【新潟県のご当地食材】白身魚の王様「のどぐろ」の知られざる秘密とは?
おいしい魚が多く水揚げされる新潟県。中でも特においしい魚として有名なのがのどぐろ(アカムツ)です。そこで今回は、「白身魚の王様」や「白身のトロ」とも呼ばれるのどぐろの魅力について解説いたします!
2021年10月02日
のどぐろの基礎知識
のどぐろの主な産地
のどぐろとは、新潟県沖で多く水揚げされる白身魚で、アカムツとも呼ばれています。 新潟県以外には、島根県や長崎県、石川県、福井県などものどぐろの産地として知られています。
のどぐろの特徴
のどぐろの特徴といえば、つやつやとした赤いうろこと大きな目、そして名前の由来となった黒いのどです。外からは見えませんが、口の中をのぞくとのどが黒いのがわかります。一般的に、白身魚は淡白であっさりとした味のイメージですが、のどぐろは脂がたっぷりとのっており、旨味が凝縮されています。
のどぐろの旬
のどぐろは1年中とれる魚ですが、夏を過ぎたころからサイズの大きいのどぐろがとれるようになるため、一般的には秋~冬にかけてが旬といわれています
のどぐろは幻の魚?
のどぐろは昔から水揚げされており、値段も安く、地元だけで食べられている魚でした。 しかし、15年ほど前に人気のテレビ番組で取り上げられたことがきっかけとなり、のどぐろのおいしさが全国で知られるようになりました。 一気に人気が高まったのどぐろは、元々水揚げ量が少ない魚なので供給が追いつかず品薄となり、さらに値段も高騰したため、なかなか食べることのできない「幻の魚」と呼ばれるようになりました
のどぐろの栄養効果
必須脂肪酸で生活習慣病予防!
のどぐろにはDHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸)が含まれています。これらは身体の中で作ることができず、食べ物から摂る必要がある脂肪酸なので、必須脂肪酸といわれています。必須脂肪酸は、血流を促すことで動脈硬化などを防ぎ、生活習慣病の予防に効果が期待できます。 【実はダイエット食材】知られざる「はんぺん」の魅力
ビタミンB1で肥満予防&疲労回復!
のどぐろに多く含まれるビタミンB1には、糖質の代謝を促す働きがあります。糖質はエネルギー源となる栄養素なので、スムーズにエネルギーに変換されることで肥満を予防したり、疲労回復などに役立つといわれています。 【アレンジ無限大】みんな大好き「鮭」の簡単美味しいレシピ5選
まとめ
のどぐろを楽しみましょう!
いかがでしたか? 新潟県のご当地食材であるのどぐろは白身魚の概念を覆す、脂ののった濃厚な味わいが特徴のおいしい魚です。これからが旬ののどぐろ、チャンスがあれば楽しんでみてくださいね! 出典:にいがた観光ナビ 公益社団法人 新潟県観光協会 アクセス日:2020年8月4日 (https://niigata-kankou.or.jp/feature/nodoguro/top)
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著者
藤井 歩(管理栄養士)
大学卒業後、給食委託会社・健康関連企業での勤務を経て、現在はフリーランスの管理栄養士としてオンラインでの栄養指導業務、特定保健指導、コラム執筆など栄養関係の様々な業務に携わっています。