【万能食材!】卵の栄養とおすすめレシピ

【万能食材!】卵の栄養とおすすめレシピ

目玉焼き、卵焼き、ゆで卵、茶わん蒸し…たくさんのレパートリーがある「卵」。冷蔵庫に常備している方も多いのではないでしょうか。実は、この卵、とても栄養価が高い食品なのです。今回は、卵の栄養とおすすめレシピをご紹介いたします!

2022年01月31日

卵の栄養

卵にはどんな栄養が含まれているの?

卵の栄養と言えば、「たんぱく質」が代表的なものですが、たんぱく質の他にも、脂質やビタミン、ミネラルなどいろいろな栄養素が含まれています。

アミノ酸スコア

あまり聞き馴染みのない「アミノ酸スコア」。これは、たんぱく質の量と必須アミノ酸が、食品中にバランスよく含まれているかどうかを、数字で表したものです。 必須アミノ酸は、約20種類あるアミノ酸のうち、体内で作り出すことができない9種類のアミノ酸のことをいいます。アミノ酸スコアが100だと、すべての必須アミノ酸をバランスよく含んでいることになります。 アミノ酸スコアが100である食材には、肉や魚などがありますが、実は、卵もアミノ酸スコアが100なのです!

卵は好き!だけど気になるコレステロール

そもそもコレステロールって?

卵に含まれる栄養素の一つとして、「コレステロール」があります。コレステロールと聞くと、「肥満」や「身体に悪いもの」というイメージがあると思いますが、そもそもコレステロールとは、体の中でどのような働きをしているのでしょうか。

やっぱりコレステロールが多いの?

コレステロールは脂質の一種で、細胞膜やホルモンのもとになります。体の中にあるコレステロールの約80%は体内で生産され、残り約20%が食事由来とされています。 また、食事から多くコレステロールを摂取した場合も、体内のコレステロールの量を一定に保つ機能があります。そのため、血液検査でコレステロール値に問題がない方ですと、卵のコレステロールは特に気にされなくても大丈夫です。

卵の豆知識

新鮮な卵の見分け方

卵の鮮度は、外見からではよくわかりません。殻を割って卵の卵黄と卵白を観察してみましょう。鮮度の良い卵は、卵黄がこんもりと盛り上がり、指でつまめます。反対に、卵黄が平べったく、卵白が大きく広がっているものは、鮮度が落ちている証拠です。 鮮度が落ちている場合は、生食は避け、目玉焼きや卵焼きなど、加熱調理がおすすめです。

固まる温度

卵黄と卵白は、それぞれ固まる温度が異なります。卵白は55℃付近から固まりはじめ、80℃付近で完全に固まります。卵黄は65℃付近で固まりはじめ、75℃付近で完全に固まります。 この特徴を活かすことで、卵白が完全に固まっていない「温泉卵」や、卵黄が完全に固まっていない「半熟ゆで卵」を作ることができます。温泉卵は、ぶっかけうどんや牛丼に、半熟ゆで卵はラーメンの付け合わせにおすすめです。 次は、卵を使ったレシピをご紹介いたします!

卵のおすすめレシピ

ふわふわ卵とシャキシャキみずなの酸辣湯

寒い季節には、あったかスープ!冷えた体も温まります♪ 「ふわふわ卵とシャキシャキみずなの酸辣湯」のレシピはこちら!

のせて焼くだけ!ココットで簡単目玉焼き

忙しい朝にもぴったり!野菜も摂れる嬉しい一品♪ 「のせて焼くだけ!ココットで簡単目玉焼き」のレシピはこちら!

カスタードぎっしりケーキ

レンジで簡単に作れるカスタード♪焼きたて熱々もよし、冷ましてもよし!のケーキをご堪能ください。 「カスタードぎっしりケーキ」のレシピはこちら!

まとめ

卵をおいしく食べよう

いかがでしたか?メイン料理からデザートまで、幅広く使用される「卵」。栄養価が高い卵を、これからもぜひ活用してくださいね♪ 【参考文献】 キューピー/食育活動/食に関する情報提供/おしえて!キューピー 卵のこと。 (https://www.kewpie.com/education/information/egg/) 閲覧日:2021年9月28日 グリコ/アミノ酸・BCAAで絶好調な毎日を/アミノ酸スコアとは。スコアが高い食品はどれ? (https://cp.glico.jp/powerpro/amino-acid/entry37/) 閲覧日:2021年9月28日

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著者

山田 みゆき(管理栄養士)

大学卒業後、管理栄養士を取得。高齢者施設に入職し、給食管理・栄養管理を行う。現在はオンラインでの食事指導やコラム執筆にも携わる。二児の母となり、日々の食事の大切さを改めて実感。「おいしく食べて健康に」をモットーに、食事の楽しさ、栄養の大切さをお伝えしていきます。


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