると「たんぱく質」のことをいいます。肉や魚、卵、大豆製品、乳製品に多く含まれる栄養素で、身体や臓器、髪の毛などのもとになる栄養素です。日本では、一般的に「プロテイン」というと、栄養補助食品(サプリメント)を指しています。
プロテインの種類
栄養補助食品としてのプロテインは、牛乳由来のホエイプロテインとカゼインプロテイン、大豆由来のソイプロテインの3つに分けられます。
ホエイプロテイン
ホエイとは乳清のことで、ヨーグルトの上澄み液としてご存じの方も多いのではないでしょうか。ホエイは牛乳たんぱく質の約20%を占めており、水に溶けやすい性質があります。また、吸収が早いことが特徴です。
カゼインプロテイン
カゼインプロテインはホエイプロテインとは異なり、水に溶けにくいという性質があります。そのため、吸収がゆっくりと行われるため、満腹感の維持にも効果が期待できます。
ソイプロテイン
大豆に含まれるプロテインで、カゼインプロテインと同様、吸収がゆっくりなのが特徴です。牛乳に対してのアレルギーがある方には、大豆由来のソイプロテインがおすすめです。
種類豊富!高プロテイン製品
牛乳由来の製品
現在、一般的な粉のプロテインの他、食べるヨーグルトタイプや飲むヨーグルトタイプ、バータイプなど、様々な形態で高プロテインの製品が販売されています。これらの製品、ダイエット中にはどのように取り入れたらよいのか、みていきましょう。
ダイエット中に活用したい高プロテイン製品
どんな場面?
ダイエットの方法の一つである、筋力トレーニング(筋トレ)。この筋力トレーニングは、運動をすることで消費エネルギーを増やすことができますが、同時に、筋肉量を増やすこともできるため、基礎代謝を上げ、運動をしていないときでも、消費エネルギーが増えるといった嬉しい効果も期待できます。この筋トレの前後に、筋肉の材料となるプロテイン(たんぱく質)を摂ることで、効率よく筋肉UPにつなげていきましょう。
気を付けたいポイント
たんぱく質は、筋肉UPには欠かせない栄養素ですが、摂りすぎると、代謝しきれなかった分が体脂肪として蓄積されたり、たんぱく質の代謝産物をろ過する腎臓に大きな負担をかけたりします。日本人の食事摂取基準(2020年版)では、成人(18~49歳)のたんぱく質目標量は、摂取エネルギーの13~20%としており、その範囲内で摂取することが大切です。
まとめ
基本はバランスのよい食事
いかがでしたか。高プロテイン製品はダイエット中の筋トレ時に、手軽にたんぱく質を摂ることができる嬉しい製品ですが、たんぱく質を分解して筋肉へ合成するまでには、ビタミンやミネラルといった栄養素も必要です。普段の食事も、バランスを意識して、高プロテイン製品は、プラスαで活用するのが理想的ですね。 【参考文献】 日本プロテイン協会/誰でもわかるプロテインの基礎知識 (https://japan-protein-association.com/knowledge/?_ga=2.208524818.1092190477.1652703634-531147523.1652703634) 閲覧日:2024年7月11日 日本人の食事摂取基準(2020年版)P126 (https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586553.pdf) 閲覧日:2024年7月11日
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著者
山田 みゆき(管理栄養士)
大学卒業後、管理栄養士を取得。高齢者施設に入職し、給食管理・栄養管理を行う。現在はオンラインでの食事指導やコラム執筆にも携わる。二児の母となり、日々の食事の大切さを改めて実感。「おいしく食べて健康に」をモットーに、食事の楽しさ、栄養の大切さをお伝えしていきます。