【汗から肌を守る!】汗の働きと肌荒れの予防法とは
暑い夏がやってきました。この時期、気になるのが「汗」ですね。洋服の汗じみや、化粧崩れなど、ネガティブなイメージになりやすい汗ですが、ちゃんとした役割があるのをご存じでしょうか。今回は、汗の働きと、汗による肌荒れを防ぐのに効果的なレシピをご紹介いたします!
2024年07月24日
汗について知ろう
汗とは
汗は、エクリン汗腺から作られる透明な低張の体液で、pHは4.0~6.8の弱酸性に保たれています。主な構成成分は塩化ナトリウムやカリウムなどの電解質や、尿素、ピルビン酸、乳酸など多くの物質です。また、使用した化粧品や薬剤なども、汗の成分として排出されます。
汗の働き
汗は、皮膚の表面で体温調整や生体防御、保湿など、皮膚の状態を健康に保つ働きをしています。特に、汗が皮膚から蒸発する際に生じる気化熱は、体温を低下させるため、熱中症の予防にもつながります。
汗を放置すると肌荒れの原因にも
汗は、身体にとって良い働きをすることをお伝えしてきましたが、汗にはデメリットもあります。それは、汗をかいたまま長時間放置すると、皮膚の表面が汗に覆われて汗腺がふさがるため、あせもなど肌荒れの原因になります。あせもを予防するには、汗をかいたら、シャワーで洗い流したり、濡れたタオルなどでふき取ることが重要です。また、衣類が汗で濡れている場合は、着替えることもポイントです。
汗から肌を守るために
体の中からケアをすることも大切
汗から肌を守るためには、皮膚を健康に保つことも大切です。皮膚を健康に保つために必要な栄養素をご紹介いたします!
たんぱく質
たんぱく質は、肌だけでなく、筋肉や髪の毛など、身体を構成する要素として大切な栄養素です。肉や魚、卵、大豆製品に多く含まれています。
ビタミンA
ビタミンAは目や皮膚の粘膜を健康に保ったり、抵抗力を高めたりする働きが期待できます。レバーやウナギ、人参などの緑黄色野菜に多く含まれています。
ビタミンC
肌のハリを保つために必要なコラーゲンの生成に関与する栄養素で、紫外線から肌を守る効果も期待できます。野菜や果物、芋類に多く含まれています。次は、肌を健康に保つ効果が期待できる、おすすめレシピをご紹介いたします!
肌を健康に保とう!おすすめレシピ
低脂質でも満足!鶏むね肉とおろしねぎのすだち酢かけ
すだちやれんこんには、お肌に嬉しいビタミンCが豊富に含まれています。さっぱりとした味付けで、今の時期にピッタリな一品です。 「低脂質でも満足!鶏むね肉とおろしねぎのすだち酢かけ」のレシピはこちら!
カリフラワーとトマトのマリネ
赤と白のコントラストが食欲をそそります。トマトにはビタミンAの一種であるβ-カロテンが、カリフラワーにはビタミンCが豊富に含まれています。 「カリフラワーとトマトのマリネ」のレシピはこちら!
かぼちゃとさつまいもの洋風煮
甘みがあるかぼちゃとさつま芋の煮物で、デザート感覚としてお召し上がりになるのも○。ビタミンCや食物繊維が豊富に含まれています。 「かぼちゃとさつまいもの洋風煮」のレシピはこちら!
まとめ
肌を守りながら気持ちの良い汗をかこう
いかがでしたか。汗をかきやすい今の季節、身体の中から肌を守りつつ、気持ちの良い汗がかけると良いですね。 【参考文献】 健康長寿ネット/健康長寿とは/栄養素/三大栄養素のたんぱく質の働きと1日の摂取量 (https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/tanpaku-amino.html) 閲覧日:2023年5月1日 健康長寿ネット/健康長寿とは/栄養素/ビタミンAの働きと1日の摂取量 (https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/vitamin-a.html) 閲覧日:2023年5月1日 健康長寿ネット/健康長寿とは/栄養素/ビタミンCの働きと1日の摂取量 (https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/vitamin-c.html) 閲覧日:2023年5月1日
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著者
山田 みゆき(管理栄養士)
大学卒業後、管理栄養士を取得。高齢者施設に入職し、給食管理・栄養管理を行う。現在はオンラインでの食事指導やコラム執筆にも携わる。二児の母となり、日々の食事の大切さを改めて実感。「おいしく食べて健康に」をモットーに、食事の楽しさ、栄養の大切さをお伝えしていきます。