「酢しょうが」効果を引き出す2つのルール＆超簡単な作り方とは？

ルール1：加熱して食べる

しょうがの特徴である、ピリッとくる辛さはジンゲロールと呼ばれる成分がもととなっています。ジンゲロールには消化を促す効果や殺菌作用といった効能があるほか、体を芯から温める作用があると言われています。 ジンゲロールを加熱することによってショウガオールという成分に変わります。ショウガオールは体の内側から温めて、体温上昇に役立ちます。体温が上がることによって代謝が上がって脂肪燃焼効果がより高まると考えられています。

ルール2：継続して食べること

酢しょうがはその名の通り、しょうがを酢で漬ける食材です。お酢には血糖値の急上昇を抑えて糖質の吸収を抑えるという効果があります。さらに毎日お酢を飲み続けることによって内臓脂肪を減らす効果があるとの研究結果もあり、継続することが効果につながる秘訣ですね。

過剰な活性酸素は、老化の原因になってしまうと考えられています。女性が最も気にするシミやしわ、くすみ、たるみなどの肌トラブルの原因となるので、どうにかして活性酸素を減らしたいですよね。 そこで活躍するのが「酢しょうが」です。しょうがに含まれる「ジンゲロール」と「ショウガオール」という成分、または酢に含まれる「クエン酸」が活性酸素の除去をしてくれると言われています。このため、酢しょうがにはアンチエイジング効果や美肌効果が期待されているのです。

基本の作り方

<材料> ・酢　50cc　(酢は黒酢の他、米酢、リンゴ酢でもOK) ・しょうが　50g これだけの材料で作れます。お酢はお好みで黒酢や果実酢でも何でもOKです。基本的な作り方は、しょうがとお酢の割合を1:1にしたものが多いといいます。お好みに合わせて、自分の作りやすい分量で作ってみて下さいね。 <作り方> 1、しょうがを好みの大きさに切りましょう。 2、蓋のついている容器に入れて、同じだけの分量の酢を注ぎ入れます。 3、冷蔵庫に一晩おいたら完成です。 しょうがの切り方は、食べやすくするために薄くスライスしてもいいですし、調味料として使いたい場合はみじん切りがオススメです。少し大きめにカットして食感を楽しんでみてもいいですね。色々な切り方にチャレンジして、お好みの切り方を見つけてみてはいかがでしょうか。 ▶「万能☆酢しょうが」のレシピはこちら

簡単な作り方

チューブや乾燥ショウガを使えばより簡単に酢しょうがを作ることができます。実は、体温を温める作用のある「ジンゲロール」は乾燥ショウガにより多く含まれていると言われており、乾燥ショウガを使ったほうが簡単でより効果的かもしれませんね。 また、電子レンジを使用することによって簡単に作ることができますよ。切ったしょうがを600ｗで約4分加熱したら、酢を注いで完成です。手軽に酢しょうがを作りたい方は、チューブや乾燥ショウガ、電子レンジを活用するといいでしょう。

おススメの食べ方

1回で大さじ1杯程度を目安に、1日に何回かに分けて食べるようにしましょう。 おススメの食べ方は、紅茶やお湯で割ってドリンクにしてもOK。または、サラダの上にドレッシング代わりとして使ってもよし、スープに少し加えるだけでコクと風味が増しますよ。肉や魚料理などのソースに使ったら、減塩に繋がるかもしれません。使い方が幅広くありますので、是非毎日の食卓に取り入れてみてくださいね。

食べ過ぎはNG！

そのまま酢を飲むことによって歯のエナメル質に影響が出てしまう可能性があります。さらに、しょうがや酢はたくさん食べると胃腸を荒らしてしまう可能性もあります。そのため、一度にたくさん食べるのではなく少量ずつ食べるようにしましょう。 ▶【やせた人が続出？！】「酢×しょうが」の凄すぎるダイエットパワーって？

酢しょうがはダイエット効果を期待できるだけではなく、美容にもとても効果的だと言われています。体の内側から健康的に基礎代謝をアップさせながら、体重を落とすことを目標として、酢しょうがを上手に取り入れてみてくださいね。