【高知県のご当地フルーツ】丸ごと食べられる!甘さが自慢の「土佐文旦」

【高知県のご当地フルーツ】丸ごと食べられる!甘さが自慢の「土佐文旦」

さわやかな酸味が特徴の高知県のご当地フルーツ、土佐文旦。プリっとした食感とジュワッと甘い果汁が口いっぱいに広がる、魅力的な特産品です。今回は、高知県自慢の土佐文旦についてご紹介します!

2021年03月24日

土佐文旦とは?

高知県の特産果樹

土佐文旦は土佐市を中心に、高知県全域で栽培されている果樹です。2月13日は文旦の日なのですが、その日に設定された理由としては「ぶんたん(2)、とさ(13)」という語呂合わせからによるものと、2月は土佐文旦の旬で出荷数が増えることからきているそうです。まさに、高知県のソウルフードですね!

文旦の歴史

文旦の原産地は中国、台湾とされており、江戸時代に日本に伝えられたと言われています。文旦と呼ばれていますが、標準和名は「サボン」といい、暖かい地方で栽培されています。

土佐文旦の旬と栄養

栽培方法によって旬が異なる

土佐文旦には露地栽培とハウス栽培されているものがあります。ハウス栽培の旬は10~12月、露地栽培の旬は1~4月です。

かんきつ類なのでビタミンCが豊富

かんきつ類である文旦のビタミンCの含有量は100g中45mg。同じかんきつ類であるみかんやグループフルーツよりも少し多く含まれています。ビタミンCはコラーゲンの生成に関わる栄養素なので、文旦は美肌食材としてぴったりと言えるでしょう。

美味しく食べるには

選び方と保存方法

文旦を保存する際には、乾燥を避けるためにポリ袋に入れて涼しいところに保管しましょう。追熟させると甘みが増すので、2~3日は暖かいところにおいて甘味と香りを楽しむのもオススメです。文旦を選ぶ際には以下のようなことに気を付けましょう。 ・表面がなめらかなもの ・ヘタの部分が緑色のもの ・ずっしり重みのあるもの

食べ方のコツ

文旦は、厚い皮と膜を剥いて、果肉のみをいただきます。露地栽培のものは皮が厚めで、ハウス栽培のものは露地栽培に比べて皮が薄めです。皮が厚いので、ヘタから2cm程の厚さを切り、まわりに切れ目を入れると皮が剥きやすくなります。そのまま食べたり、サラダにされることが多いようです。 【旬の野菜】実はフルーツじゃない?知って得する「いちご」の豆知識

皮も食べられる!

皮はマーマレードにすることもオススメです。手作りスイーツに使ったり、パンやクラッカーに塗るなど、果肉だけではなく皮も食べられると無駄がなくてよいですね。 【隠し味にも◎】ちょい足しでワンランク上の味へ!余ったジャムの活用法

まとめ

高知県全域で栽培される、高知県の特産フルーツである文旦。甘さとジューシーさだけでなく、ビタミンCも豊富で美肌効果が期待できます。今がちょうど旬の季節。朝食やおやつタイムに召し上がってみてはいかがでしょうか。 【出典】 ・JA高知県/耕そう、大地と地域のみらい。/土佐文旦・水晶文旦 (https://ja-kochi.or.jp/agriculture/products/fruit/868/)閲覧日:2021年1月16日 ・旬の食材百科/ブンタン(ブンタン/ぶんたん) (https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/buntan.htm) ・高知の元気の源 こうち農業ネット/2月13日は土佐文旦の日! (https://www.nogyo.tosa.pref.kochi.lg.jp/info/dtl.php?ID=7122)閲覧日:2021年1月16日 ・JAグループ/耕そう、大地と地域のみらい。/春・冬の旬の野菜ブンタン(ブンタン) (https://life.ja-group.jp/food/shun/detail?id=127)閲覧日:2021年2021年1月16日 ・日本食品標準成分表2020年版(八七訂)

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著者

森本 芙好(管理栄養士)

管理栄養士。体調不調をきっかけに栄養学を学ぶ。 ダイエットの失敗を乗り越えた経緯から『なりたい自分』を目指す方の役に立ちたいと思い、現在は特定保健指導、コラム執筆に携わる。 自身の食事テーマは、美容に良く、おいしい食事を楽しく食べること。 ひとりひとりの価値観を大切に、自らを大切にするための身体にやさしい食事を提案することを目指しています。


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