【北海道産】真っ白な「ピュアホワイト」の美味しい食べ方
「とうもろこし」というと黄色の粒を思い浮かべる方が多いですよね。とうもろこしには、白色粒のものがあることをご存知でしょうか。純白の光沢感がきれいな「ピュアホワイト」は、甘くてシャキシャキ感がクセになるとうもろこしです。今回は、北海道を中心に作られている「ピュアホワイト」の魅力と美味しい食べ方を紹介します。
2023年07月21日
幻のとうもろこし
とうもろこしの歴史
とうもろこしは、1579年にポルトガル人によって、はじめてに日本にもたらされました。日本で本格的にとうもろこしが栽培、流通するようになったのは、明治時代初期と言われています。アメリカからとうもろこしの種実を導入し、北海道の地で作られ始めました。 昭和60年代になると、国内需要が高まり、日本全土でとうもろこしの栽培が広がっていきます。国内での品種改良が進み、2002年に白粒種の「ピュアホワイト」が誕生しました。
幻のとうもろこし「ピュアホワイト」
「ピュアホワイト」の魅力は、なんといってもジューシーな食感と甘さです。食感は、果皮が柔らかく、サクサク感があります。 「ピュアホワイト」の粒色はきれいな光沢のある白色をしています。従来の白色種のものと比べて、茹で上がりのくすみがほとんどないことも特徴です。 栽培が難しい品種で生産量が少ないことから、希少価値が高く「幻のとうもろこし」といわれています。
ピュアホワイトの美味しい食べ方
茹でて食べよう
茹で時間は3分が目安です。水から茹でるか、お湯から茹でるかで食感の違いを楽しむことができます。 甘みを逃さないためには、皮を2~3枚残して茹でることがオススメ。茹ですぎは、甘みが逃げてしまうため注意しましょう。
手軽に電子レンジを使おう
電子レンジを使う時には、ピュアホワイトの皮をむき、軽く水につけてからラップをします。1本約3分を目安に加熱しましょう。レンジの機種やとうもろこしの本数によって、時間の調整が必要な場合もあります。
保存方法のポイント
保存する場合は、茹でたとうもろこしの皮をむき、1本ずつラップに包みます。冷蔵庫で保存し、新鮮なうちに食べるようにしましょう。
まとめ
「ピュアホワイト」は間食にもオススメ
間食を食べるなら、理想は食事で補えない栄養素を補うことです。 とうもろこしは、大きいもの1/4本分(約100g)で95kcal程度です。腸内環境を整える食物繊維や、良質な油であるリノール酸、代謝を助ける働きのビタミンB群を含んでいます。食事としてだけではなく、甘みも十分あり、栄養が豊富な「ピュアホワイト」を小腹が空いた時の間食にするのもオススメです。 【参考文献】 ・農林水産省/消費者の部屋/こどもそうだん/野菜あ~た/とうもろこしの歴史についておしえてください。(https://www.maff.go.jp/j/heya/kodomo_sodan/0305/02.html)閲覧日:2021年7月27日 ・牧草と園芸・第50巻第4号 2002年/白色スイートコーンの新品種「ピュアホワイト」の特性および栽培のポイント(https://www.snowseed.co.jp/wp/wp-content/uploads/grass/grass_200204_06.pdf)閲覧日:2021年6月11日 ・南幌町 明るい農村ネットワーク/おいしい食べ方「ピュアホワイトの簡単で美味しい調理法」(http://www.siroi-toukibi.com/recipe.html)閲覧日:2021年6月12日 ・文部科学省/食品成分データベース/野菜類・(とうもろこし類)・スイートコーン・未熟種子・ゆで 閲覧日:2021年6月26日
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著者
酒井 葉子(管理栄養士、東京糖尿病療養指導士)
幼少期にアトピー性皮膚炎で悩み、身体の内側から見直す必要性を感じて管理栄養士に。大学卒業後は、給食管理業務や医療機関での栄養指導に携わり、現在は保健指導やコラムの執筆に従事。食を通して、充実した毎日のサポートを行ってまいります。