【実は美容にも◎】タコの魅力とおすすめな簡単レシピ3選

【実は美容にも◎】タコの魅力とおすすめな簡単レシピ3選

コリコリと歯ごたえのあるタコ。噛めば噛むほど旨味が出るタコは、意外にも栄養がたくさんあるのをご存知ですか?今回、管理栄養士が、美容や健康に良いタコの栄養成分やカロリー、また、タコを使った簡単なレシピを3つ紹介したいと思います。

2019年04月23日

タコのカロリーは低い?

タコのカロリーは種類にもよりますが、だいたい100gで約70kcalです。70kcalと聞いて、高いのか低いのかピンとこない方もいると思います。そこで、同じ重さの100gでたんぱく質を多く含む他の食品のカロリーをまとめてみました。 牛肉(輸入肉)のもも肉(皮下脂肪なし):約150kcal 若鶏肉のもも肉(皮付き):約200kcal 鮭:約130kcal さば:約250kcal イカ:約80kcal 以上から見ても、タコのカロリーは低いことがわかりますね。

タコの栄養成分と効能は?

栄養成分1:タウリン

栄養ドリンク剤にもよく使われているタウリン。このタウリンは、私たちの体内では充分に作り出せないため、食材から摂取する必要があります。タコ以外にも、イカ、貝類など軟体動物に多く含まれています。

タウリンの効能

コレステロールを減らす作用があり、また、疲労や視力の回復、高血圧予防など、様々な効果があると言われています。また、疲労が溜まると、健康や美肌にも影響を与えます。

栄養成分2:たんぱく質

たんぱく質は、炭水化物、脂質を含む三大栄養素の1つで、肉、魚、卵、大豆製品などの食品に多く含まれています。

たんぱく質の効能

筋肉、皮膚、髪の毛、爪などを構成し、生命の維持に欠かせない栄養素です。つまり、美肌だけでなく、美しい髪の毛、美しい爪も保つためには、たんぱく質なしでは、成り立ちません。

栄養成分3:ビタミンE

脂溶性ビタミンの1つで、油と摂取することで吸収率がよくなる栄養素です。しかし、脂溶性ビタミンであるため、サプリメントなどの過剰摂取には注意が必要です。

ビタミンEの効能

抗酸化作用があるだけでなく、免疫機能も高めます。皮膚の酸化を防ぐ事で、シミ、ソバカスなどの皮膚の劣化を防いでくれます。つまり、ビタミンEを意識して摂る事で、美肌効果が期待出来ます。

タコの選び方

では、低カロリーで、栄養価も高いタコですが、調理するなら、やはり美味しいタコを選びたいですよね。そこで、タコを選ぶ際のコツを2つ紹介したいと思います。

ポイント1:鮮度の良いタコの見分け方

ツヤがあり、暗い赤色が良いと言われています。

ポイント2:タコのオスとメスの違い

好みがありますが、一般的にメスの方がオスよりも、食感が柔らかい場合が多いと言われています。オスとメスの見分け方は、吸盤です。オスの吸盤は、大きさがまばらであるに対して、メスの吸盤は、大きさが揃っています。今まで、オスやメスの違いを意識されなかった方は、一度違いを楽しまれても良いですね。

タコを使った簡単レシピ

簡単レシピ1:新玉ねぎとタコのさっぱりマリネ

春が旬の新玉ねぎを使ったレシピです。材料を切って、調味料にいれて、冷蔵庫でねかすだけで仕上がる簡単な主菜です。 ▶︎「新玉ねぎとタコのさっぱりマリネ」のレシピはこちら

簡単レシピ2:魚介とアボカドのわさび和え

こちらも材料を切るのみですが、調味料に混ぜて約10分で出来るとても簡単レシピです。イカとタコでタウリンをしっかり取れる主菜になります。 ▶︎魚介とアボカドのわさび和えのレシピはこちら

簡単レシピ3:タコと山椒の炒めごはん

下処理がされている茹でダコを使う事で、フライパン1つで簡単に作る事ができます。また、山椒がアクセントになったいつもとは違った主食を作ってみるのも良いですね。 ▶︎「タコと山椒の炒めごはん」のレシピはこちら

まとめ

美容や健康に良いタコのカロリーや栄養成分、また、タコを使ったレシピを3つ紹介しました。これまで、タコを料理に使っていなかった方も、この機会に食卓に上がる出番を増やされてみても良いですね。

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著者

ウィリアムズ 早苗(管理栄養士)

大学卒業後、食品会社にてメニュー開発を経験。現在はオンラインでの栄養指導や、メディアでの執筆をしています。私たちが抱えている、食や健康に関しての問題点に注目し、それに向けての解決策の糸口となるようなお手伝いが出来る事をモットーにしています。


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