【寒い冬に食べたい!】キムチ鍋がダイエットに効果的な理由
寒い日に食べたくなる定番メニューと言えば鍋料理ですよね。中でも、ピリッと辛いキムチ鍋を食べると身体がポカポカ温まる…と感じている人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、キムチ鍋のダイエット効果やカロリーを抑える工夫について、管理栄養士が解説します!
2019年02月11日
キムチ鍋でやせる理由とは?
一品で栄養満点!
鍋物はお肉や魚介類、大豆製品などのたんぱく質、野菜やキノコ類など様々な食材を一度に摂れるバランスの良いメニューです。調理に油をあまり使わないので脂質を抑えられる点もダイエットに適しています。食材を煮込むだけの簡単調理なのも、忙しい現代人には嬉しいポイントですね。
乳酸菌で腸内環境改善!
発酵食品であるキムチには乳酸菌が多く含まれています。キムチに含まれる食物性乳酸菌は生きたまま腸に届くため、腸内環境改善により効果的と言われています。腸内環境が整い便通が良くなると、便秘によるポッコリお腹を予防できます。また、腸が活発に動く事で全身の代謝が良くなりダイエット効果が期待できます。キムチ鍋を食べる時にはキムチ鍋の素を使う場合が多いかと思いますが、キムチそのものをプラスする事で乳酸菌を効率的に摂る事が出来ますよ。
カプサイシンで代謝UP!
キムチ鍋には唐辛子が使われています。唐辛子の辛味成分である『カプサイシン』には代謝を促し、脂肪燃焼をサポートする働きが期待できます。また、血流改善にも役立つので冷え症予防や肩こり改善、美肌効果などにも効果的と言われていますよ。
豚肉のビタミンB1でエネルギー代謝UP!
キムチ鍋の具として使われることが多い豚肉。豚肉に多く含まれるビタミンB1には炭水化物の代謝を促す効果がありますので、肥満予防や疲労回復に役立ちます。疲労の回復がスムーズに行われると自然と活動量が増え、エネルギー消費が増える効果も期待できますよ。
キムチ鍋を食べる時の注意点
豚肉はもも肉やロース肉にしてカロリーオフ
キムチ鍋に使われるのは豚肉が一般的です。中でもバラ肉が多いのですが、脂身が多いバラ肉は100ℊあたり395kcalと高カロリーです。100ℊあたり263kcalのロース肉や100ℊあたり183kcalのモモ肉などを選択する事でカロリーオフにつながりますよ。
スープは飲み過ぎない
鍋物のスープには具材の旨味が溶けだしており、とても美味しいですよね。しかし、塩分も多く含まれていますので、飲み過ぎると塩分の摂り過ぎにつながります。塩分を摂り過ぎると浮腫みの原因となりダイエットの効率を下げる原因となります。スープは出来るだけ飲まないようにしましょう。
しめの食べ過ぎに注意
鍋物のしめとして、ご飯や麺類などを食べる事が多いですね。しかし、ご飯お茶碗1杯(150ℊ)あたり252kcal、美味しいからと言って食べ過ぎてしまうとカロリーオーバーの原因となります。しめを食べる場合には、小皿1杯分程度に抑え、おかわりをしないようにしましょう。
おすすめレシピ
素なしで作る!キムチ鍋
キムチ鍋の素を使わないで作るキムチ鍋です。 辛さの調整が出来るので、お子様や辛い物が苦手な人がいる家庭にオススメのレシピです。 ▶「素なしで作る!キムチ鍋」レシピはこちら
豆乳キムチ鍋
豆乳を使ったまろやかな味わいのキムチ鍋です。 豆乳には女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンが豊富なので、更年期症状の予防・改善の効果が期待できますよ。 ▶「豆乳キムチ鍋」レシピはこちら
キムチ鍋ラーメン
野菜などの具がたっぷりなので、麺少なめでも満足感のある一品です。 主食・主菜・副菜を兼ねるので、一人鍋にもおすすめのメニューですよ。 ▶「キムチ鍋ラーメン」レシピはこちら
まとめ
いかがでしたか?キムチ鍋は美味しくて、手軽に食べられるだけでなく、ダイエットに効果的な様々な栄養素が含まれています。食べ方を工夫しながら、美味しく食べてダイエットを進めていきましょう!
【やせ習慣が身につく】管理栄養士が食生活をコーディネートするアプリって?
まずは無料でスタート♪食事を撮るだけ、プロから食事のアドバイスが届く!
- 専属の管理栄養士がダイエットをサポート
- 食制限なし!正しく食べて身につく「やせ習慣」♪
- 管理栄養士が、写真を目で見て丁寧にアドバイス。AIではありません!
- 「あってるかな?」そんな食事のお悩みを正しい知識でアドバイス
著者
藤井 歩(管理栄養士)
大学卒業後、給食委託会社・健康関連企業での勤務を経て、現在はフリーランスの管理栄養士としてオンラインでの栄養指導業務、特定保健指導、コラム執筆など栄養関係の様々な業務に携わっています。