【貝のうまみを味わいたい!】旬の「あさり」を使った1週間献立
あさりはうまみがとっても多い食材です。それを活用すると、味の深いおいしい料理が作れます。しかし肉や魚に比べて、メニューがパッと浮かびにくくないでしょうか。今回はあさりを使ったメニューを主菜にした、1週間の献立を選びました。ぜひ参考にして作ってみてくださいね。
2024年03月13日
あさりの特徴は何?
あさりの旬は春と秋の2回
潮干狩りで有名なあさりですが、旬は春と秋の2回。あさりにはうまみ成分であるアミノ酸、コハク酸が多く含まれます。旬の時期に、味がさらに良くなるは、これらがもっと豊富になるからです。うまみをいかして料理をすると、あさりの良さが存分に出て、おいしく食べることができます。
あさりの栄養
あさりにはカルシウム、亜鉛、鉄、マグネシウムなどのミネラル類が多く含まれます。その中でも特に鉄が多いのが特徴です。鉄は赤血球の成分であるヘモグロビンを構成しています。その他、ビタミンB群が多く、造血作用のあるビタミンB12も含まれます。あさりは貧血予防したい人におすすめの食材です。 それでは、あさりを使った1週間分の献立を見ていきましょう!
あさりを使った1週間献立
【月曜日】「3分で完成☆豆腐とあさりのレンチンピリ辛中華煮」の献立
週の始まりは、パパっと簡単に食事を準備したいですよね。あさりの缶詰を使うことで、なんと主菜を3分で完成させられます。副菜もレンジを使って作ることができます!何ともお手軽な献立です。 主食:玄米ご飯 主菜:豆腐とあさりのレンチンピリ辛中華煮 副菜:もやしと豆苗のナムル 副菜:レンチン根菜そぼろ 汁物:簡単!豚汁 ▶「3分で完成☆豆腐とあさりのレンチンピリ辛中華煮」の献立はこちら
【火曜日】「あさり水煮缶を使って☆豆乳クラムチャウダー」の献立
あさりの缶詰を使った手軽に作れるクラムチャウダーです。あさりのうまみがしっかり効いているので、調味料を少なくし、低塩でもおいしく作ることができます。うまみたっぷりの缶詰の汁も、一緒に使うことがポイントです。 主食:フランスパン 主菜:白菜の豆乳クラムチャウダー 副菜:スモークサーモンとルッコラのパインドレッシングサラダ 副菜:ブロッコリーとしめじのさわやかマリネ ▶「あさり水煮缶を使って☆豆乳クラムチャウダー」の献立はこちら
【水曜日】「代謝アップ♪旬のあさりと牛肉のキムチ煮」の献立
材料を鍋に入れて、煮込むだけの簡単なキムチ煮が主菜です。あさりだけでなく、牛肉にも鉄分が多く含まれているので、貧血予防したい人にもおすすめのメニュー。たっぷりの野菜を使った副菜を組み合わせました。 主食:玄米ご飯 主菜:牛肉とあさりのキムチ煮 副菜:キャベツの胡麻酢和え 副菜:にんじんの塩昆布ラぺサラダ デザート:キウイ ▶「代謝アップ♪旬のあさりと牛肉のキムチ煮」の献立はこちら
【木曜日】「生姜香る♪あさりとブロッコリーの酒蒸し」の献立
生姜を効かせたシンプルなあさりの酒蒸しが主菜です。少ない塩で調味しているので、あさりのうまみを充分に味わえます。殻つきのあさりを使うと、低カロリーでも豪華な1品になります。 主食:ごはん 主菜:生姜香る♪あさりとブロッコリーの酒蒸し 副菜:小松菜と桜エビの和え物 汁物:とろろ昆布の簡単おすまし ▶「生姜香る♪あさりとブロッコリーの酒蒸し」の献立はこちら
【金曜日】「あさりの旨味を生かした♪あさりとニラの卵とじ」の献立
あさりのうまみを、卵でぎゅっととじ込めた主菜です。あさりは殻つきのまま使い、ニラとトマトを組み合わせています。豪華で色鮮やかな1品です。あさりは火が通るのがはやいので、手早く簡単に仕上がるところも魅力です。 主食:ごはん 主菜:あさりとニラの卵とじ 副菜:切り干し大根のサラダ 汁物:具だくさん!おかず豚汁 ▶「あさりの旨味を生かした♪あさりとニラの卵とじ」の献立はこちら
【土曜日】「デザート付き!魚介とトマトで旨味たっぷりアクアパッツァ」の献立
魚と一緒にあさりのうまみを引き出し、それを楽しむアクアパッツァが主菜です。手軽に作れますがとっても豪華なので、おもてなしの献立にもぴったり。おいしい食事でゆっくりと休日を過ごすのもいいですね。 主食:フランスパン 主菜:鱈のアクアパッツア 副菜:ミニトマトとしいたけのグリルチーズ 汁物:簡単♪きのこたっぷりスープ デザート:バター不要!しっとり蒸し焼きショコラ ▶「デザート付き!魚介とトマトで旨味たっぷりアクアパッツァ」の献立はこちら
【日曜日】「あさりの旨味あふれ出す♪旬アサリのファイバーパエリア」の献立
パエリアもあさりのうまみを、存分にいかせるメニューです。あさりのうまみをたっぷり吸って、お米がおいしく炊き上がります。しっかり食べて、次の1週間を元気に過ごす活力を蓄えましょう! 主食:旬アサリのファイバーパエリア 副菜:ブロッコリーのカッテージチーズあえ 副菜:アスパラとパプリカの炒め物 汁物:プチトマトのスープ デザート:フルーツトマトとオレンジのゼリー ▶「あさりの旨味あふれ出す♪旬アサリのファイバーパエリア」の献立はこちら
まとめ
1週間分の献立いかがでしたか?
あさり料理のレパートリーが増えると、豪華な献立が簡単に作れます。また、貝のうまみを上手に使えると、奥深い味が出せるようになり、料理の腕が上がります。気に入ったメニューからっぜひ作ってみてくださいね! 【参考文献】 文部科学省「食品成分データベース」 https://fooddb.mext.go.jp/
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著者
原 美香(管理栄養士)
食べることが大好きで大学で栄養学を学ぶ。卒業後は食品会社を経て、管理栄養士の会社で特定保健指導、スーパーや惣菜店のメニュー開発等に携わる。現在はオンラインでのコラムを執筆中。1男1女の母としても奮闘中!生活を楽しく豊かにしていく食事を目指しています!