【ココアってどうなの?】ダイエットについて3つの疑問を徹底解明!

【ココアってどうなの?】ダイエットについて3つの疑問を徹底解明!

ダイエット中は甘い飲み物、食べ物は我慢するものと考える方が多いはず。そんな時には、一時的に食欲を抑えるとともに、食事制限によるストレスの緩和、リラックス効果を期待できるココアがおすすめ。今回は美容にもいいと言われる、ココアの魅力を探ります。

2019年02月15日

ココアで体と心をアンチエイジング

カカオポリフェノールの働き!

ココアの原料カカオ豆には、最近注目を集めているカカオポリフェノールがたっぷりと含まれています。 カカオポリフェノールには様々な効果が期待できますが、中でもその強い抗酸化作用は特徴的です。シミやしわの原因になると言われる活性酸素の増加を抑えるうえに、血流の改善、代謝向上、血糖値の抑制による太りにくい体作りなどに役立つと考えられています。

ピュアココアの気になる3つの疑問

疑問①:腸内のお掃除屋さんってホント?

意外に思われるかもしれませんが、ピュアココアには食物繊維が豊富に含まれています。その量はココア1杯(約6g)で約1.4g。きゅうり1本分(約100g)は1.0gであるため、なんときゅうりを丸ごと1本食べきっても、ココアの方が多いのですから驚きです! このことからも、便秘解消に効果的だと考えられています。排便がスムーズになればお腹もスッキリするのはもちろんのこと、肌荒れなども改善されるので美容効果も見込めますよ。 また、食物繊維は糖質の吸収を遅らせ、血糖値の急激な上昇を抑えるため、糖尿病や肥満の予防にもつながると言われています。満腹感も得やすく、サッと作ることができるココアは、忙しい朝の食事や小腹が空いた時の間食にもおすすめです。

疑問②:ココアは本当に太らないの?気になるカロリーって?

ピュアココアの場合、大さじ1杯(約6g)あたりのカロリーは約16kcalと低めです。牛乳が入ると多少はカロリーアップしますが、その分ダイエット中に不足しがちなカルシウムなどの栄養分を補給できると考えられます。また牛乳を150ml程加えて飲んでも100kcal前後になる計算です。 さらには、甘さを自由に調整できることも嬉しいポイントの一つです。ダイエット効果を期待したいのであれば、お砂糖やミルクパウダーが入っていないピュアココアがおすすめですが、少し甘さを加えたい場合は栄養価の高いはちみつや、カロリーオフのダイエットシュガー、また腸内環境を整えられるオリゴ糖など、工夫をして選ぶと良いでしょう。

疑問③:ココアを飲むだけでリラックスできるの?

ダイエット中は食事制限から起こる栄養不足も加わり、イライラしやすくなりますよね。そんな時はココアがおすすめ!ココアには「テオブロミン」という気持ちをリラックスさせる成分のほか、脂肪分解の促進、血管や気管の拡張、利尿効果が期待できるそうです。 コーヒーなどに含まれるカフェインとは異なり、神経を興奮状態にさせることはなく、逆に集中力を高め、気持ちをリラックスさせることが実験で明らかとなっています。 甘い飲み物だからと、ダイエット中には敬遠されがちなココアですが、栄養豊富なココアをプラスすることで、ダイエットをスムーズに進めることができるかもしれませんね。 ▶【ポッコリお腹がペッタンコに?!】「生姜」と「ココア」の最強コンビが凄すぎる!!

まとめ

高いリラックス効果と美容効果を期待できるホットココア。 しかしいくら健康と美容に良いといっても飲みすぎはNGです。ダイエット中は1日1~3杯を目安にするのが良いでしょう。ポイントをおさえてココアを取り入れ、心と体は優しくほっこり温めて、うまくダイエットに取り入れていきましょう。 ▶【やせられるって嘘?本当?】チョコレートに隠されたダイエット効果をご紹介!

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著者

水谷 俊江(管理栄養士)

南米、北米で10年間生活した中で、改めて日本人の食文化の偉大さを感じました。美容クリニックでのダイエット指導、特定保健指導での相談業務に携わり、現在では「食」をテーマにしたコラムを執筆しております。世界の食文化と同じように、お一人お一人のお食事の環境や歴史は異なります。今の生活の中で無理なく太る習慣が改善できる方法をオートクチュールで提供いたします。


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