【栃木県のご当地食材】乾燥に負けない肌作りへ!とちおとめを使ったスイーツレシピ3選

【栃木県のご当地食材】乾燥に負けない肌作りへ!とちおとめを使ったスイーツレシピ3選

冬になるとスーパーや八百屋などでいちごを見かける機会が増えますよね。いちごは美味しく、低カロリーで、お肌にうれしい栄養素を多く含んでいます。今回は栃木を代表するいちごの「とちおとめ」について、美味しい理由と3つのレシピを紹介します。

2020年12月11日

甘くて美味しい「とちおとめ」

「とちおとめ」ができるまで

いちごは日本各地で作られていますが、始まりは約200年前のオランダがルーツと言われています。日本には江戸時代末期にオランダから伝えられたとされています。栃木では、昭和30年頃から畑で栽培され始め、5~6月に収穫されるようになりました。 その後、栽培技術や品種改良によって、11月頃から食べられる品種が作られました。平成になると粒が大きく、甘みがあるいちごとして「とちおとめ」が誕生しました。今では、栃木を代表する品種として多くの人から愛されています。

豊かな自然で育まれる「とちおとめ」

栃木は日光や那須、八溝山地から流れくる水によって肥沃な大地が育まれています。さらに、冬の日照時間が長く、夏と冬、昼と夜の寒暖差が大きい地域です。この寒暖差に鍛えられることで甘くておいしいいちごが作られます。

早朝の収穫でフレッシュさを保つ

いちごは、暑さに弱く、果皮が軟弱となり、果実が傷みやすくなります。栃木のいちご農家は、いちごのフレッシュさを保つために早朝のうちに収穫を終えています。

ひんやりした部屋で美味しさキープ

収穫後は、常に温度を低く保った部屋で管理されています。スーパーや八百屋、デパートなどで購入後は、すぐに冷蔵庫で保管することで美味しさが保たれます。

冬の肌トラブルに強い味方

ビタミンCでハリ肌を!

いちごには、ビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCはコラーゲンの生成を促し、お肌のハリを保つために欠かせない栄養素です。抗酸化作用をもつため、体内で増える活性酸素を抑え、シミやそばかすの予防も期待できます。 【美味しいだけじゃない!】秋の味覚の代表「柿」の栄養パワーとおすすめレシピ

すっきりフェイスを!

いちごに豊富に含まれるカリウムは、余分な塩分を排出する働きがあります。余分な塩分が排出されると、むくみがなくなり、フェイスラインがすっきりになることが期待できます。

腸からきれいな肌を!

便秘がつづき、腸内環境が乱れると吹き出物などの肌荒れの原因になります。いちごには、食物繊維が豊富に含まれているため、腸内環境を整える働きが期待できます。 【管理栄養士が解説】ペタンコお腹を作る秘訣は「食物繊維」にあった?

いちごを使ったスイーツのレシピ

美肌をつくるには、たんぱく質も欠かせない栄養素です。いちごと一緒にたんぱく質をセットでとることで、よりハリのあるきれいな肌を作ります。今回は、豆乳や牛乳といったたんぱく質を含む食材を一緒に使い、150kcal未満のスイーツを紹介します。

いちご豆乳甘酒 <130kcal>

こちらは、いちごと一緒に発酵食品である甘酒と豆乳を使った1品です。甘酒は、腸内環境を整える働きが期待でき、糖質やたんぱく質、脂質の代謝に欠かせない栄養素であるビタミンB群を豊富に含みます。 さらに、豆乳を加えることで、女性ホルモンに似た働きをする大豆イソフラボンを摂ることができます。ホルモンバランスを整え、女性にはうれしい栄養素をたっぷり摂ることができます。 ▶「いちご豆乳甘酒」の作り方を見る

いちごのミルク寒天 <145kcal>

スイーツを食べる時には、見た目の満足度も欠かせないですよね。見た目のかわいさに加え、食物繊維が豊富な寒天を使っているため、腸内環境を整えるにもおすすめの1品です。 ▶「いちごのミルク寒天」の作り方を見る

ゴロゴロいちごソースのヨーグルトプリン <149kcal>

ヨーグルトと牛乳を使っているため、たんぱく質とカルシウムをしっかり摂ることができます。さらに、いちごが加わることで、ビタミンCも豊富な1品です。電子レンジを使って簡単に作ることができ、見た目の満足度も高いヨーグルトプリンです。 ▶「ゴロゴロいちごソースのヨーグルトプリン」の作り方を見る

いちごは1日16粒まで食べてOK

果物の1日の目安量は80kcalです。いちごだと、おおよそ16粒(230g)で約80kcaになります。果物は、日中に食べるようにしましょう。特に朝がおすすめです。朝はエネルギーが不足している時間帯です。 果物を摂ることで、糖質によってエネルギーの補給ができるうえ、ビタミンやミネラルを補うことができます。時間帯と量を意識して、今年の冬はいちごで乾燥に負けないきれいな肌を作りませんか。 【参考文献】 ・JA全農とちぎ/栃木のとちおとめ(http://www.tc.zennoh.or.jp/cs/presentation/fruit/tochiotome)閲覧日:2019年10月9日 ・e-ヘルスネット/栄養・食生活/食品の機能と健康/果物(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-01-003.html)閲覧日:2019年10月9日 ・食品データベース/果実類・いちご・生 閲覧日:2020年10月9日

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著者

酒井 葉子(管理栄養士、東京糖尿病療養指導士)

幼少期にアトピー性皮膚炎で悩み、身体の内側から見直す必要性を感じて管理栄養士に。 大学卒業後は、給食管理業務や医療機関での栄養指導に携わり、現在は保健指導やコラムの執筆に従事。食を通して、充実した毎日のサポートを行ってまいります。


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