【注目!ごぼうパワー】管理栄養士がごぼうの活用方法教えます♪
ごぼうは、日本の食卓に欠かせない食材ですよね。食物繊維が多いことは何となく知っているけれど、実際のところ栄養面ではどうなの?と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、ごぼうの魅力とおすすめレシピについてご紹介します。
2022年11月09日
ごぼうの豆知識
ごぼうの種類
ごぼうは主に、秋どり(9月頃から収穫)、春どり(5,6月頃)の新ごぼうがあります。ごぼうは、日本では薬草として伝わってきたと言われています。スーパーなどで売られているのは、滝野川ごぼうが主流です。
選び方と保存方法
泥つきは、風味が落ちにくいと言われています。ひげ根が少ないものを選びます。太すぎるものは、ゴボウの内側にスが入り、育ちすぎている場合が多いです。表面は、ひびやシワがなく、まっすぐ伸びていて先端にかけて細くなっているものを選ぶとよいでしょう。 泥つきは、新聞紙などに包むか、庭先の土に埋めておくと鮮度が保ちやすくなます。洗いごぼうの場合は、冷蔵庫に合わせてカットし、ジッパーなどに入れて野菜室で保存するのがおすすめです。
ごぼうの栄養と期待できる健康効果
食物繊維
ごぼうは、水溶性食物繊維(イヌリンなど)と不溶性食物繊維(リグニンなど)の両方が含まれています。イヌリンは、血中の中性脂肪値などの改善や血糖値の上昇を抑える効果が期待できると言われています。日本人は、食物繊維が不足している傾向があるため、料理に活用したい食材です。
ポリフェノール
ポリフェノールの一種である、クロロゲン酸が含まれていて、ごぼうの皮と一緒に食べることでより多く摂ることができます。皮付近は、ごぼうの香りが強いため、厚く皮を剥きすぎないのがポイントです。 包丁の背を使う方法や、一度丸めてから広げたアルミホイルを使ってこすれば、簡単に薄く皮を取ることができます。
管理栄養士監修!ごぼうレシピ♪
ごぼうのうまみを活かしたレシピ
ごぼうの調理方法はいつも同じようなものになってしまう…。そんなお悩みを解決!今回は、定番レシピからアイディアレシピまでご紹介していきます。
野菜たっぷり!基本のけんちん汁
作りやすい基本のけんちん汁をご紹介します。汁物は、ごぼうをはじめ、野菜が摂りやすいメニューの1つです。食べ応えのある食材を使い、満足感が得られる一品です。 ▶「野菜たっぷり!基本のけんちん汁」のレシピはこちら!
食材3つ!たいとごぼうの煮つけ
あっさりした白身魚とごぼう、生姜の風味がたまりません。シンプルなメニューですが、絶品です。魚料理は手がかかるので苦手…という方でも、簡単に煮つけられるので、ぜひ、チャレンジしてみてください。 ▶「食材3つ!たいとごぼうの煮つけ」のレシピはこちら!
白だしでお手軽!根菜の白和えサラダ
根菜をメインにした白和えは、食べる機会が少ないのではないでしょうか。季節の野菜をたっぷり使った一品です。ビタミンやカルシウムなどが補えるお手軽レシピです。 ▶「白だしでお手軽!根菜の白和えサラダ」のレシピはこちら!
新ごぼうの素揚げカレー風味
子どもにも大人気。やわらかい新ごぼうを使ったレシピになっています。もちろん、どの種類のごぼうでも作れます。ごぼうの風味とカレー粉の香りが絶妙です。ちょっとしたおやつやおつまみにもなる一品です。 ▶「新ごぼうの素揚げカレー風味」のレシピはこちら!
食物繊維たっぷり!もち麦とごぼうの和風ピラフ
ごぼうともち麦で、食物繊維が補給できるレシピになっています。実は、このレシピ…こんにゃくを入れてカサを増しています。ダイエット中でも、カロリーを抑えつつ、食物繊維が摂れるおすすめの一品です。 ▶「食物繊維たっぷり!もち麦とごぼうの和風ピラフ」のレシピはこちら!
まとめ
ごぼうを食べよう!
ちょうど自宅にある!最近、ごぼうを食べていなかった!という方も、ぜひ、ごぼうの風味をお楽しみいただきたいです。旬のごぼうを食べて、食物繊維などの不足を防ぎましょう。 【参考資料】 ・国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所.「健康食品」の安全性・有効性情報.イヌリン(https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail565lite.html)閲覧日:2022年7月7日 ・文部科学省.日本食品標準成分表2020年版(八訂).野菜類/ごぼう/根/生 ・JAグループ.ゴボウ(https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=36).閲覧日:2022年7月9日
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著者
丸山 まいみ(管理栄養士、公認スポーツ栄養士)
家庭の料理を通じて食に魅力を感じ管理栄養士となる。診療所での栄養指導、特定保健指導、スポーツ選手に対する栄養教育に携わる。現在は、ひとりひとりの背景に合わせ、食の楽しさや可能性を伝えるためフリーランスとして活動中。