【ダイエット中でもOK】管理栄養士がおすすめする「おやつ」の食べ方
忙しい仕事や家事の合間のおやつタイムはホッと落ち着ける至福の時間ですね。しかし、ダイエット中のおやつはNGというイメージがあるため、食べたくても我慢しているという方も多いのではないでしょうか?ダイエット中でも、おやつの食べ方や選び方のポイントを抑える事で、安心して食べる事が出来ますよ。今回は、ダイエット中におやつを食べる時のポイントを管理栄養士が解説します!
2019年11月15日
ダイエット中のおやつの選び方のポイント
たんぱく質が豊富なおやつを選びましょう
おやつには3食のお食事で不足した栄養素を補うという役割もあります。「おやつ」というと甘い物やスナック菓子を思い浮かべてしまいますが、お食事で適量のたんぱく質を摂る事が出来なかった場合、たんぱく質が豊富なヨーグルトやチーズ、豆乳などを選択するのがおすすめです。 【やせている人は食べている?】ダイエット中でもおやつを食べてやせる方法
歯ごたえのあるおやつを選びましょう
よく噛む事はダイエットにとってとても大切です。 噛む回数が多いと脳の満腹中枢が刺激されるため、少ない量でも満足感を感じやすくなりますし、食後の代謝も良くなると言われています。例えば、スルメや昆布、茎ワカメ、ナッツなど、歯ごたえのある食品をおやつとして取り入れる事で自然と噛む回数が増え、食べ過ぎ予防につながりますよ。 【空腹感ゼロ!】「おやつプチトマトダイエット」のポイント5つ
甘い物を食べたい時はフルーツをチョイス
甘い物を食べたい時はケーキなどのスイーツではなく、フルーツがおすすめです。 フルーツはしっかりとした甘みがありますが、一般的なスイーツと比較するとカロリー控えめで、ボリュームや歯ごたえもあるので満足感があります。また、代謝をサポートするビタミン・ミネラルが豊富に含まれています。 【香りでやせる?!】グレープフルーツのダイエット効果とは
ダイエット中のおやつの食べ方のポイント
起床後7~9時間の時間帯に食べましょう
おやつの時間は起床後7~9時間の時間帯がおすすめです。 この時間帯はBMAL1(ビーマルワン)という脂肪の蓄積を促すたんぱく質が減少しているため、おやつを食べても太りにくいと言われています。朝6~8時の時間帯に起床している方ですと大体15時頃になります。いわゆる、「3時のおやつ」はダイエットの観点からも正しい時間と言えますね。
小皿にうつして食べ過ぎを予防しましょう
おやつを食べる時、大きな袋から直接食べるとどのくらい食べたかが把握しにくく、気づいた時には食べ過ぎていた…という事になってしまう可能性もあります。大袋のお菓子を食べる時はあらかじめ小皿に食べる量だけ出しておくと、食べ過ぎ予防につながります。
ノンカロリーなお飲み物と組み合わせましょう
おやつを食べる時にはお飲み物を添える事で満足感がアップします。 しかし、甘いジュースや砂糖たっぷりのカフェオレなどを選択すると、その分カロリーアップしてしまいますし、甘い飲み物は液体になっている分、糖質が吸収されやすく、血糖値の急上昇につながりやすいと言われています。おやつの際のお飲み物は無糖のコーヒーやお茶などのノンカロリーなお飲み物を選択しましょう。
食べ過ぎてしまったら早めに調整!
普段はおやつの種類や量に注意している方でも、お付き合いやイベントなどでおやつを多く摂ってしまったり、普段よりも高カロリーなおやつを食べる事もあると思います。そういった場合、出来るだけ早めに調整しましょう。 調整方法ですが、おやつを食べた次のお食事の際、ご飯の量を少なめにして調整すると良いですね。摂り過ぎたカロリーはすぐに体脂肪に変わるのではなく、2~3日かかると言われていますので、早めに調整する事で体重への影響が少なくなりますよ。
まとめ
ダイエット中でも上手におやつを楽しみましょう!
いかがでしょうか? ダイエットの天敵と思われがちなおやつですが、選び方や食べ方のポイントをおさえる事で安心して食べる事が出来ます。おやつは心の栄養とも言われていますので、ダイエット中でも上手におやつを食べ、無理なくダイエットを進めていきましょう! 【知らないと損?】ダイエットの味方♪太りにくい「おやつ」ランキング
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著者
藤井 歩(管理栄養士)
大学卒業後、給食委託会社・健康関連企業での勤務を経て、現在はフリーランスの管理栄養士としてオンラインでの栄養指導業務、特定保健指導、コラム執筆など栄養関係の様々な業務に携わっています。