【月を愛でる日本の伝統行事】お月見をより楽しむおすすめレシピ5選
秋の定番行事と言えば「お月見」です。しかし、お月見の由来やおだんごを供える意味などを知らないという方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、お月見の基礎知識や、お月見のときに楽しみたいおすすめレシピを紹介いたします!
2020年10月01日
お月見の基礎知識
お月見ってどんな行事?
お月見はその名の通り月を眺めて楽しむ行事です。お月見と言えば、「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」や「十五夜(じゅうごや)」という言葉を思い浮かべる方も多いのでは? これらは旧暦の8月15日の夜のことをさしており、1年のうちで最も月が美しい日とされています。旧暦は現在の暦にあてはめると毎年ずれが生じるため、十五夜は9月中旬~10月の上旬にやってきます。2020年の十五夜は10月1日となっています。 また、十五夜=満月の日というイメージですが、必ずしも満月の日にあたるわけではなく数日ずれることもあります。2020年も、十五夜の次の日である10月2日が満月になります。
お月見におだんごやすすきを飾る理由とは?
お月見は月を楽しむだけでなく、収穫に感謝するという意味合いもあります。穀物の収穫に感謝し、米を粉にしておだんごを作って月にお供えしたことから、お月見の際にはおだんごを供えて食べるという習慣が定着していきました。 また、稲穂は穂が実る前なので、代わりにすすきを稲穂に見立てて飾ったと言われています。さらに、すすきは神様の宿り場になると考えられており、災いから収穫を守り豊作を願うという意味合いもあります。 【6月16日は「和菓子の日」】今こそ知ってほしい和菓子の魅力を徹底解説!
お月見気分を盛り上げる!おすすめレシピ
包丁いらず!お月見きのこそば
卵を月に見立てたお月見そばです。きのこを加えたそばは低カロリーで満足感がありますし、食物繊維もたっぷり!きのこの香りや旨味を楽しめる一品です。 ▶「包丁いらず!お月見きのこそば」の作り方を見る
和風トマトのお月見パスタ
カットトマトとめんつゆを使った、さっぱりとした味わいの和風パスタです。うずらの卵の目玉焼きをトッピングすることで、見た目も可愛く仕上がりますよ。 ▶「和風トマトのお月見パスタ」の作り方を見る
お月見けんちん汁
白玉入りの具だくさんけんちん汁です。もちもちとした白玉や歯ごたえのあるごぼう、しめじなどを使い、食べごたえ満点です! ▶「お月見けんちん汁」の作り方を見る
長芋あん団子
もち米の代わりに長芋を使った、ヘルシーなあん団子です。低カロリーなので、ダイエット中でも安心して楽しめます。食物繊維が豊富な点もうれしいですね。 ▶「長芋あん団子」の作り方を見る
かぼちゃとお豆腐のもちもち団子
白玉粉に豆腐とかぼちゃを加えた、栄養価の高いお団子です。豆腐には女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボン、かぼちゃには抗酸化ビタミンが豊富なので、美容にも良い効果が期待できますよ。 ▶「かぼちゃとお豆腐のもちもち団子」の作り方を見る
まとめ
おいしい&ヘルシーなメニューでお月見を楽しみましょう!
お月見は日本の伝統的な行事です。今年の十五夜はお月見メニューを楽しんでみつつ、美しい月を眺めながらロマンティックな夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。 出典:お月見・十五夜の過ごし方、楽しみ方 All About アクセス日:2020年8月4日 (https://allabout.co.jp/feature/sp_moon/) 【和食の定番】今が旬の「さんま」にはダイエット効果がある?
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著者
藤井 歩(管理栄養士)
大学卒業後、給食委託会社・健康関連企業での勤務を経て、現在はフリーランスの管理栄養士としてオンラインでの栄養指導業務、特定保健指導、コラム執筆など栄養関係の様々な業務に携わっています。