【夏の定番フルーツ】スイカの栄養とおすすめレシピ2つ
夏といえばスイカ!夏にスイカが食べたくなるのは、スイカに含まれる栄養素にも理由があるんだそう。今回はスイカのレシピと併せて、このことについて解説していきます。
2020年07月10日
スイカってどんな果物?
スイカはウリ科の果物
スイカは、メロンと同じウリ科に属します。露地で栽培される大玉種と、主に施設で栽培される小玉種に分けられ、果肉の色は赤色と黄色があります。糖質、ビタミンC、カリウム、食物繊維などが含まれます。
スイカの色にパワーがある!
スイカには赤色、黄色の2種類あります。鮮やかなこれらの色は、夏らしいエネルギーを感じ、元気がもらえますよね。赤い果肉にはリコピン、黄色の果肉にはβ‐カロテンが多く含まれています。どちらも抗酸化作用があり、老化や免疫力の低下を抑え、動脈硬化の予防にも効果があると言われています。
果肉や皮に含まれるシトルリンに注目!
果肉や白い皮の部分には、アミノ酸の一種であるシトルリンが含まれます。シトルリンには血液の流れをよくし、代謝を上げる効果が期待できます。皮の部分もぬか漬けにするなどして工夫すると、無駄なく食べることができますよ。
夏のからだにぴったりな理由
水分補給にぴったり!
夏はたくさんの汗をかき、体の中の水分が失われます。熱中症の原因にもなりますので、こまめな水分補給が大切。スイカには約90%もの水分が含まれているため、水分補給としてもぴったりなんです。
糖質で元気なからだに!
スイカには糖質が多く含まれます。糖質は3大栄養素の1つで、からだのエネルギー源になります。その中でもスイカに含まれる糖質は、素早く吸収されてエネルギーに変わります。夏に食欲がなくなり、エネルギー不足になると、疲労がたまり夏バテになりやすくなってしまいます。スイカはエネルギー補給としても活躍します。
しみ予防につながるビタミンCが含まれる!
ビタミンの中では、Cが多く含まれます。肌に紫外線が当たると、チロシンという物質がメラニン色素になります。これが沈着するとしみになります。ビタミンCはメラニン色素の生成を防ぐ働きがありますので、紫外線の強い夏には、しっかり摂りたい栄養素です。
汗で失ったカリウムを補給!
たくさん汗をかくと、体の中のカリウムも同時に体外に流れてしまいます。カリウムはナトリウムと一緒にバランスをとり、細胞機能を維持しています。このバランスが崩れると熱中症の原因にもなりますので、失ったカリウムはきちんと補給することが大事です。
夏はやっぱりスイカが食べたい!
ダイエット中のおやつにも
スイカは100g当たり37kcal。他の果物に比べるとカロリーが低めなので、ダイエット中のおやつにはぴったりです。しかし、食べやすいからと大きくカットして食べると、カロリーの摂り過ぎにつながります。また、からだやお腹を冷やす原因にもなってしまいますので、食べ過ぎには注意しましょう。 【芳醇な香りととろける甘み!】メロンの栄養効果と美味しく食べるポイント
おすすめレシピ①フローズンすいか
夏は冷たいアイスやシャーベットが食べたくなりますよね。これはスイカを凍らせただけの簡単シャーベット!夏にぴったりのおやつです。 ▶「フローズンすいか」レシピはこちら
おすすめレシピ②スイカ&ミントスパークリング
スイカを使ったドリンクです。炭酸水が入っているのでとても爽やかで、スイカの色がとってもきれい。夏のおもてなしドリンクにもぴったりです。 ▶「スイカ&ミントスパークリング」レシピはこちら
スイカを美味しく食べて夏を楽しもう!
スイカからたくさんのパワーをもらいましょう。
スイカは夏のからだにも積極的に食べたい果物です。スイカの色や栄養素からパワーをもらい、美味しく食べて元気に夏を楽しみましょう! 【夏に食べるべき】日差しに負けない美肌へ♪マンゴーの栄養素と美味しい食べ方
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著者
原 美香(管理栄養士)
食べることが大好きで大学で栄養学を学ぶ。卒業後は食品会社を経て、管理栄養士の会社で特定保健指導、スーパーや惣菜店のメニュー開発等に携わる。現在はオンラインでのコラムを執筆中。1男1女の母としても奮闘中!生活を楽しく豊かにしていく食事を目指しています!