【低GI値の優秀食品】ダイエット中に「そば」を食べたい3つの理由
糖質が多く含まれる主食は、血糖値を上昇させて太りやすいと思われがちですが、食べないでいると逆に脂肪を溜め込みやすくなる可能性があるので注意が必要です。そこでダイエット中におすすめしたい食品が「そば」です。それでは、なぜそばがダイエットに良いのか詳しくご紹介していきます。
2019年12月29日
そばをおすすめしたい理由①:低GI値食品
ダイエット中にそばをおすすめする理由は、血糖値を上げにくい低GI値食品であることです。 GI値とは食品中の物質が体内で糖に変わり、血糖値が上昇するスピードを表した数値のことです。血糖値が急激に上がると「インスリン」というホルモンが分泌され、脂肪をため込むように働きます。そのためダイエット中は、低GI値の食品を上手に取り入れることがポイントになります。
主食によるGI値の違い
特に糖質を多く含むお米やパンなどの主食は、炭水化物(糖)を多く含むため血糖値を急激に上げやすく、ダイエットには不向きと思われがちです。しかし、そんな主食の中でも、GI値は食品によって異なることをご存知でしょうか?主食の中でも、そばはGI値の低さが特徴的です。 【主食のGI値例(食品100gあたり)】 ●白米:84 ●フランスパン:93 ●食パン:91 ●うどん:80 ●スパゲッティ:65 ●そば:59 (※調理法、具体的な食材・商品によってGI値は異なります。)
そばをおすすめしたい理由②:低カロリー
「今日はどうしても麺類が食べたい!」というときに、ぜひ選んでほしいのがそばです。そばは、味付けがシンプルで、他の麺類と比べてもヘルシーに食べることができます。 洋食や中華などのラーメンやパスタに比べ、同じ1食でもトータルで考えれば摂取カロリーを抑えやすいと言われています。 【ココがポイント!】「そば」を食べるとダイエットできる秘訣とは?
麺類のカロリー比較
【麺類のカロリー例】 ●ミートソーススパゲッティ:約614kcal ●味噌ラーメン:約568kcal ●ペペロンチーノ:約505kcal ●なめこおろしそば:約331kcal ●ざるそば:約275kacl ※一人前あたりの平均カロリーです。商品や食材によってカロリーは上下します。 パスタやラーメンといった洋食や中華メニューは、味付けに脂質が多く使われていることが多いため、高カロリーになりがちです。 それに対してそばは、めんつゆを主体とした味付けで具材もシンプルなものが多く、比較的ヘルシーなメニューが多いですよね。上手にそばを取り入れて、摂取カロリーをコントロールしましょう。
そばをおすすめしたい理由③:栄養価の高さが魅力
そばは栄養価が高い優秀な食材で、ダイエット中にうれしいメリットがいっぱいあります。
そば特有の「ルチン」に注目
注目したいのが、ポリフェノールの一種であるルチンです。抗酸化作用をもつことから、シミやシワを予防してアンチエイジング効果を期待することができます。 さらには、血液の流れをスムーズに促す働きもあるため、新陳代謝を活発にすることで、ダイエット中増えがちな肌トラブルを解消することができるのではないでしょうか。
代謝を上げる「ビタミンB群」
そばには、糖質の代謝に欠かせないビタミンB1と脂質の代謝に欠かせないB2も豊富に含まれています。これらが、代謝を活発にすることで、やせやすく太りにくい体質作りにつながると言われています。 また、疲労回復や皮膚や粘膜を構成する大事な栄養素であるため、積極的な摂取をおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?ダイエット中は、主食を抜くような食事制限をしがちですが、それでは代謝が落ちて逆に太りやすい体質を作ってしまうかもしれません。 そこで、食生活に上手にそばを取り入れることで、主食を食べながらやせるダイエットを行えるでしょう。ぜひ、そばをチョイスしてみて下さね。 【みんな大好き】めん類を食べても太らない3つのコツ
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著者
DietPlus管理栄養士(管理栄養士)
「正しく食べてやせる」ダイエットを実践できる様々なダイエットサポートサービスを提供。個人の生活習慣からやせない理由を発見できる「ダイエット診断」ほか、コラム等でダイエット情報を配信。また、アプリ「ダイエットプラス」では、食事改善をメインとした管理栄養士によるダイエットサポートサービスを提供しています。