【皮ごと食べたい！】秋の味覚「ぶどう」の栄養とデザートレシピ

日本人はそのまま食べるのが好き

ぶどうは世界各地で作られていて、栽培面積が世界で最も広い果物です。世界では、ぶどうの多くがワインの原料として使われているのに対して、日本では栽培されたほとんどのぶどうが、生食用として食べられています。

様々なポリフェノールが含まれる

ぶどうには、アントシアニン、フラボノイド、タンニン、レスベラトロールなどのポリフェノールが含まれています。これらは抗酸化作用があり、活性酸素を抑えます。ぶどうの皮には、黒、赤、緑の3種類ありますが、紫や赤の色は、このアントシアニン、レスベラトロールによるものです。

すばやくエネルギー補給して、疲れ知らずに！

ぶどうには主に糖質が含まれています。その中でも体に吸収されやすいブドウ糖や果糖が多いので、すばやくエネルギー源になります。スポーツ前後のエネルギー補給としてもぴったりです。疲労回復にも役立ちます。

抗酸化作用で元気に！

ぶどうには様々なポリフェノールが含まれます。これらは強い抗酸化作用があり、活性酸素の働きを抑えます。活性酸素は、動脈硬化につながる過酸化脂質を作ったり、免疫力の低下、老化を引き起こしやすくします。つまり、活性酸素の働きを抑えるポリフェノールは、これらを予防することにつながります。

老化を予防して若々しく！

ぶどうに含まれるポリフェノールの1種のレスベラトロールは、細胞の寿命を延ばす成分として注目されています。老化を予防したり、肌の潤いを保ってシミを予防する美肌効果があると言われ、アンチエイジングの効果が期待されています。 【東京のご当地果物】稲城市の「梨」はシャキシャキ食感とジューシーさが魅力！

ダイエット中の間食にそのまま

ぶどうは100gあたり皮つきで64kcal、皮なしで59kcalです。粒の大きさや種類にもよりますが、巨峰1房で約250g～300gあります。1/2房食べても100kcal程度です。ダイエット中にケーキやチョコレートを食べるよりも、ぶどうを間食として食べればカロリーが抑えられますね。 【ぷちぷち食感と甘みが魅力！】島根県のご当地フルーツ「多伎いちじく」とは？

ぶどうを使ったデザート

◎ぶどうのカルピスシャーベット バターや生クリームを使っていないので、カロリーが抑えられています。デラウェアの食感が楽しく、子供も大好きなデザートです。 ▶「ぶどうのカルピスシャーベット」レシピはこちら

◎ぶどうと豆乳のクラフティ 豆乳を使うことで味にコクを出し、たんぱく質を一緒に摂ることができます。見た目にもかわいいデザートです。 ▶「ぶどうと豆乳のクラフティ」レシピはこちら

皮ごと食べてぶどうのパワーをいただきましょう

最近では皮ごと食べられるタイプのぶどうが増えています。ぶどうの栄養効果を余すことなく摂るには、皮ごと食べるようにしましょう。ぶどうでこの時季ならではの秋の味覚を楽しみ、ぶどうの栄養パワーもたっぷりいただきましょう。 【参考文献】 ・公益財団法人 中央果実協会/世界の主要果実の生産概況2018年版/結果樹面積の10ヵ年データ(http://www.japanfruit.jp/Portals/0/resources/JFF/kaigai/jyoho/jyoho-pdf/KKNJ_138.pdf)閲覧日:2020年7月21日 ・サンブライト株式会社/レスベラトロール情報局/レスベラトロールの効果(http://www.grape-resveratrol.info/resveratrol-effect/top/index.html)閲覧日:2020年7月21日