【ダイエット中こそ!】常備菜を活用しよう!
ダイエットを始めよう!と張り切っても、食事量をただ落とすだけでは一時的な減量にしかならないことがほとんどです。その原因の1つは栄養バランス。今回は、管理栄養士がダイエット中に活用したい常備菜について解説します。
2024年06月21日
常備菜とは?
便利アイテム
常備菜とは、日持ちする料理などをまとめて作っておく「作り置き」をすることです。この作り置きは、ダイエット中の強い味方になりますよ。
常備菜のメリット
時短になる
ダイエット中はヘルシーな食事を作ろうと意気込んでいる方もいらっしゃるかと思います。しかし、料理に時間をかけすぎてしまうと、どんどんダイエットがつらくなってしまうでしょう。常備菜をまとめて作っておけば、すべての料理に時間をかけなくても、栄養バランスを整えやすくなります。
栄養バランスが整いやすくなる
ただ食事量を減らすだけでは、栄養バランスが偏ってしまうことがほとんどです。特に、ダイエット中はカロリーを控えめにしつつ、筋肉の維持に必要なたんぱく質や、エネルギー代謝に必要なビタミンやミネラルなどもまんべんなく補給する必要があります。 それぞれのおかずを常備菜として作り置きしておけば、その日の料理に不足している料理を食卓にプラスことができるので、不足しそうだった栄養素を補えます。
毎日頑張らなくてよい
栄養バランスを整えようとして食材や総菜をその都度買い足していくと、意外と価格が高くなってしまいます。また、ダイエットの一環として運動に時間を使いたいという方も多いでしょう。食事は作り置きをしておいて、時間と心に余裕を作ることもダイエットへの近道です。
用意すべき常備菜のポイントは?
副菜のおかずを準備する
野菜、海藻、きのこ類などの副菜は、不足しやすいビタミン、ミネラル、食物繊維の補給のために必ず常備しておきたいです。副菜を常備するときのポイントは、調理する際にカロリーオーバーの原因になる調理油を使いすぎないことです。使用する場合は少量を心がけてみましょう。
彩りを意識する
副菜の常備菜は、赤、緑、黄色、茶色など異なる彩りを意識して作っておくとよいですよ。盛り付けた時の見た目が鮮やかになるだけではなく、彩りを豊かにすることで栄養バランスも整いやすくなると言われています。
主菜のおかずを準備する
ダイエットのためにヘルシーな副菜を中心に準備したけれど、主菜のたんぱく質がなかった!と後から気がつくこともありますよね。たんぱく質補給になる常備菜も1,2品準備しておくと安心です。
味付けせずにゆでておく
野菜や肉なども、特に味付けせずにゆでておくだけでも立派な常備菜に!例えば、買ってきたキャベツの千切りに、まとめてゆでておいたブロッコリーやアスパラ、ゆで鶏をトッピングするだけでも立派なおかずになります。 スープや味噌汁に具材をプラスしたり、朝食のトーストに乗せて焼くだけでも主菜や副菜が摂りやすくなります。
お弁当もラクラク!
小分けにしておくと便利!
ダイエット中に外食やコンビニなどを利用するのもよいですが、意外とカロリーが高くなってしまったり、栄養バランスを整えようと組み合わせると予算オーバーになることも…。 常備菜を小分けにしておけば、朝のお弁当作りもつめるだけで楽にできます。もちろん、自宅で食べる時も小分けになっていれば一回量で食べる量が決まるので、食べ過ぎ防止にもなります!
まとめ
常備菜を活用しよう
ダイエット中の食事作りは、毎日頑張りすぎなくてよいですよ。常備菜を活用し、栄養バランスを整えて、ゆとりをもったダイエット生活を送りましょう。 【参考文献】 文部科学省「食品成分データベース」 https://fooddb.mext.go.jp/
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著者
丸山 まいみ(管理栄養士、公認スポーツ栄養士)
家庭の料理を通じて食に魅力を感じ管理栄養士となる。診療所での栄養指導、特定保健指導、スポーツ選手に対する栄養教育に携わる。現在は、ひとりひとりの背景に合わせ、食の楽しさや可能性を伝えるためフリーランスとして活動中。