【料理を楽しく手軽に!】サバ缶を使ったアイディアおすすめレシピ

【料理を楽しく手軽に!】サバ缶を使ったアイディアおすすめレシピ

非常食として缶詰を保存しておくことが多いですが、サバ缶は非常食としてはもったいない!アイディア次第で、いろいろな料理に使えます。おすすめのレシピを5つ紹介します。ぜひ作ってみてくださいね!

2024年10月21日

サバ缶って?

サバ缶ってこんな食品

まず、港に運ばれてきたサバは内臓などが取り除かれて下処理されます。カットされたものが缶に詰められ、そこに調味液が入ります。蓋をして密閉されたものが殺菌されると、サバ缶の出来上がりです。 水煮、みそ煮が主流でしたが、最近ではケチャップやサルサ、レモンバジルなど、サバに合うさまざまな味が開発されています。水煮はいろいろな料理に使えるのが特徴です。味つけされたものは、缶を開ければそのままでもおいしく食べられて手軽です。もちろん料理に使うこともできます。 缶詰なので賞味期限が長いのも特徴の1つです。災害用としてだけでなく、常備食として保存しておけるので便利です。

サバ缶の栄養

EPAとDHAが豊富

サバには青魚の脂に多く含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)、IPA(イコサペンタエン酸)が豊富です。これらは多価不飽和脂肪酸といい、体内でつくり出すことができないため、食事から摂る必要のある必須脂肪酸です。中性脂肪を下げ、血栓を防ぐ効果があると言われているため、脂質異常症の予防が期待できます。

骨まで食べられてカルシウムが摂れる

生のサバを焼いたり煮たりして食べるときは、骨は残して食べないことが多いですよね。缶詰のサバは骨までやわらかく加工されているため、骨ごと食べることができます。そのためカルシウムを多く摂ることができるのです。 カルシウムは丈夫な骨や歯を形成しています。成長期の子供に大切な栄養素です。高齢期にはカルシウムが不足すると、骨がもろくなる骨粗しょう症の原因になります。日頃からカルシウムを意識して摂ることが大切です。

サバの缶詰のおすすめおつまみレシピ

鯖缶をつかった簡単みぞれ煮

サバの缶詰を使えば、和食のおかずも手軽に簡単に作れます。サバの缶詰は骨までやわらかく食べやすくなっているので、骨からカルシウムを摂ることができます。大根の葉にもカルシウムが多く含まれるので、骨粗しょう症が気になる方にもおすすめです。 ▶「鯖缶をつかった簡単みぞれ煮」レシピはこちら

さばのみそ煮缶を使ったピリ辛煮込み

時間がかかる煮込み料理も、サバ缶を使えば時短で作ることができます。みそ煮缶を使っているので、味付けも簡単。おつまみにもぴったりのレシピです。 ▶「さばのみそ煮缶を使ったピリ辛煮込み」レシピはこちら

鯖缶サルサ

サバの水煮缶で作ったサルサです。切って混ぜるだけの簡単おつまみ。レモンの果汁が爽やかな味にまとめています。 ▶「鯖缶サルサ」レシピはこちら

鯖缶のトマトチーズ煮

サバ缶とトマト缶の2種類の缶詰を使って、簡単にイタリアンが作れます。煮込む時間が必要ないので、忙しくて時間がないときでも作れるのがお手軽ポイントです。サバ缶と粉チーズからはカルシウムが多く摂れます。 ▶「鯖缶のトマトチーズ煮」レシピはこちら

さばの缶詰を使ってお手軽!野菜のチーズ焼き

電子レンジとトースターで火を使わずに作ることができます。野菜をたっぷり組み合わせて焼いているので、1品で栄養バランスがとれるボリュームあるおかずレシピです。 ▶「さばの缶詰を使ってお手軽!野菜のチーズ焼き」レシピはこちら

まとめ

もっとサバ缶を使いましょう

サバ缶は栄養価が高いことがわかりましたね。いろいろな料理に使うことができ、味付けも簡単、料理時間も少なくできる、万能な食材です。今回ご紹介したレシピを参考にもっとサバ缶を使ってみましょう。そしてもっと手軽に楽しく料理をしていきましょう! 【参考文献】 ・農林水産省/会見・報道・広報/aff最新号/20年8月号 (https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2008/spe1_03.html) 閲覧日;2024年6月30日 ・農林水産省/サバ缶ができるまで MARUHA NICHIRO (https://www.maff.go.jp/j/kids/kodomo_kasumi/2021/content/attach/pdf/syokusei-10.pdf) 閲覧日;2024年6月30日

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著者

原 美香(管理栄養士)

食べることが大好きで大学で栄養学を学ぶ。卒業後は食品会社を経て、管理栄養士の会社で特定保健指導、スーパーや惣菜店のメニュー開発等に携わる。現在はオンラインでのコラムを執筆中。1男1女の母としても奮闘中! 生活を楽しく豊かにしていく食事を目指しています!


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