【もずくを食べよう!】ヌルヌルが持つ驚くべき健康効果とは?
これから旬を迎え、ツルっとした喉越しと独特の舌触りが魅力の「もずく」。低カロリーなのに栄養が豊富で、健康やダイエット、美容にもおすすめな食材の1つです。今回はそんなもずくについて、おすすめする理由ともずくを使用したレシピをご紹介します!
2021年05月17日
もずくってどんな食材?
ほとんどが沖縄県産!
もずくは、モズク科またはナガマツモ科に属する海藻類の1種です。もずくと言う名前の由来は、他の海藻類(藻:も)に付いて生息することから、「藻に付く」となったそうです。もずくは4月から7月頃にかけて旬を迎えますが、そのほとんどが沖縄県産で、養殖されたものが多く出回っています。
もずくがダイエットや美容にもおすすめな理由
理由①:低カロリー、糖質ゼロ!
もずくは、100gあたり約6kcalととても低カロリーな食材です。さらに糖質量は0gなので、ダイエット中でも気にすることなく食べられるのが魅力です。 ただし、『もずく酢』として売られているものには、お酢とともに砂糖で味付けがされているものが多く、カロリーや糖質量もその分増えてしまうので食べすぎには注意が必要です。市販のものでもなるべく砂糖が少ないものを選ぶか、のちにご紹介する「もずくときゅうりの酢の物」のように、生のもずくを使って手作りすることでカロリーや糖質量を抑えることができますよ。
理由②:ヌルヌルの正体「水溶性食物繊維」の効果がスゴイ!
もずくや昆布、わかめ、めかぶなど海藻類に見られるヌルヌルの正体は、水溶性食物繊維によるものです。糖質の吸収を緩やかにする作用があるので、血糖値が急激に上昇するのを防ぎ、太りにくくする効果が期待できます。 また、水溶性食物繊維には腸内環境を整える効果が期待できますが、腸内環境を整えることは便秘の予防や改善だけでなく、免疫力の向上にもつながるという研究結果があります。 人の免疫細胞の約6~7割は腸の中にあると言われているため、これらの細菌やウイルスの働きを食い止める力を十分に発揮させることで、免疫力の向上が期待できるということです。 【海藻パワーがすごい】毎日適量を取り入れてキレイと健康を目指そう!
理由③:カリウム豊富でむくみ知らず!
もずくには、体内で過剰な塩分を排出する働きがある「カリウム」が多く含まれています。そのため、高血圧の予防はもちろん、むくみの予防や改善にも効果が期待できます。むくみは美容面では見た目にも悪影響を及ぼすこともあり、さらにむくみが起きている状態が続くと体重が一気に増えてしまうことも。 カリウムが多く含まれるもずくは、健康だけでなく、ダイエットや美容においても積極的に摂りたい食材と言えます。 【わかめ】ダイエット中のおすすめの食べ方と簡単レシピ3選
もずくを使ったおすすめレシピ
和えるだけ!もずくときゅうりの酢の物
低カロリーなもずくときゅうりを使用しています。和えるだけで簡単にできるので、あと1品追加したい時にも手軽に作れますよ。 ▶「和えるだけ!もずくときゅうりの酢の物」レシピはこちら
ツルツル!もずくスープ
生のもずくを使用しているので、1杯約16kcalととてもヘルシー。材料も少なく10分以内で簡単に作れるので、小腹が空いた時にもおすすめです。 ▶「ツルツル!もずくスープ」レシピはこちら
もずくドレッシングの海藻サラダ
野菜や海藻をたっぷり食べられる1品です。市販のもずく酢を使用しているので、味付け不要なのがおすすめのポイント。彩りがきれいなサラダなので、食卓がパッと華やかになりますよ。 ▶「もずくドレッシングの海藻サラダ」レシピはこちら
簡単もずくと切り干し大根のパリパリ和え
煮物のイメージが強い切り干し大根ですが、さっと水で洗うだけでパリパリとした和え物としても楽しむことができます。市販のもずく酢、千切りにした生姜と合わせるだけで、食感が楽しい1品が完成です。 ▶「簡単もずくと切り干し大根のパリパリ和え」レシピはこちら
まとめ
毎日の食卓にもずくをプラスしよう!
低カロリーで栄養豊富、さらに手軽に調理できるのがもずくの魅力。ご紹介したレシピ以外にも、生のもずくを使用した卵焼きや天ぷらなど、定番の酢の物以外にもたくさんアレンジすることができますよ。ぜひ、毎日の食卓にもずくをプラスしてみてください。 【参考文献】 ・沖縄県もずく養殖業振興協議会/健康食材「もずく」 (http://www.mozukukyo.org/health/) 閲覧日:2021年3月3日 ・全国健康保険協会/腸内環境を整えて免疫力をUP!! (https://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/shimane/cat070/2013030401/20130305/20170119007/) 閲覧日:2021年3月8日
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著者
佐藤 友香(管理栄養士)
1992年生まれ、福島県出身、東京都在住。1児の母。大学卒業と同時に管理栄養士の資格を取得後、保育園にて勤務。離乳食、乳幼児食、アレルギー食に携わり、栄養相談や食育活動も得意分野。現在はフリーランスとして栄養に関するコラム執筆を中心に活動。