【鍋料理だけじゃない!】今が旬「春菊」のおすすめレシピ3つ

【鍋料理だけじゃない!】今が旬「春菊」のおすすめレシピ3つ

冬の野菜「春菊」は、香りが特徴的で火の通りが早いので、調理に使いやすい野菜です。今日は春菊の栄養価と一緒に、鍋料理ではないおすすめ春菊レシピを紹介します!

2019年12月14日

春菊ってどんな野菜?

冬には欠かせない野菜

春菊の原産地は地中海沿岸です。春に黄色い花を咲かせるため「春菊」と呼ばれています。葉の切れ込みの量により、大葉、中葉、小葉に分けられます。春菊の旬は11月から3月で、冬には欠かせない野菜です。

春菊の栄養を効果的に摂るためには

春菊に豊富なカロテンは、油やたんぱく質と一緒に食べると吸収率が上がります。油で炒めたり、お肉と合わせて調理すると栄養価が高まります。また、アクの成分のシュウ酸が少なめなので下茹での必要がなく、栄養価の損失が少なく調理できるのもうれしいポイント。火の通りが早いので手早く使えるのも特徴です。 【風邪予防や美肌にも!】今が旬の「春菊」をダイエット中におすすめする理由は?

春菊の栄養価

免疫力を強めるビタミンAが豊富

春菊にはビタミンAが豊富で、100gあたり380μg含まれています。緑黄色野菜の中ではほうれん草が100gあたり350μg、小松菜が100gあたり260μgとなるので、春菊が一番多く含まれているのがわかります。 ビタミンAは皮膚や粘膜をつくるときに欠かせない野菜です。免疫作用も支えているので、強いからだをつくるためにも重要です。

強い骨や歯を作るカルシウムが豊富

カルシウムは骨や歯を作るときに欠かせません。しかし、現代の人々は、1日に摂取すべき量が摂れていないのが現状です。意識して摂るためにも、積極的に食べたい野菜です。 カルシウムは吸収率が低いので、カルシウムの吸収を助けるビタミンDが豊富な魚、じゃこ、干ししいたけなどと一緒に食べると効果的です。

貧血を予防する鉄が豊富!

鉄は赤血球の成分です。血液中で酸素を運ぶ役目があり、また血液中の酸素を筋肉に取り込む働きもあります。鉄が不足すると貧血になりやすいので、これを予防するためには鉄をしっかり摂ることが大切です。 【その症状、貧血かも?】鉄分だけじゃない!貧血を防ぐ食事とは?

胃腸に優しいので、食欲がないときにぴったり

春菊は特徴的な香りがしますが、これはα‐ピネン、ぺリルアルデヒドなどの香り成分によるものです。これらは胃腸の働きを整えて、食欲増進に働きます。胃もたれや消化不良の改善に役立ちます。

春菊のおすすめレシピ

春菊ときのこのレンチン梅おかか和え

レンジで簡単に作れて、春菊の栄養素を手軽に摂ることができるレシピです。春菊の香りと梅の組み合わせで、さっぱり大人な副菜です。 ▶「春菊ときのこのレンチン梅おかか和え」レシピはこちら

春菊とかじきのサラダ風

低カロリーですが、たんぱく質も摂れるおかずサラダです。春菊を生のまま食べるので、香りがより楽しめます。 ▶「春菊とかじきのサラダ風」レシピはこちら

豚と春菊の香味炒め

春菊とにんじんでカロテンが豊富に摂れるメニューです。免疫力を高めたいときに食べたい1品です。 ▶「豚と春菊の香味炒め」レシピはこちら

まとめ

春菊の香りを楽しみましょう!

いかがでしたか?まずは春菊を美味しくいただき、冬を楽しみましょう。そして風邪を寄せ付けない強いからだをつくりましょう!

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著者

原 美香(管理栄養士)

食べることが大好きで大学で栄養学を学ぶ。卒業後は食品会社を経て、管理栄養士の会社で特定保健指導、スーパーや惣菜店のメニュー開発等に携わる。現在はオンラインでのコラムを執筆中。1男1女の母としても奮闘中! 生活を楽しく豊かにしていく食事を目指しています!


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