【屋久島の特産品】他では食べられない!絶品「首折れサバ」ってどんなサバ?
日本が誇る世界遺産、屋久島。その屋久島の特産品といえば「首折れサバ」です。首を折ることで鮮度を保ち、とびきりの歯ごたえが楽しめるサバなんです。今回は、そんな首折れサバの魅力についてご紹介します。
2020年09月17日
「首折れサバ」が食べられる、屋久島ってどんな島?
日本で初めて世界自然遺産に登録!
屋久島は、鹿児島県の南西に位置する島。豊かな自然と、ヤクスギが有名です。観光スポットとして知られる縄文杉も、ヤクスギの一つです。そんな屋久島は、1933年12月、島全体の面積の約20%にあたる10,747haが、日本で初めて世界自然遺産に登録されました。
「首折れサバ」ってどんなサバ?
鮮度を保つために首を折る!
首折れサバに使われる「ゴマサバ」は、屋久島を代表する地魚として知られています。 そのゴマサバを一本釣りした後、首を折り、すばやく血抜きを行い氷水で冷やします。この一連の処理をしたものを「首折れサバ」と呼びます。 この首を折る方法は、サバの鮮度を保つための技で、氷や冷蔵庫など、冷やすものが何もない明治時代に生まれました。鮮度の落ちる速度が速いサバを、刺身でおいしく食べるために、屋久島の漁師たちによって生み出された方法と言われています。
どうやって食べるの?
首折れサバは、身が締まっていてプリプリと弾力のある歯ごたえが特徴です。あまりにも歯ごたえがあることから、「ゴリっとした」食感といわれることもあるほど。その新鮮な歯ごたえを楽しむには、刺身で食べるのが一番!鮮度をしっかり保ち、劣化する前にすぐに食べられる屋久島だからこそ楽しめる味わい方です。 また、お寿司やしゃぶしゃぶ、すきやきのようにして食べる「サバすき」なども島では人気の食べ方です。 【新潟県のご当地食材】白身魚の王様「のどぐろ」の知られざる秘密とは?
屋久島以外でも食べられるの?
首折れサバは、漁獲量が少なく、また鮮度が落ちると本来のおいしさを楽しむことができないため、基本的には屋久島でしか味わえない、とても貴重な食材です。その土地でしか味わえないものを食べるのが、旅の醍醐味。そう考えると、食べることができたときには、よりいっそうそのおいしさが際立つこと間違いなしですね! 【魚料理がもっと身近に!】イワシの魅力とアレンジレシピをご紹介
まとめ
ここでしか食べられない!屋久島の首折れサバを楽しもう!
いかがでしたか?鮮度が命の首折れサバは、屋久島でしか食べられない、とても貴重なサバです。屋久島に行く機会がありましたら、ぜひ味わってみてくださいね。 【参考】 屋久島REALWAVE 屋久島ポータルサイト/島を知る/世界遺産 https://www.realwave-corp.com/02learn/07/index.htm 2020/7/29閲覧 丸高水産/屋久島の首折れサバのご紹介 https://marutaka-suisan.net/kubioresaba.html 2020/7/29閲覧 ぐるたび/首折れサバ https://gurutabi.gnavi.co.jp/i/i_2844/ 2020/7/29閲覧
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著者
谷口 美希(管理栄養士)
食べることと料理が大好きで、大学で栄養学を学ぶ。卒業後は管理栄養士として老人ホームや健診センターに勤務。現在は、特定保健指導やオンラインでの栄養指導、コラムの執筆などに携わっており、栄養の面からたくさんの方の健康を支えていくことを目指しています。