【1日1回飲むだけ！？】黒酢ダイエットが選ばれる3つの理由とは？

お酢は、原料や製造方法により種類が異なります。代表的なものには、穀物酢(米酢、米黒酢)、果実酢(りんご酢、ぶどう酢)、黒酢などがあります。その中でも「黒酢」は大きく4種類に分けられます。原料や熟成期間によって、味や含まれる成分が違うため、自分の好みや体調に合わせて、いろいろな黒酢を試してみるのがおすすめですよ！ ■米黒酢：玄米を原料とした日本で一般的な黒酢。酸味が強く、必須アミノ酸が豊富。 ■大麦黒酢：大麦を原料とした黒酢。酸味が少なく、ミネラル類が豊富。 ■バルサミコ酢：トレビアーノというぶどうを原料とし、長期間熟成されたもの。ポリフェノールが豊富。 ■香醋：中国で一般的な黒酢。玄米や雑穀などを原料としており、非常に濃厚で酸味が少なく、アミノ酸が豊富。

黒酢は、お酢の中でもダイエット効果が高いといわれています。これは、他のお酢に比べて、脂肪燃焼や代謝に関わる必須アミノ酸、クエン酸、ビタミンなどの栄養素が多く含まれているためです。それらの栄養素について見てみましょう。

①代謝アップに！必須アミノ酸

ダイエットでは基礎代謝をアップさせることが重要となりますが、それには筋肉が大きく関係すると考えられています。アミノ酸は、私たちの筋肉や内臓などを構成しているタンパク質の材料で、筋力アップには欠かせません。 黒酢は、アミノ酸(20種類)のうち17種類を含み、さらに体内で合成できない必須アミノ酸(9種類)のうち、8種類を含んでいると言われています。必須アミノ酸を食事からバランスよく摂取するのは難しいため、黒酢を活用すると良いでしょう。

②疲れにくくする！クエン酸

お酢の酸っぱい味は、クエン酸をはじめとする有機酸によるものです。クエン酸は、食べ物をエネルギーに変えるときに必要な成分であるため、食事と一緒に摂取すると、代謝アップや疲労回復に効果的だと言われています。また、カルシウムの吸収を助ける働きもあります。 有機酸には悪玉菌を減らす作用があるため、腸内環境を整え、大腸のぜん動運動を活発にする効果を期待できます。このことからも、ダイエットの天敵である便秘の解消や、美肌作りにも繋がるでしょう。

③健康維持に！ビタミン・ミネラル

黒酢は、健康維持や代謝を促進するビタミンB群や、身体の調子を整えるミネラルを豊富に含んでいます。ビタミンやミネラルは体内に蓄積できないため、毎日の食事から摂取する必要があります。 ▶ダイエット効果を上げる「酢しょうが」の食べ方・飲み方は？

注意点

黒酢には、いろいろな健康効果を期待できます。ダイエット中の黒酢の取り入れ方でおすすめなのが、「1日1回、大さじ1杯の黒酢を飲む」だけです。 ポイントは、 ・食事中または食後に飲むこと ・原液のまま飲まないこと ・継続的に飲むこと 食前や原液のまま飲むと、胃が荒れてしまう可能性があるため、10倍程度に薄めたものを飲むようにしましょう。たくさん飲んだからといって、効果が上がるわけではありません。飲み過ぎは、胃腸に悪影響を及ぼす場合もあるので注意しましょう。また、黒酢でダイエットを成功させたいのであれば、毎日の継続が欠かせません。取り入れ方次第で、太りにくい体質作りに役立つかもしれません。

黒酢のアレンジ方法

黒酢には独特の風味があるため、飲みにくさを感じる人も多いかもしれません。そんな方におすすめのアレンジ方法をご紹介します。 ■お湯や水で割る 一番簡単な飲み方は、冷たい水やお湯で薄める方法です。酸味が苦手な方は、黒酢と同量程度のはちみつや砂糖を混ぜると飲みやすくなります。 ■ヨーグルトや牛乳に加える 意外にも牛乳やヨーグルトなどの乳製品と相性がいいと言われています。味わいがまろやかになるので、酸っぱいのが苦手な方も取り入れやすくなるかもしれません。 ■ドレッシングや調味料に 酢豚やマリネ、ドレッシング、酢の物などのアレンジレシピもたくさんあります。料理からも上手に摂取すると、毎日飽きることなく続けられますよ。 また、リンゴ黒酢など果実風味の黒酢は、比較的飲みやすいですよ！ぜひ試してみてくださいね◎忙しいときは、市販の黒酢ドリンクやサプリを使うなど、無理せず自分に合った方法を取り入れてみると良いでしょう。 ▶【酢のパワーが効果絶大？！】「レモン酢」がダイエットに効果的なワケって？

どんなダイエットでも言えることですが、ダイエット成功への近道は毎日の継続が大切です。黒酢は、スーパーにもいろいろな種類が並んでいます。自分好みの黒酢を探してみるもよし！市販品を使うもよし！ぜひ黒酢を毎日の生活に取り入れて、身体の内面から美しくなりましょう。