切り干し大根のダイエット効果は絶大！？干すことで倍増する栄養価が理由だった？

地域によって違う？

前述した様に、切干大根は大根の乾燥品です。西日本では「千切り大根」とも呼ばれ、京都では「軒しのぶ」とも呼ばれるそうです。名古屋近辺では、花切大根という花の型に抜いた切干大根があり、赤だしの具にも用いられるようですね。

切り干し大根の作り方

切干大根は秋から冬にかけて収穫した大根を細切りにし、広げて天日干しにします。寒さが厳しいほど良質な製品になるとの事で、乾物の中では戻す時間が短く、灰汁が少ないのが特徴です。常温保存が可能ですが、劣化を防ぐには冷蔵庫での保存が一般的となっています。 調理の際は、軽く洗って水で戻します。煮物が定番ですが、和え物にしてサラダ感覚で食べたり、炒め物にも使える万能食材と言えるでしょう。精進料理では食感を生かし、中華料理のクラゲに見立てる事もあるそうです。良質の食物繊維やカルシウムが多く含まれ、健康食品としても知られています。それでは、その高い栄養価や注目のダイエット効果を解説していきます！

女性に嬉しい栄養素が豊富

切干大根は、大根を天日干しにする事で太陽の光を浴び、甘みや旨み、栄養素も生の大根よりギュッと詰まっていると言われます。 【切り干し大根の注目すべき栄養素】（100g当たり） ① 食物繊維　21.3g ② カルシウム　500mg ③ ビタミンＢ1　0.35mg ④ ビタミンＢ2　0.20mg ⑤ 鉄　3.1mg

食物繊維

切り干し大根には「リグニン」という不溶性食物繊維が含まれます。リグニンは光合成の際に生成され、カカオにも含まれる事が知られています。体からコレステロールを排出したり、便秘の解消、美肌効果も期待され、満腹感も得られやすいのでダイエットにはもってこいの成分でしょう。 ■＊ダイエットの豆知識＊食物繊維がダイエット大切なこと。その違いとは？

カルシウム

生の大根の約15~20倍のカルシウムが含まれると言われます。カルシウムは骨や歯を丈夫にする作用、イライラの防止など、辛いダイエットや健康維持に必要な栄養素ですよね。

ビタミンＢ1、ビタミンB2

ビタミンＢ群には代謝促進作用があるとされており、生の大根と比較して数十倍も多く含まれると言われます。代謝が上がる事で冷え防止にも有効で、脂肪の吸収抑制にも深く作用しているそうです。

鉄

女性に多い貧血予防には必須な鉄分。免疫力を高める働きも期待出来るので、こちらも重要な栄養素ですね。

韓国風ほうれん草と切干大根の和え物

ほうれん草と栄養価の高い切干大根を使って、パパッとたっぷり作れるストックメニュー。ピリ辛なので、ごはんも進みます。 ▶「 韓国風ほうれん草と切干大根の和え物」レシピはこちら

切干大根のポン酢和え

便秘予防に効果的な食物繊維がたっぷり！ミネラル豊富な刻み昆布と一緒に和えた、手軽に作れる一品。 ▶「 切干大根のポン酢和え」レシピはこちら その他、切り干し大根は油と相性が良いので、炒め煮やサラダの具材などもおススメ。コリコリとした歯ごたえがあるので良く噛む事で、食べ過ぎ防止にも繋がりますね。お弁当の一品、普段のおかずでも、様々な自己流レシピに挑戦してみては？！

切干大根は何とも地味な印象ですが、全国で気軽に手に入る健康食品ですね。地域によってきっと様々な工夫で古くから食べられてきたと感じます。日本の代表的な乾物で、その食感や味だけでなく、高い栄養価、健康効果が期待されています。早速切干大根のお力を借りて、すぐに健康的で楽しいダイエットに励んで下さいね！！ ■生理前の方が痩せやすい?!逆説的「ホルモンバランスダイエット」とは？

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