【話題沸騰!】管理栄養士直伝「たまねぎヨーグルト」を成功させるダイエットテクニックとは?

【話題沸騰!】管理栄養士直伝「たまねぎヨーグルト」を成功させるダイエットテクニックとは?

あの人気番組でも紹介されたことで話題の「たまねぎヨーグルト」。 試してみたけど毎日続けるのは難しい…という声を聞きます。そこで今回は、「たまねぎヨーグルト」の作り方や効能にプラスして、管理栄養士オススメ!毎日続けられるたまねぎヨーグルトテクニックを紹介します。

2018年10月24日

テレビで紹介された「たまねぎヨーグルト」まとめ

「たまねぎヨーグルト」材料と作り方

◆材料 たまねぎ1/2個(100g) ヨーグルト200g 塩小さじ1/2杯 ◆作り方 1.たまねぎを薄切りにして30分そのまま放置します。 2.ヨーグルトに切ったたまねぎと塩を混ぜたら出来上がり! たったそれだけで完成です。さらに、作ったらすぐに食べられます。ダイエットには、この量を2~3日程度で食べ切り、毎日続けるようにします。

『やせ酸』でやせる!

「たまねぎヨーグルト」がダイエットに良いという理由、効能は主に2つあります。 1つ目:ヨーグルトに含まれるビフィズス菌や乳酸菌は、腸内細菌を活性化させる。 2つ目:玉ねぎに含まれるイヌリンという成分によって腸内で「短鎖脂肪酸」を作りだし、この短鎖脂肪酸が腸内環境を改善させ、やせやすい体になる。 最近では短鎖脂肪酸のことを『やせ酸』と呼び、「玉ねぎヨーグルトダイエット」を「やせ酸ダイエット」と取り上げられ、注目・関心が集まっているようです。 ▶【管理栄養士が解説】話題の「菌活」でやせる方法とは?

管理栄養士おすすめ。もっと効く「たまねぎヨーグルト」テクニック

短鎖脂肪酸とは

「たまねぎヨーグルト」のダイエットに良いという理由は、腸内の短鎖脂肪酸を増やすということです。ヒトのカラダには、食物繊維を分解する酵素が備わっていないので、腸内細菌が体の中の食物繊維を発酵、分解してくれています。ビフィズス菌などの腸内細菌が水溶性食物繊維やオリゴ糖を発酵、分解する際に短鎖脂肪酸を産出するのです。

短鎖脂肪酸を増やすには?

「オリゴ糖や水溶性食物繊維を多く含んだ食べ物とビフィズス菌のヨーグルトを一緒に食べると、短鎖脂肪酸が増え、やせやすい体質を手に入れる。」というダイエット効果への期待が高まるということですね。 次に水溶性食物繊維を多く含んでいる食材を紹介します。

水溶性食物繊維を多く含む食材は?

「たまねぎヨーグルト」は水溶性食物繊維の一種「イヌリン」が豊富と紹介されていますが、たまねぎに含まれる水溶性食物繊維は特別に多いというわけではありません。 ◆1食分で水溶性食物繊維の多い食材 ・玉ねぎ(50g):0.2g ・ドライアンズ4個(30g):1.3g ・オートミール(40g):1.3g ・干しそば(75g):1.2g ・納豆(50g):1.2g ・ドライプルーン2個(30g):1.0g ・ごぼう(40g):0.9g ・西洋かぼちゃ(80g):0.7g ▶【食べてもやせる!】知って得する「食物繊維」のダイエットパワーとは?

生のたまねぎの苦手な人におすすめ!

「たまねぎヨーグルト」試してみたけれど、たまねぎのにおいが苦手で続かない・・・という方におすすめなのが、「オートミールヨーグルト」です。 水溶性食物繊維の多いオートミールやドライフルーツをヨーグルトに漬け込んでおくだけの作り方なので、簡単に自宅で作れます。 ▶「オートミール」についてはこちら 紹介しているレシピは牛乳ですが、同量のビフィズス菌ヨーグルトに漬け込むと短鎖脂肪酸を更に増やす効果が期待できます。

最後に

腸内環境は人それぞれ違います。テレビや口コミで紹介されたダイエット法をその通り試しても、効く人もいれば、全然効果がなかったという人ももちろんいます。そんな時はダイエットの効能、成分をみて自分でアレンジしてみてはいかがでしょう。情報を鵜呑みにせずリテラシーを持って読んでみると、自分に合う方法が見つかるかもしれません。皆さまの楽しいダイエットを応援しています。

【やせ習慣が身につく】管理栄養士が食生活をコーディネートするアプリって?

まずは無料でスタート♪食事を撮るだけ、プロから食事のアドバイスが届く!

  • 専属の管理栄養士がダイエットをサポート
  • 食制限なし!正しく食べて身につく「やせ習慣」♪
  • 管理栄養士が、写真を目で見て丁寧にアドバイス。AIではありません!
  • 「あってるかな?」そんな食事のお悩みを正しい知識でアドバイス

著者

水谷 俊江(管理栄養士)

南米、北米で10年間生活した中で、改めて日本人の食文化の偉大さを感じました。美容クリニックでのダイエット指導、特定保健指導での相談業務に携わり、現在では「食」をテーマにしたコラムを執筆しております。世界の食文化と同じように、お一人お一人のお食事の環境や歴史は異なります。今の生活の中で無理なく太る習慣が改善できる方法をオートクチュールで提供いたします。


カテゴリ別ニュース