【貧血予防にも◎】旨味がたっぷり!「あさり」の豆知識とおすすめレシピ3選

【貧血予防にも◎】旨味がたっぷり!「あさり」の豆知識とおすすめレシピ3選

貝類の中でも低カロリー・低糖質な「あさり」。みそ汁や炊き込みご飯など様々な料理で楽しめる食材ですが、含まれている栄養やおいしく食べるための砂抜きの方法など、ご存じでしょうか?そこで今回は、あさりの豆知識やおすすめのレシピなどについて管理栄養士がご紹介します。

2022年03月19日

あさりの豆知識

あさりの味の決め手

あさりの選び方で重要となるのは殻の形をよく見ることです。横幅が広く殻の厚みが薄いあさりは、沖合で取れたものが多いため身が柔らかく上品な旨味を感じられます。

あさりの砂抜き

殻の表面をこすり合わせるようにして汚れをきれいに洗い落とします。海水程度の塩水(3%塩分)につけ、冷暗所に2~3時間置きます。夏場は冷蔵庫内に置きましょう。砂抜きした水を捨て、真水で軽く洗います。 調理する際は水から入れて煮詰めることで、より旨味を汁に溶出させることができます。

あさりの栄養

貧血予防に役立つ

あさりには全身へ酸素を送るために必要なヘモグロビンの構成成分となる鉄分、ヘモグロビンの生成を助けてくれるビタミンB12が豊富です。また、ビタミンCは鉄分の吸収を高めるとされています。ビタミンCが含まれている野菜や、レモンなどと一緒に食べると効率よく鉄分を吸収できます。

丈夫な歯や骨づくりをサポート

あさりには歯や骨を丈夫にするために必要なカルシウムも含まれています。カルシウムが不足すると歯や骨がもろくなり、特に閉経後の女性は骨粗鬆症が起こりやすくなります。ぜひ日常的にあさりを取り入れて、カルシウムの不足を防いでいきたいですね。

肝機能を強化

栄養ドリンクにも含まれているタウリンは、あさりにも豊富に含まれています。タウリンには心臓や肝臓の機能を高める、コレステロールを減らす、高血圧の予防など様々な効果があるとされています。

あさりを使ったおすすめレシピ3選

あさりと生揚げのガーリックバター蒸し

あさりや生揚げには鉄が豊富に含まれており、鉄欠乏性貧血の予防につながります。ガーリックを効かせた洋風な味付けは、あさりとの相性が抜群です。 ▶「あさりと生揚げのガーリックバター蒸し」の作り方を見る

あさりのうまみがギュッ!炊飯器で深川めし

あさりの水煮缶を使い、東京名物の深川めしをお家でも簡単に作れるレシピです。あさりには旨味成分のコハク酸が豊富に含まれています。あさりの旨味がたっぷりの深川めしを堪能してみてはいかがでしょうか。 ▶「あさりのうまみがギュッ!炊飯器で深川めし」の作り方を見る

乳和食で減塩!おいしい和風クラムチャウダー

牛乳とみそを合わせると旨味とコクが増すため、通常より味噌の量を減らしても美味しくいただけます。あさりの栄養だけでなく、みそに含まれるイソフラボン、牛乳に含まれるカルシウムも一緒に摂れる一品です。 ▶「乳和食で減塩!おいしい和風クラムチャウダー」の作り方を見る

まとめ

あさりの旨味を逃さず堪能しましょう♪

あさりは美容や健康のために大切な栄養が豊富です。スーパーで手に入りやすく、様々な料理を楽しめるため、ぜひあさり料理のレパートリーを増やしてみてはいかがでしょうか。 【参考】 ・健康長寿ネット/ミネラル成分の鉄分の働きと1日の摂取量 https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/mineral-tetsu.html アクセス:2022年1月6日 ・健康長寿ネット/カルシウムの働きと1日の摂取量 https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/mineral-ca.html アクセス:2022年1月6日 ・e-ヘルスネット/タウリン https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-017.html アクセス:2022年1月6日

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著者

高橋 みゆき(管理栄養士)

管理栄養士。大学で栄養学を学び、パーソナルトレーニングジムでのトレーニング・食事指導、ダイエットアプリでの食事アドバイス業務に携わり、現在では「食・栄養」をテーマにしたコラムも執筆。 自身も25㎏のダイエット経験があり、ひとりひとりの性格や生活習慣に合わせ、継続しやすい減量方法・生活習慣改善方法を提案している。


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