【食べ方次第でパワーアップ!】管理栄養士も注目の「鮭缶」の魅力3つ
最近メディアでも頻繁に取り上げられていて話題の「魚の缶詰」。その中でも「鮭缶」は、美味しくて良質なたんぱく源として重宝するだけでなく、アンチエイジングにも嬉しい食材だということをご存知でしたか?今回は、魅力たっぷりの「鮭缶」について管理栄養士がご紹介していきます!
2022年08月30日
鮭缶ってどんな食材?
鮭缶は、捕れた鮭を新鮮なまま、すぐに缶詰に加工しているため、美味しさも栄養も抜群です。生の魚を丸ごと調理するのは大変ですが、魚の缶詰なら下処理いらずで、料理の際にとても重宝しますよね。味付けは薄く塩味がついているだけなので、どんな料理に使っても良く合います。値段が安定しているという点も嬉しいですね。
鮭缶の3つの栄養を管理栄養士が解説!
1.良質なたんぱく質源!
鮭缶は低脂質、高たんぱくで良質なたんぱく質源です。たんぱく質は、筋肉だけでなく、美しく健やかな美肌、髪の毛、爪などを作るためにも欠かせない栄養素です。
2.骨まで丸ごと!カルシウム
鮭缶は骨まで丸ごと食べられるため、現代人に不足しがちなカルシウムもしっかり摂ることができます。さらに、カルシウムの吸収を助けるビタミンDも一緒に摂れるのも嬉しいポイントです!
3.大注目の抗酸化成分!アスタキサンチン
鮭の赤い色は、「アスタキサンチン」という成分によるものです。このアスタキサンチンは、ただの赤い色素ではなく、強い抗酸化力を持つアンチエイジングや免疫力アップにとてもうれしい成分なんです! 抗酸化力を持つ成分というと、ビタミンCやビタミンEが良く知られていますが、アスタキサンチンはそれを上回る抗酸化力を持っていると言われており、今大注目の成分なんですよ。
鮭缶の魅力を丸ごといただきます!管理栄養士おすすめの食べ方とは?
汁ごと使ってうまみも栄養も余すことなく有効利用!
鮭缶は、鮭の身だけでなく汁ごと使うことで、汁に溶け出たうまみ、そして栄養分も余すことなく摂ることができます。お味噌汁や炊き込みご飯などの具として汁ごと使えば、うまみも栄養価も普段より格段にアップした一品に早変わりです。
トマト&油と一緒に摂って吸収率UP!
鮭に含まれるアスタキサンチンと同様に、トマトに含まれるリコピンという成分も強い抗酸化力を持っており、この二つを一緒に摂ることでお互いにさらに効果を高めあいます。 また、アスタキサンチンもリコピンも油に溶けやすいという性質があるため、油と一緒に摂ることでより吸収率が高まります。 そこでおすすめなのが「鮭とトマトのパスタ」です。鮭缶とトマト、そしてオリーブオイルを合わせたソースにパスタをからめて、アンチエイジング&免疫力アップにぴったりな一品の完成です!
まとめ
いかがでしたか?下処理いらずで調理も簡単、健康にも、そしてアンチエイジングにも嬉しい鮭缶は、管理栄養士もおすすめの食品です。アレンジレシピも豊富にあるので、早速今夜のおかずに取り入れてみてくださいね。
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著者
谷口 美希(管理栄養士)
食べることと料理が大好きで、大学で栄養学を学ぶ。卒業後は管理栄養士として老人ホームや健診センターに勤務。現在は、特定保健指導やオンラインでの栄養指導、コラムの執筆などに携わっており、栄養の面からたくさんの方の健康を支えていくことを目指しています。