【自信を持って笑おう!】歯の黄ばみを防ぐポイントをご紹介
毎日きちんと歯を磨いているのに、歯の黄ばみが気になったことはありませんか?実は、歯の黄ばみにはさまざまな原因があり、歯磨きだけでは予防することは難しいです。そこで今回は、歯の黄ばみを予防・改善するポイントについてご紹介します。
2022年12月08日
歯の黄ばみの原因
食べ物や飲み物による着色汚れ
歯の表面のエナメル質はぺクリルというたんぱく質で覆われています。食べ物や飲み物に含まれる色素成分とぺクリルが結びつくことで「ステイン」という着色汚れが発生するのです。 また、色素成分以外にも合成着色料やタバコのヤニなども着色汚れの原因となります。 以下の食べ物・飲み物は、着色汚れの原因となりやすいものです。 ・チョコレート、赤ワインに含まれるポリフェノール ・コーヒー、紅茶、ウーロン茶に含まれるカテキン、タンニン ・ケチャップ、ソース、しょうゆ。カレー粉などの調味料に含まれる着色料
プラークや歯石の付着
歯磨きが十分でないとプラーク(歯垢)が残り、歯の表面が溶けてしまう「脱灰」が起こります。歯がきれいな状態を保つと唾液の「再石灰化」という働きによって脱灰状態が改善されます。 しかし、プラークが残ったままの状態が続くと再石灰化がうまくいかず、歯の表面のツヤが失われて黄ばみが目立ってしまうのです。
加齢による黄ばみ
歯の表面のエナメル質は半透明となっており、内側の象牙質の色が透けて見えます。加齢によって象牙質の色が濃くなったり、エナメル質が摩耗することで象牙質の色が見えやすくなり、歯の黄ばんで見えることがあります。
歯の黄ばみ対策のポイント
着色しやすい食べ物・飲み物を控えめに
コーヒーや紅茶などは飲む機会の多い飲み物ですが、着色汚れにつながりやすいので、飲みすぎには注意しましょう。歯につかないよう、ストローを使って飲むのもよいですね。着色しやすい食べ物を完全に避けることは難しいので、食べたあとに歯磨きをしたり、口をゆすぐようにするとよいでしょう。 また、タバコのヤニも歯に着色しやすいですし、喫煙は歯周病などの口内トラブルを起こしやすいので、丁寧に歯を磨きましょう。禁煙・減煙するのもおすすめです。
ダラダラ食いを避ける
脱灰は食事や間食の際に起こります。唾液が分泌することで再石灰化が起こり歯が修復されるのですが、間食の頻度が多いと修復が追いつかなくなってしまいます。間食の時間を決め、ダラダラ食いを避けるようにしましょう。
よく噛むことで唾液の分泌を促す
唾液には再石灰化で歯の表面の修復を促したり、口内の清潔を保つ効果があります。唾液の分泌量を増やすには、よく噛んで食べることが有効です。野菜や海藻、きのこ、こんにゃく、雑穀など歯ごたえのある食材を積極的に取り入れたり、一口20〜30回ほど噛むよう意識してみましょう。 また、間食としてガムや昆布、スルメなど、よく噛んで食べる必要のある食品を選ぶのもおすすめです。
まとめ
美しい白い歯を保とう!
いかがでしたか?少し気をつけるだけで、歯の黄ばみの予防につながります。今から意識し、自信を持って笑顔になれる健康な美しい歯を保ちましょう。 【参考文献】 第一三共ヘルスケア.くすりと健康の情報局.歯の黄ばみの症状・原因 (https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/42_hanokibami/) 閲覧日:2022年6月28日
【やせ習慣が身につく】管理栄養士が食生活をコーディネートするアプリって?
まずは無料でスタート♪食事を撮るだけ、プロから食事のアドバイスが届く!
- 専属の管理栄養士がダイエットをサポート
- 食制限なし!正しく食べて身につく「やせ習慣」♪
- 管理栄養士が、写真を目で見て丁寧にアドバイス。AIではありません!
- 「あってるかな?」そんな食事のお悩みを正しい知識でアドバイス
著者
藤井 歩(管理栄養士)
大学卒業後、給食委託会社・健康関連企業での勤務を経て、現在はフリーランスの管理栄養士としてオンラインでの栄養指導業務、特定保健指導、コラム執筆など栄養関係の様々な業務に携わっています。