美白ケアの落とし穴!ビタミンD不足には、シイタケを〇〇するべし!!

美白ケアの落とし穴!ビタミンD不足には、シイタケを〇〇するべし!!

骨や歯の形成に必要なビタミンDは食べ物で摂るほか、紫外線を浴びることで、肌でも作られます。日差しの弱い冬、またUVケア完璧の美白女性は一年中ビタミンD不足の可能性アリ! 誰でもできるちょっとした方法で食品のビタミンDを高めるコツをご紹介します。

2016年01月22日

ビタミンDが足りないと、どうなるの?

骨や歯が弱くなり骨粗鬆症の原因となることも!

ビタミンDはカルシウムの吸収に不可欠なので、ビタミンDの不足状態が長時間続くと、骨粗鬆症の原因となり、骨折しやすくなります。

ビタミンDは何から取れるの?

ビタミンDは食べ物では魚とキノコに含まれ、卵には少量含まれています。言い換えれば魚とキノコにしか含まれていないビタミンです。また紫外線を浴びることで、皮膚からも作られます。 ビタミンDが豊富な食品は、鮭、あんきも、さんま、ウナギのかば焼きなど脂がのった魚や、白きくらげや干ししいたけ、しいたけです。

ビタミンDを増やすワザとは?

「しいたけを干すべし」

しいたけには、紫外線に当たることでビタミンDに変わる「エルゴステロール」という成分が含まれています。しいたけはそのまま食べてもエルゴステロールのままで、ビタミンDは摂取できません。調理する前に2~3時間日光に当てることでエルゴステロールがビタミンDに変化してビタミンDを摂ることができるようになります。 市販の干ししいたけは天日干しでなく、熱風で乾燥させているものもありますので、生しいたけ同様日光に当てましょう。エルゴステロールはひだひだ部分に多いため、裏返しで日光浴させるのが◎

他にも重要な働きをするビタミンD

最新の研究では、ビタミンDは骨の形成のみならず、高血圧低下作用や、抗腫瘍作用、生活習慣病の予防など、重要な働きをすることがわかってきました。インフルエンザなどウイルスと戦う抗菌タンパク質の合成にもビタミンDが関与しているということも注目されています。 紫外線の弱いこの季節には、特に食事でビタミンDを摂りたいものです。そして美白・美肌のみなさま! 強くしなやかな女性を目指して、将来の骨粗鬆症の予防のためにも、是非しいたけに日光浴させてから食べるようにしましょうね。

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著者

水谷 俊江(管理栄養士)

南米、北米で10年間生活した中で、改めて日本人の食文化の偉大さを感じました。美容クリニックでのダイエット指導、特定保健指導での相談業務に携わり、現在では「食」をテーマにしたコラムを執筆しております。世界の食文化と同じように、お一人お一人のお食事の環境や歴史は異なります。今の生活の中で無理なく太る習慣が改善できる方法をオートクチュールで提供いたします。


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