【管理栄養士が教える】つい食べ過ぎている高カロリー食材ベスト3
「テレビを見ながら」「パソコンをしながら」「スマホをいじりながら」など、何かしながら食べている人は要注意。いつの間にか、ポッコリお腹になってしまうかも……。そこで今回は、知らないままに食べ過ぎているかもしれない、気をつけたい食材と対処法を管理栄養士が提案します。
2022年02月28日
テレビを見ながら、といえば…
1.スナック菓子・おせんべい
スナック菓子やおせいべいのカリポリ音。実はこの音がストレス解消にもってこいなのです。「一度食べだしたら止まらない」、「袋を一度開けたら、全部食べ切らなきゃ!」などと、なにかと理由をつけてカリカリ、ポリポリ食べていませんか? 止められない理屈が色々あるだけに、どうしても食べ過ぎてしまうということがありますよね。ちなみにポテトチップス20枚(約30g)あたりで約160kcal。だいたいコンビニのおにぎり1個分と同じカロリーです。厚焼きの塩せんべいや揚げせんべいも2枚程食べれば160kcal程度となります。
小袋になっているものを選んでみましょう
対処法は「小袋のものを1袋だけ」と決めてから食べること。食べる量はだいたい80kcalくらいを目安にすると良いでしょう。 ご飯の普通盛りは1杯分(約150g)でおよそ250kcal、子供用のお茶碗に変えれば1杯分(約100g)でおよそ170kcalです。普段食べているお茶碗の大きさを変えれば、およそ80kcalのスナック菓子やおせんべいなら調整できますね。
ひとりで一箱食べちゃう人も…
2.チョコレート
なめらかなくちどけが口に広がるチョコレート。チョコレートの誘惑は止まりませんよね。「気が付いたら一箱全部食べていた…!」なんてこともよく聞くお話しです。 1つが小さいアーモンドチョコレートでもおよそ25kcal。4つ食べたらすぐに100kcalになってしまいます。板チョコなら4かけ分(約15g)でおよそ90kcal。1枚分(約65g)を全部食べきってしまうと、およそ370kcalです。
早めに飲み物に切り替えましょう
チョコレートの食べ過ぎ対処法は、100kcal以内をあらかじめ出しておいて、残りはしっかりしまっておくこと。 もしそれでも食べたくなったら、温かいお茶やブラックコーヒー、紅茶に切り替えて、お口に広がるチョコの余韻を引きずらないように工夫すると良いでしょう。
カロリーだけでなく糖分にも要注意
3.ジュース・清涼飲料水
500mlのペットボトルの紅茶や甘さ控えめのジュースはおよそ160kcal。炭酸飲料や甘いジュースは200kcalを超えるものもあります。 カロリーだけの問題ではありません。ジュース200kcalの栄養素は大部分が糖分だと言われています。角砂糖に換算すると15個分〜20個分程にもなります。
ノンシュガーのものを選んでみましょう
対処法は、コーヒーはブラックに変え、紅茶はストレートに変えることです。慣れてくると、コーヒーや紅茶の風味がダイレクトに味わえ、美味しいと感じるようになりますよ。 また、緑茶や烏龍茶、ハーブティーでリラックスできるようになるといいですね。
まとめ
まずはチャレンジしてみよう
「テレビを見ながら」「仕事をしながら」などと、ながら食べすると自分でどのくらい食べたかわかりません。またそれは習慣で食べていることが多いのです。いつもの習慣を止められるか心配かもしれませんが、まずは3日間挑戦してみましょう。3日できたら、自分を褒めつつ、そのまま習慣にしてしまえばいいのです。 習慣を変えるのは難しそうですが大丈夫。まずやめることをやってみること。たまに食べるくらいならOKです。 今日から思い切って、減らすorやめることを、ぜひ試してみてくださいね。
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著者
DietPlus管理栄養士(管理栄養士)
「正しく食べてやせる」ダイエットを実践できる様々なダイエットサポートサービスを提供。個人の生活習慣からやせない理由を発見できる「ダイエット診断」ほか、コラム等でダイエット情報を配信。また、アプリ「ダイエットプラス」では、食事改善をメインとした管理栄養士によるダイエットサポートサービスを提供しています。