【滋賀県のご当地果物】甘くてジューシー！比良すいかの魅力を大解剖

夏の果物の代表と言えばすいか。中でも「比良（ひら）すいか」は人気のある滋賀県のご当地果物です。今回は、比良すいかの魅力を大解剖します！

2020年08月14日

比良すいかの基礎知識

比良すいかとは？

比良すいかとは、滋賀県大津市の比良地域で栽培されているご当地果物です。比良すいかが栽培されている比良山は水はけの良い砂地であること、さらに、琵琶湖にのぞむ東向きの傾斜地で昼間は日当たりが良いことなどから、すいかの栽培に適していると言われています。化学合成農薬や化学肥料の使用料を通常の5割以下に減らし、琵琶湖の水質改善など、環境への負担を減らすような技術で栽培されており、「環境こだわり農産物」として滋賀県に認証されています。また、糖度や形、色合いなどの基準をクリアした高品質なすいかのみ、比良すいかとして出荷されています。

比良すいかの特徴

比良すいかには、8kg前後の大玉と2~3kg程度の小玉があります。甘みが強く、みずみずしくシャリッとした食感が特徴です。

比良すいかの旬

比良すいかの旬は7月から8月の夏の時期となり、小玉すいかは7月中旬、大玉は7月下旬から出荷されるようになります。

比良すいかの保存方法

果物の中には追熟(収穫後、置いておくことで甘みが増すこと)するものもありますが、すいかは追熟しない果物なので、収穫後は鮮度が良いうちに早く食べましょう。また、すいかは冷やしすぎると甘みが弱まると言われており、丸ごとの状態で風通しの良い冷暗所で保存し、食べる2～3時間前から冷やしておくことで美味しく食べられます。カットしたすいかは、切り口が乾燥しないようラップをかけ冷蔵庫の野菜室で保存し、2～3日以内を目安として食べきるようにしましょう。食べきれない場合は冷凍保存がおすすめです。皮と種を取り除いて一口大にカットして保存袋に入れ、空気を抜いてから冷凍庫に入れましょう。水分の多いすいかは、冷凍すると食感が変わってしまうので、解凍せずにシャーベットのように食べたり、スムージーなどの材料にするのも良いですね。

比良すいかの栄養効果

リコピンで紫外線に負けない肌に！

すいかの特徴である赤い果肉にはリコピンが含まれてます。リコピンには強い抗酸化作用があり、活性酸素を除去する働きがあります。夏場は紫外線が強く、肌に活性酸素が発生しやすいので、リコピンを摂ることで紫外線に負けない美肌作りに役立ちます。【475kcal】夏の紫外線に負けない！カラフル野菜のエスカベッシュ献立

みずみずしいすいかで熱中症予防！

すいかは水分の多い果物で、90％は水分です。汗をかきやすい夏は水分が不足しやすいのですが、すいかを食べることで水分を補給することができ、熱中症予防につながります。【熱中症対策】水分補給の効果的なタイミングと飲む量とは？

まとめ

甘くてみずみずしい比良すいかを楽しもう！

いかがでしたか？比良すいかは厳しい基準をクリアした高品質で美味しいすいかです。今年の夏は、ぜひ比良すいかを味わってみてくださいね！出典：「比良すいか」が出荷最盛期に！（大津市役所　産業観光部　農林水産課）　アクセス日：2020年7月3日 (https://www.city.otsu.lg.jp/kanko/tokusan/nosui/h29nendo/1500945344635.html)