【コツは組み合わせ】ダイエット中のおでんはこう選ぶ!
寒い冬に食べたい鍋といったら、やっぱり「おでん」ですよね!卵、大根、こんにゃく…と定番の具材から、タコ足やちくわぶなど、地域特有の具材まで、多種多様です。今回は、ダイエット中でも、おでんを楽しむ秘訣をお伝えいたします。
2022年12月29日
おでんの栄養
いろいろな種類の栄養が摂れるおでん
おでんの具材には、だしが出る具材と、だしをしみ込ませる具材があります。 だしが出る具材は、昆布などの海藻類や、練り物などの魚介類、牛すじなどの肉類があります。これらは、グルタミン酸やイノシン酸などのうまみ成分が豊富に含まれます。 だしをしみ込ませる食材は、こんにゃくや大根、厚揚げなどの豆腐類があります。こんにゃくや大根などは、食物繊維も摂ることができます。
おでんの具材のカロリー
おでんは和食の定番ですので、ヘルシーなイメージがあるかと思いますが、具材の組み合わせによっては、高カロリーになる場合もあります。ダイエット中でも楽しめるように、具材の組み合わせを工夫することがポイントです。
ダイエット中におすすめな具材
低カロリーなため安心な具材(~20kcal以下)
おでんの具材の中でも、比較的カロリーが低いのは、だいこんなどの野菜や、昆布などの海藻類、こんにゃくやしらたきです。食物繊維が豊富に含まれますので、最初に食べることで、血糖値の急激な上昇や、脂質の吸収を抑える効果も期待できます。
適度に選びたい具材(~100kcal以下)
はんぺんや焼きちくわなどの練り製品や、卵、牛すじなど。たんぱく質を多く含む食材が多いです。練り製品は、むくみの原因となる塩分を多く含むため、食べすぎには注意が必要です。
高カロリーなため注意したい具材(100kcal以上)
揚げ物の具材である、餅巾着や厚揚げなどが、やはり高カロリーとなります。自宅でおでんを作るときは、鍋に入れる前に熱湯をかけて「油抜き」をすると、カロリーを抑えることができます。
おすすめの組み合わせ!
低カロリーながら、栄養価も〇
おすすめの組み合わせはこちら ・大根 ・こんにゃく(しらたき) ・焼きちくわ ・卵 ・厚揚げ この組み合わせですと、合わせて約300kcalとなります。大根やこんにゃくで副菜を、焼きちくわ、卵、厚揚げで主菜を摂ることができます。
よりバランスよくするためには…
おでんだけでは、どうしても主食、主菜、副菜を敵量揃えることが難しいので、主食であるご飯を合わせると、よりバランスが良くなります。餅巾着やじゃがいもなど、炭水化物を多く含む具材をチョイスした場合は、ご飯の量を少なくすることがポイント。 また、サラダや野菜ジュースも合わせると、ビタミンやミネラルも意識することができますよ。
まとめ
組み合わせのコツをつかんで、ダイエット中でもおでんを楽しもう
いかがでしたか?寒い冬に温かいおでんで、体を温めるだけでなく、バランスよく栄養も摂ることができると嬉しいですね♪ 参考文献】 ・紀文/知る/【おでん】教室 基礎:おでんの栄養 (https://www.kibun.co.jp/knowledge/oden/basics/eiyou/index.html) 閲覧日:2021年10月3日 ・文部科学省/食品成分データベース (https://fooddb.mext.go.jp/) ・閲覧日:2021年10月4日
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著者
山田 みゆき(管理栄養士)
大学卒業後、管理栄養士を取得。高齢者施設に入職し、給食管理・栄養管理を行う。現在はオンラインでの食事指導やコラム執筆にも携わる。二児の母となり、日々の食事の大切さを改めて実感。「おいしく食べて健康に」をモットーに、食事の楽しさ、栄養の大切さをお伝えしていきます。