【美しい姿勢を手に入れよう!】おすすめのエクササイズは『ピラティス』
美しい姿勢の方は、年齢問わずに素敵ですよね。美しい姿勢を維持するために、おすすめのエクササイズがピラティスです。今回は、ピラティスの魅力についてお伝えいたします。
2022年11月10日
ピラティスとは
ピラティスの始まり
1900年初めに、ジョセフ・H・ピラティスによって、第一次世界大戦で傷ついた兵士のリハビリ目的に開発されました。
ヨガとの違い
ピラティスと似ているエクササイズにヨガがあります。いずれも肉体と精神のバランスを整えることに重きをおいています。2つの大きな違いは呼吸法と動きです。ピラティスは、胸式呼吸を行うため、交感神経を活性化させます。また、身体を常に流れるように動かし、身体面からアプローチするのが特徴です。一方で、ヨガは腹式呼吸を取り入れているため、副交感神経が活性化されます。動きは静止姿勢が多くあり、瞑想と精神面からアプローチするという点に違いがあります。
ピラティスと姿勢
ピラティスの考え方の基本
ピラティスは、身体をバランスよく発達させ、悪い姿勢を正し、身体の元気を回復させるという考え方があります。姿勢を整えることによって、心の活性化を図り、精神力を高めるのです。
「丸める」と「伸ばす」
正しい姿勢とは、横から見た時に「耳・肩・大転子・膝・外くるぶし」の5点の重心線が揃っている状態です。この5点に大きく影響するのが、背中から臀部に伸びる脊柱です。脊柱は椎骨と呼ばれる骨が連結したもので、椎骨の柔軟性が若さに影響します。ピラティスでは、この椎骨を1つずつ丸めたり、伸ばしたりする動きを繰り返すことで、徐々に正しい位置に整えていきます。この椎骨を1つずつ動かすためには、普段使わない小さな筋肉を使うことで、体幹を鍛えることにつながるのです。
ピラティスのメリットは4つ
心臓への負担が少ない
ピラティスは、座った姿勢や横たわった姿勢で行うため、心臓への負担が抑えられます。
大きな筋肉の強化につながる
ピラティスで小さな筋肉を鍛えることによって、大きな筋肉の動きがスムーズになります。大きな筋肉の動きがスムーズになることで、結果的に大きな筋肉の強化につながります。
しなやかな筋肉を目指す
ピラティスは隆々な筋肉ではなく、しなやかな筋肉を目指すものです。特定の筋肉が発達しすぎると、他の筋肉の適切な動きを阻み、身体のバランスが乱してしまいます。
心臓の働きを助ける
ピラティスを行うことで、血流が良くなり、老廃物の体外への排出を助けます。老廃物が排出されることで、血液の流れをよくすることが期待できます。
まとめ
ピラティスでコンディションアップを!
姿勢が整うと、見た目の美しさに加え、疲労の緩和や血流がよくなるなど、コンディションアップにつながります。小さい筋肉を鍛えることで大きな筋肉の強化につながり、姿勢が整います。小さな筋肉を鍛えるピラティスで、コンディションアップを図ってみてはいかがでしょうか。 【参考文献】 ・厚生労働省.ピラティス.e-ヘルスネット[情報提供](https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/exercise/ys-083.html).閲覧日2022年6月21日 ・ジョセフ・H・ピラティス著.川名昌代翻訳.CONTROLOGYピラティス・メソッドの原点.有限会社万来舎.2020.72P~86P
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著者
酒井 葉子(管理栄養士、東京糖尿病療養指導士)
幼少期にアトピー性皮膚炎で悩み、身体の内側から見直す必要性を感じて管理栄養士に。大学卒業後は、給食管理業務や医療機関での栄養指導に携わり、現在は保健指導やコラムの執筆に従事。食を通して、充実した毎日のサポートを行ってまいります。