【ご飯だけじゃない】使い方いろいろ「納豆」を使った1週間献立
今回は「納豆」を使った1週間分の献立を選びました。納豆は比較的保存期間が長いので、常備しておきやすいたんぱく質食材です。いつでも作りやすい簡単メニューばかりなので、家の冷蔵庫にある納豆を使ってぜひ作ってみてくださいね!
2022年02月10日
納豆はどんな食材?
納豆の栄養
大豆を蒸して納豆菌を加え、発酵させたものが納豆です。発酵させることで、大豆よりも、消化吸収が良くなります。 骨格、筋肉、臓器など、身体を構成する成分になるたんぱく質が豊富で、丈夫な身体づくりには欠かせない栄養素です。食卓では「主菜」として使うことができます。その他、糖質、脂質、たんぱく質がエネルギーに変わるときの代謝を助ける、ビタミンB2も豊富。また骨を強くし、出血したときなどの血液凝固に働く、ビタミンKも多く含まれます。
いろいろな料理に使えて万能!
保存が比較的長いので、冷蔵庫に常備しておきやすい食品です。そのままでも食べられるので、とっても手軽に主菜を作ることができます。 定番のごはんにかけて食べる他に、いためる、あえる、食材にのせたり挟んだりして焼くなど、いろいろな料理に使えます。
納豆を使った1週間献立
【月曜日】「忙しい朝にピッタリ!栄養満点ごちそうTKG☆」の献立
忙しい朝でも簡単に準備ができます。納豆はごはんの上にのせるだけでも、「主食」+「主菜」のメニューになる優秀食材!ここに「副菜」の要素になる小松菜を加えています。このTKGに野菜たっぷりの副菜と汁物を組み合わせた、栄養バランスばっちりの献立です。しっかり食べて、元気に1日を過ごしましょう! 主食:玄米ご飯の納豆小松菜TKG 副菜:ミニトマトとわかめのサラダ 汁物:じゃがいもとたまねぎのみそ汁 デザート:キウイ ▶「忙しい朝にピッタリ!栄養満点ごちそうTKG☆」の献立はこちら
【火曜日】「調味料要らず☆納豆となめたけの揚げ巾着」の献立
納豆を油揚げの中に入れて焼いた主菜がメインの献立です。ごはんにかけるだけでなく、このようにして食べると、ボリュームのある主菜になります。ネバネバ食感が楽しい1品ですので、ぜひ作ってみてくださいね! 主食:ごはん 主菜:納豆となめたけの揚げ巾着 副菜:春菊とひじきのみぞれ和え 副菜:ミニトマト 汁物:麺つゆを使った茶碗蒸し ▶「調味料要らず☆納豆となめたけの揚げ巾着」の献立はこちら
【水曜日】「ヘルシーでサクサク!カリフラワーの焼きコロッケ」の献立
ほうれん草と大根の納豆サラダを、野菜のコロッケに組み合わせた献立です。サラダは「副菜」の位置づけですが、納豆からたんぱく質をしっかりと摂ることができる一品。今回のように納豆を副菜として使う場合、組み合わせるおかずで、たんぱく質の摂り過ぎにならないように注意しましょう! 主食:玄米ご飯 副菜:サクサク!カリフラワーの焼きコロッケ 副菜:ほうれん草と大根の納豆サラダ 副菜:きゅうりのヨーグルトドレッシングサラダ ▶「ヘルシーでサクサク!カリフラワーの焼きコロッケ」の献立はこちら
【木曜日】「のっけるだけ!栄養満点の爆弾丼」の献立
のっけるだけで簡単に作れる丼ですが、見た目が華やかでボリュームもあります。野菜をたっぷり使った副菜と汁物を組み合わせた、栄養バランスの良い献立です。 主食:簡単!のっけるだけ!爆弾丼 副菜:キャベツの胡麻酢和え 汁物:にんじんのごま味噌汁 ▶「のっけるだけ!栄養満点の爆弾丼」の献立はこちら
【金曜日】「優しい味わい、大根と鶏むね肉のとろ旨煮」の献立
納豆は汁物にも使えます。納豆で自然なとろみがつき、身体があたたまります。献立にボリューム感も出るので、ダイエット中にもおすすめの汁物です。 主食:玄米ご飯 主菜:大根と鶏むね肉のとろ旨煮 副菜:小松菜のナッツ和え 汁物:とろとろ納豆汁 ▶「優しい味わい、大根と鶏むね肉のとろ旨煮」の献立はこちら
【土曜日】「大根の葉も無駄なく活用☆カルシウムたっぷり炒飯」の献立
納豆と卵が入り、「主食」と「主菜」の要素が組み合わさった炒飯です。また大根の葉を加えることで、栄養のバランスもばっちりに。納豆はいためるとネバネバが減り、大豆の香りが増してとってもおいしくなります。ぜひ作ってみてくださいね! 主食:カルシウムたっぷり炒飯 副菜:ブロッコリーのえのき中華あんかけ 汁物:簡単!きのこ汁 デザート:りんご ▶「大根の葉も無駄なく活用☆カルシウムたっぷり炒飯」の献立はこちら
【日曜日】「休日ランチに!納豆パスタ」の献立
納豆はごはんだけでなくパスタにも相性ぴったりです。納豆と卵をのせるだけで簡単にパスタメニューになります。休日のランチを手軽に準備したいときにおすすめです。デザートはその時季に旬の果物を組み合わせてください。 主食:休日ランチに!納豆パスタ 副菜:はっさくと水菜のヨーグルトサラダ 汁物:簡単♪きのこたっぷりスープ デザート:柿 ▶「休日ランチに!納豆パスタ」の献立はこちら
まとめ
納豆はいろいろな料理に使えますね!
いかがでしたか?納豆はごはんにかけるだけではなく、サラダや汁物などいろいろな料理に使えます。そのままでも使えるので、簡単に作れるメニューが多く、使いやすい食材です。ぜひ、いままで作ったことのない納豆料理に挑戦してみてください! 【参考文献】 ・栄養素の通になる 第4版/女子栄養大学教授 上西一弘/女子栄養大学出版部/2018年3月発行
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著者
原 美香(管理栄養士)
食べることが大好きで大学で栄養学を学ぶ。卒業後は食品会社を経て、管理栄養士の会社で特定保健指導、スーパーや惣菜店のメニュー開発等に携わる。現在はオンラインでのコラムを執筆中。1男1女の母としても奮闘中!生活を楽しく豊かにしていく食事を目指しています!