【肌荒れサヨナラ!】肌の健康を保つ◎食事や生活習慣を見直そう!
マスクや季節の変わり目など、肌荒れしやすい時期ですよね。肌荒れを解消するための方法について一緒に考えていきましょう!今回は、管理栄養士が必要な栄養とレシピについて解説していきます。
2023年03月10日
肌荒れの原因は?
肌荒れとは
皮膚の表面に起こる肌のトラブルのことを指します。この肌トラブルは、一時的な刺激で起こるものもあれば、約4週のサイクルで繰り返されている肌のターンオーバー(肌の生まれ変わり期間)に合わせて繰り返されることもあります。短期的ではなく、長期的な対策が必要です。
主な原因
肌荒れの原因は、疲労、睡眠不足、月経、ストレス、栄養摂取不足(過多)、物理的な刺激など、原因はさまざまです。また、肌のターンオーバーが乱れることで、肌へのバリア機能が低下し、肌荒れを起こす原因になります。これらをスムーズにすすめるための対策が必要です。
肌を整えるポイント
十分な栄養補給
基本のスキンケアに加えて、私たちの皮膚を作る栄養補給が大切です。たんぱく質やビタミン、ミネラルはターンオーバーを促すのに必要不可欠な栄養素です。 ◯たんぱく質:皮膚や筋肉などを作る ◯ビタミンB6:たんぱく質代謝を助ける ◯ビタミンA:皮膚や粘膜の健康を保つ(不足すると皮膚の乾燥などと引き起こす可能性も) ◯ビタミンC:皮膚などを構成するたんぱく質のコラーゲン生成に欠かせない&抗酸化作用を持つビタミン ◯ビタミンE:抗酸化作用を持つビタミン ※ビタミンA、C、Eを“ビタミンエース(ACE)”と表現されることもあります。 このように、皮膚(肌)に大切な栄養素は多々あります。これらの栄養素をまんべんなく補給することが肌の健康を保つために大切です。
適度な運動
食生活を整えたり、適度な運動を行うことで血液の流れがよくなり、全身の代謝が活性化します。また、運動することで自律神経が整い、腸の活動もよくなると言われているのです。食べものの通り門である腸が整うと、善玉の腸内細菌が増えやすくなり、栄養の吸収もスムーズに行われるようになるため、肌の健康を保つことにもつながります。
肌にイイ◎レシピ!
管理栄養士おすすめレシピ
皮膚を構成する栄養素や、皮膚の健康を保つ栄養素がギュッとつまったレシピを3つご紹介します。
豆苗としょうがの豚肉巻き
豚肉には、ビタミンB1が多く含まれており、糖質の代謝をサポートし、疲労回復に役立つと言われています。豆苗にも、ビタミンが含まれていて、皮膚の健康に欠かせないビタミンA、C、Eを補給することができます。蒸し焼きにして調理しているため、カロリーを気にしている方でもさっぱりと食べられる一品です。 ▶「豆苗としょうがの豚肉巻き」のレシピはこちら!
切干しだいこんとパプリカのピクルス
切り干し大根は、食物繊維やカルシウム、鉄などの補給に向いています。また、保存しやすいこともメリットの1つです。一緒に合わせるパプリカは、ビタミンCやβカロテンがピーマンよりも多く含まれていて、果肉がやわらかく、加熱しなくてもサラダやピクルスなどでも美味しく食べられます。 カラフルなパプリカを混ぜることで彩りも良く、肌も気分もパッピーになれそうな一品です。 ▶「切干しだいこんとパプリカのピクルス」のレシピはこちら!
ミキサー不要!アボカドと豆乳のポタージュ風
アボカドは、野菜ではなく果物に分類され、果物の中では含まれるビタミンの栄養価がトップクラスと言われるほどです。そのまま食べるのはもちろん美味しいですが、今回はポタージュをご紹介!豆乳を使うことで脂質を抑えつつ、たんぱく質も補給できる一品です。 ▶「ミキサー不要!アボカドと豆乳のポタージュ風」のレシピはこちら!
まとめ
食事改善で肌荒れ解消!
いかがでしたか?肌の健康を保つためには、一時的な栄養補給ではなく、継続的に補給することが大切です。日々の食事を振り返って、肌荒れとサヨナラしましょう! 【参考資料】 ・厚生労働省.コラーゲン.e-ヘルスネット(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-011.html)閲覧日:2022年9月9日 ・厚生労働省.たんぱく質.e-ヘルスネット(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-044.html)閲覧日:2022年9月9日 ・厚生労働省.抗酸化ビタミン.e-ヘルスネット(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-008.html)閲覧日:2022年9月9日
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著者
丸山 まいみ(管理栄養士、公認スポーツ栄養士)
家庭の料理を通じて食に魅力を感じ管理栄養士となる。診療所での栄養指導、特定保健指導、スポーツ選手に対する栄養教育に携わる。現在は、ひとりひとりの背景に合わせ、食の楽しさや可能性を伝えるためフリーランスとして活動中。