【免疫力もアップ!】納豆の効果的な摂り方とアレンジレシピ3選

【免疫力もアップ!】納豆の効果的な摂り方とアレンジレシピ3選

私たちの食生活にも馴染み深く、体に嬉しい効果をもたらしてくれる健康食品として有名な納豆。その秘密は納豆菌にありました。今回は納豆菌の嬉しい効果や上手な摂り方、おすすめレシピを管理栄養士が詳しくご紹介いたします。

2024年02月18日

そもそも納豆菌とは?

ネバネバ食感と独特の香りが特徴の納豆。その納豆作りに欠かせないのが納豆菌です。 これはもともと納豆が持っている菌ではなく、稲藁などに住みつく特徴をもった細菌です。蒸した大豆に納豆菌を加えて保温し、発酵させることで、お馴染みのネバネバとした納豆が出来上がります。

納豆菌の効果とは?

善玉菌を増やして腸内環境を整える

納豆菌が腸内に入ると、腸内の善玉菌(乳酸菌、ビフィズス菌など)が増加・活性化に繋がります。さらに、大腸菌などの悪玉菌の働きは抑制されるため、腸内環境が整い便通の改善や美肌、免疫力UPなどの効果が期待できます。また、腸内環境が改善されて腸機能がよくなるため全身の代謝もUPし、ダイエットにも役立つと言われています。

ビタミンKの合成を促す

納豆菌は腸内でビタミンKを産生します。ビタミンKは骨の健康維持に効果的なビタミンと言われており、骨の形成を助けて骨粗しょう症予防の効果も期待できます。

ネバネバにも健康効果が!

ナットウキナーゼは納豆菌が作りだす酵素で、納豆特有なネバネバに含まれています。ナットウキナーゼには血液の流れをスムーズに改善する働きがあり、脳梗塞や心筋梗塞などの病気を予防する効果も期待できます。 しかしナットウキナーゼは熱に弱いため、効果的に摂りたい方はアツアツのご飯に乗せるのではなく、そのまま召し上がって頂くのがオススメです。納豆菌は熱に強いため加熱しても効果が失われることはありません。 【免疫力アップ】寒さに負けない!カリフラワーを使ったレシピ3選

効果的な納豆の食べ方

定期的に納豆を食べる

納豆菌は腸内細菌ではないため腸の中にとどまらず、1週間くらいで排出されると言われています。そのため、1日1パックなど定期的に納豆を食べ、納豆菌を補給するのが望ましいです。

よくかき混ぜて食べる

納豆菌は空気に触れることで活性化します。そのためよくかき混ぜて空気に触れる事で納豆菌の効果UPが期待できます。

おすすめレシピ

簡単!のっけるだけ!爆弾丼!

簡単にできて、栄養満点の丼メニュー。ササっと食べたいランチにもオススメです♪ ▶「簡単!のっけるだけ!爆弾丼!」レシピはこちら

納豆と豚肉のピリ辛炒め

ピリ辛味が食欲をそそる一品。サッと炒めるのがポイントです! ▶「納豆と豚肉のピリ辛炒め」レシピはこちら

納豆トースト

納豆はご飯だけではなくパンにも合います。チーズをプラスし、栄養価もUP! ▶「納豆トースト」レシピはこちら

納豆菌で健康的に綺麗に

いかがでしたか?手軽に食べられる納豆ですが、実は美容にも健康にも嬉しい効果がたくさんです。そのまま食べるのはもちろん、お料理にも活用して「綺麗」と「健康」を目指しましょう! 【風邪のひき始めに!】強いからだをつくるおすすめ食材って? 【参考文献】 文部科学省「食品成分データベース」 https://fooddb.mext.go.jp/

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著者

藤井 歩(管理栄養士)

大学卒業後、給食委託会社・健康関連企業での勤務を経て、現在はフリーランスの管理栄養士としてオンラインでの栄養指導業務、特定保健指導、コラム執筆など栄養関係の様々な業務に携わっています。


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