【むくみ解消に効果あり】意外と知らない「銀杏」の嬉しい栄養って?
秋になるにつれて、道端に良く落ちている「ぎんなん」は栄養が豊富な食べ物ということをご存知ですか?しかし、栄養が豊富だからといって食べ過ぎには注意が必要です。今回は秋の味覚であるぎんなんの魅力についてご紹介します。
2020年10月04日
ぎんなんとは
秋になるとイチョウの木の下によく落ちている「ぎんなん」。通常の木とは異なりイチョウの木には雄と雌があり、そのうちの雌の木にぎんなんが実ります。ぎんなんは悪臭を放つことでもよく知られていますよね。道に落ちている実を踏んでしまい臭いがついてしまった方も多いでしょう。 各地にイチョウ並木がありますが、臭いが原因でぎんなんが実らない雄の木だけを植えられている場所もあるようです。 ▶選抜!【夜食・ダイエット中】おすすめのきのこレシピ4選ご紹介
ぎんなんに含まれる栄養素とは
ダイエットの大敵!むくみ予防
ぎんなんにはカリウムが豊富に含まれています。カリウムには、体内の余分なナトリウムの排出を促し体内の水分バランスを調節するため、高血圧予防やむくみの解消にも効果が期待できるとされています。ダイエット中のむくみにお悩みの方には必要な栄養素ですね。
体も心も健康に
ぎんなんは、パントテン酸が含まれています。パントテン酸は、炭水化物とたんぱく質、脂質の三大栄養素の代謝を助けエネルギーを作り出します。他にもストレスを和らげるホルモンの分泌を促し、ストレスへの対抗力を高めて健康を維持することに役立ちます。このため、心身ともに欠かすことのできない栄養素と言えるでしょう。
美容にも効果的
ぎんなんにはビタミンAやビタミンC、ビタミンEなども含まれています。ビタミンCやEはメラニン色素の沈着を予防し、シミやそばかすなどの肌トラブルの予防に繋がります。また、ビタミンAは皮膚の新陳代謝を促進させると言われており、いずれも肌を美しくするために欠かせない栄養素ばかりです。 ▶【ぽっこりお腹を解消!?】ダイエット中には「さつまいも」がおすすめな理由って?
食べ過ぎには注意
栄養が豊富なぎんなんですが、食べ過ぎは中毒になってしまう恐れがあります。ぎんなんの過剰摂取によりビタミンB6の働きを妨害してしまうため、けいれんや呼吸困難などの中毒症状を起こす恐れがあります。 そのため、食べすぐには注意しましょう。特に解毒能力が弱い子どもの摂取には十分に気を付けましょう。もし、中毒症状が出た場合は、速やかに病院へ向かうようにしましょう。
最後に…
ぎんなんは栄養も豊富で様々な料理に使われていています。ぎんなんの美味しい食べ方としては、茶わん蒸しの具材として使われるのはもちろん、シンプルにそのまま焼いて塩を振って食べたりしてもいいでしょう。ついつい食べ過ぎてしまうと中毒になる危険性もあるので食べる量は気を付けましょう。
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著者
DietPlus管理栄養士(管理栄養士)
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