【無理のない食生活を!】長く続けることができるのは自炊?それとも外食?

【無理のない食生活を!】長く続けることができるのは自炊?それとも外食?

自炊派や外食派、あるいは状況により選ぶ派など、選択肢はたくさんあり、どれが正解かはありません。その中で、個人のライフスタイルや状況に合わせて、どちらが長く続けられるか考えてみましょう。今回は、管理栄養士が自炊と外食のメリットとデメリットを比較しつつ、健全に長く続ける際の注意点を紹介したいと思います。

2020年07月09日

自炊と外食を比較してみよう

比較ポイント1:食費

外食は、実際にかかる食材の値段に上乗せされているため、割高になるのが一般的です。また、レストランや居酒屋に行くと、お酒やデザートなどの嗜好品などの誘惑も多いため、不必要な食費も生じやすくなります。 一方、自炊の食費が高くなる理由としては、滅多に使わない食材を買い続けることや、一回で使い切れない量の食材を無駄にすることによります。また、調理器具や食器を買い揃えたりと、お金をかけてしまうこともあります。 しかし、通常は自炊をし続けることで、外食よりも食費は安くなります。

比較ポイント2:栄養面

最近では、健康志向を求めた顧客のニーズに応えたメニューを提供するレストランやカフェ、居酒屋なども増えています。しかし、一般的にダイエットをしていない人でも満足のいくように、外食をする際は食事の量が多いのが通常です。また、塩分や脂質が多くなりがちです。 一方、自炊をする際は、カロリー、脂質、塩分なども自分で制限できるために栄養が整えやすいです。しかし、反対にご飯にふりかけのみや、カップラーメンのみなど、栄養を考えずにいると、炭水化物だけに偏る可能性もあります。

比較ポイント3:便利さ

外食は買い物、調理、片付けをする手間がいらないので、簡単に利用できます。また、食べたいメニューがある店にいけば、簡単に食べることができます。 一方、自炊は自分好みの味に作ることができる点では便利です。しかし、予め食材を買う手間が必要です。また、調理する時間や片付けなど、体力も使うため、疲れている時は、やる気がでない場合もあります。食べたい時に、材料がないと作ることもできません。

健康的に無理なく長く続けるためのポイント

自炊をする場合

事前に冷凍や冷蔵に作り置きなどがあれば、仕事や家事で疲れている場合でも外食する必要はありません。 また、時間のかかるレシピよりも短時間で作れるレシピを攻略することで苦にならずに自炊することができます。 食材はそれぞれ日持ちする保存の仕方を覚えたり、あるいは1週間で使い切れるような献立を考えることで余計な食費を節約できます。

外食をする場合

単品よりも、主食、主菜、副菜などが揃った定食スタイルを選ぶことで自然と栄養バランスも整います。 ラーメンや蕎麦などの麺類は、具沢山なトッピングがあるメニューを選ぶようにすることで、炭水化物だけに偏りません。 お酒など嗜好品を取る場合は、1週間に何回までと、回数を決めておくことで食費を節約できる上に、健康にも良いです。 【どっち?】ダイエット中の外食で選びたい「やせメニュー」

混ぜるだけのレシピを紹介

レシピ1:混ぜるだけ!トマト缶のひんやりスープ

トマト缶は、日持ちが長いため、常備食材におすすめです。レンジやガスを使いたくない時にも、気軽に作れるスープは、パスタやパンとの相性もバッチリです。 ▶「混ぜるだけ!トマト缶のひんやりスープ」のレシピはこちら

レシピ2:火を使わない♪さばみぞれ丼

サバ缶も、日持ちが長いために、買ってもすぐに使う必要がありません。また、水煮を使うことでカロリーも抑えることができます。 ▶「火を使わない♪さばみぞれ丼」のレシピはこちら

レシピ3:冷凍ブロッコリーの中華ごま和え

冷凍のブロッコリーを使うことで、湯がく必要もありません。こちらも、冷凍食品なため、いつでも買っておけるのが便利ですね。 ▶「冷凍ブロッコリーの中華ごま和え」のレシピはこちら

まとめ

自分に合った選択を

外食も自炊もメリットやデメリットはあるため、自分の生活にあった選択が必要になってきます。また、自炊をしたいけど、手間がかかる料理が苦手な方は、今回紹介した「混ぜるだけのレシピ」を参考に、時短料理を始めてみてはいかがでしょうか。 【お手軽&ずぼらに♪】缶詰とおからを活用して簡単ダイエット

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著者

ウィリアムズ 早苗(管理栄養士)

大学卒業後、食品会社にてメニュー開発を経験。現在はオンラインでの栄養指導や、メディアでの執筆をしています。私たちが抱えている、食や健康に関しての問題点に注目し、それに向けての解決策の糸口となるようなお手伝いが出来る事をモットーにしています。


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