【ネバネバが人気】管理栄養士がおすすめする「ネバネバ食材」BEST3
ネバネバ食材といえばどんなものを思い浮かべますか?ネバネバ成分には体に嬉しい効果がたくさんありますよ。今回はおすすめの【ネバネバ食材】について管理栄養士が簡単にお伝えしますので、是非参考にしてみてください♪
2018年03月08日
ながいも
ながいもは他のイモとは違って、生食できるのが特徴です。すりおろして、とろろかけご飯やとろろ汁、刻んでサラダとして食べてもおいしいネバネバ系食品です。ながいも独特のネバネバ成分は、胃の粘膜を保護して腸内環境を整える働きがあり、たんぱく質の消化吸収を助けてくれるので、体力増強などにも役立ちますよ。
栄養成分
可食部100gあたり65kcalです。ながいもは脳や神経系の唯一のエネルギー源となる糖質が豊富です。それと同時に糖質を分解するビタミンB1も含まれているため、糖質を効率よくエネルギーに変えくれるうえに、疲労物質の乳酸などが体にたまるのを防いでくれます。 ほかにも、皮膚を丈夫にしたり免疫力を高めるビタミンC、血圧を下げたりむくみ解消に役立つカリウム、腸内を綺麗にして便秘予防に効果的な食物繊維が豊富です。また、でんぷん分解酵素と呼ばれているアミラーゼなどが豊富に含まれているため、他の食品の消化を促進して、栄養成分を無駄なく吸収することができ、代謝アップに期待されています。生で食べた方がでんぷんの消化がよくなるので、すりおろして食べるのがおすすめです。
納豆
蒸し大豆に納豆菌をつけ発酵させた食品です。発酵することによって、消化吸収がよくなり、独特の粘りや風味が出ます。そのまま食べたり、ご飯にかけても美味しいネバネバ系食品です。納豆特有のネバネバ成分のナットウキナーゼはたんぱく質分解酵素であり、消化吸収を促します。さらに、血管内の血栓を溶けやすくして血流を促進するので、血圧を下げる効果が期待できます。
栄養成分
可食部100gあたり200kcalです。1パック(およそ50g)で約100kcalです。筋肉や骨、皮膚など体を構成する主成分であるたんぱく質が豊富です。糖質の代謝を促すビタミンB1、脂質の代謝を助けるビタミンB2、むくみ解消に役立つカリウムや骨の材料になるカルシウム、腸内環境を整えて便秘予防の効果が期待される食物繊維が豊富。また、ポリフェノールの一種である女性ホルモンに似た大豆イソフラボンも摂取出来るので、ダイエット中に乱れがちなホルモンバランスを整えることに役立ちますよ。 ▶【組み合わせに秘密が?!】「納豆パワー」がアップするトッピング3選
モロヘイヤ
葉の形がシソに似ており、刻むとオクラのようなねばりが出てきます。モロヘイヤはアラビア語で「王様の野菜」という意味で、栄養価が非常に高い緑黄色野菜として近年注目されているそうです。茎は固いので主に葉を料理に使います。茹でてから水にさらしておひたしやスープにしたり、炒め物、ドレッシングに加えるなど幅広く使うことができます。モロヘイヤ特有の葉のぬめりは、食物繊維の仲間のウロン酸に糖が結合したもので、コレステロール低下の効果が期待されていますよ。
栄養成分
可食部100gあたり38Kcalです。1本(約5g)食べてもおよそ2kcalなので、たくさん食べても低エネルギーの食品です。ビタミンA(β-カロテン)は野菜の中でもトップクラスの含有量。皮膚や目などの粘膜の健康を保ったり、強い抗酸化作用があるので、老化や病気の予防に役立つと言われています。 ほかにも、糖質の代謝を促すビタミンB1、脂質の代謝を助けるビタミンB2、免疫力を高めるビタミンCも豊富。むくみ解消や血圧を下げる効果が期待できるカリウムや骨の材料となるカルシウムも豊富です。さらに、女性が不足しがちな鉄も多く含んでいるので貧血対策にもなります。食物繊維もたっぷり含まれるので、便秘解消に役立ちます。 ▶ネバネバの【モロヘイヤ】はダイエットに効果的な万能食材だった!
管理栄養士おすすめレシピ
ながいも、納豆、モロヘイヤには共通してネバネバやヌルヌルの成分が含まれています。そのため、粘膜を保護してくれるので胃の調子を良くしたり、風の予防にも効果が期待されます。そのほか、血糖値やコレステロール値の上昇も抑えてくれるので、健康の維持・増進に大活躍します。
【やまいも】簡単!のっけるだけ!爆弾丼
食欲のない時でもパクパクっと食べれてしまう爆弾丼!オクラやヤマイモ、メカブのネバネバ成分は血糖値の急激な上昇を抑えます。また、マグロにはダイエット中に不足しがちな鉄を豊富に含まれています。疲れやすさやバテ気の方にもおすすめのどんぶりです。 ▶「簡単!のっけるだけ!爆弾丼」レシピはこちら
【納豆】鶏肉と納豆の炒め物
パサつきがちな鶏胸肉は火を通しすぎないようにすることがポイント。また、納豆もサッと火を通す程度にしてください。加熱しすぎると納豆の香りが際立ち過ぎてしまいます。 「鶏肉と納豆の炒め物」レシピはこちら
【モロヘイヤ】モロヘイヤのねばねば冷奴
ここではごま油がポイント!ごま油はモロヘイヤのクセを和らげて食べやすくするほか、カロテンの吸収率を上げる効果があります。 ▶「モロヘイヤのねばねば冷奴」レシピはこちら
まとめ
いかがでしたか?今回ご紹介したネバネバ食材の主な栄養素としてはやまいもは糖質、納豆はたんぱく質、モロヘイヤはビタミンやミネラルが豊富なので、普段の献立のバランスを整える時にこれらの食品を使い分けてみてもいいですね。ご紹介したレシピも参考にしてみてください♪
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著者
DietPlus管理栄養士(管理栄養士)
「正しく食べてやせる」ダイエットを実践できる様々なダイエットサポートサービスを提供。個人の生活習慣からやせない理由を発見できる「ダイエット診断」ほか、コラム等でダイエット情報を配信。また、アプリ「ダイエットプラス」では、食事改善をメインとした管理栄養士によるダイエットサポートサービスを提供しています。