【二日酔いにも効く?】冬野菜「大根」の魅力とおすすめレシピ3選
大根は、冬になるとみずみずしさが増し、煮物などがとっても美味しくなります。根の部分だけでなく葉も美味しく食べられますが、みなさんはいつもどのように食べていますか?今回は大根の栄養とともに、おすすめレシピを紹介します!
2019年12月07日
大根ってどんな野菜?
大根にはたくさんの種類があります
大根は古くから栽培されてきた野菜の一つです。日本の食卓では定番野菜として食卓に多く登場します。通年でみかけることができますが、冬が旬で、この時季の大根は、みずみずしさや甘みが増します。 一般的な「青首大根」のほか、丸形で20kg以上にもなる「桜島大根」、長さが120~150㎝にもなる「守口大根」、辛味が強い「辛味大根」など、たくさんの種類があります。
大根の根も葉も食べてほしい!
大根の根の部分の約95%は水分で、100gあたり18kcalと低カロリーです。根の部分は淡色野菜ですが、葉は緑黄色野菜です。葉は流通や保存などの関係上、カットして売られていることが多いですが、栄養価が高い部分です。大根の葉が手に入るときは積極的に食べるようにしましょう!
大根の栄養
消化酵素が豊富に含まれる
大根にはアミラーゼやジアスターゼなどの消化酵素が豊富に含まれます。 消化酵素は消化を助けるため、胃もたれや二日酔いのときに食べると効果があります。消化酵素は根に近いほど活性が強くなります。また熱に弱いため、生のまま食べると効果が高まります。
高血圧予防になるカリウムが多い
大根にはカリウムが多く含まれます。カリウムはナトリウムを排泄しやすくします。ナトリウムを摂りすぎると高血圧になりやすいので、それを予防するにはカリウムをしっかり摂ることが大事です。 【丸ごと1本使い切らなきゃ損!】「大根」のダイエット&美容パワーに驚き!
大根の葉には、β‐カロテンとカルシウムが豊富!
β‐カロテンは体内でビタミンAにかわります。ビタミンAは粘膜を強くし、免疫作用に働いているため、風邪の予防が期待できます。 また、骨や歯の形成に関わるカルシウム、貧血予防に効果のある鉄など、大根の葉は大切な栄養素の宝庫。根の部分だけでなく葉も積極的に食べましょう。かぶの葉よりは硬さがあるので、茹でて刻むと食べやすくなります。
管理栄養士おすすめ大根レシピ
大根と油揚げの爽やかごま酢和え
大根を加熱せずに、生のまま食べられるので、大根に含まれる消化酵素の効果が高まります。二日酔いのときにもぴったりのメニューです。 ▶「大根と油揚げの爽やかごま酢和え」レシピはこちら
大根と鶏むね肉のとろ旨煮
だしのうま味を大根にたっぷり染み込ませたメニューです。心にもからだにも優しいメニューです。 ▶「大根と鶏むね肉のとろ旨煮」レシピはこちら
豚とリボン大根のぽかぽか生姜スープ仕立て
ピーラーで薄く切ることで、火が通りやすくなります。忙しい朝にぴったりのスープです。生姜でからだがあたたまります。 ▶「豚とリボン大根のぽかぽか生姜スープ仕立て」レシピはこちら
まとめ
大根で心もからだも元気に!
からだが弱っているとき、胃腸が弱っているときに、大根はぴったりの食材です。大根を美味しく味わって、心もからだも元気になりましょう! 【ポッコリお腹もスッキリ?!】「大根おろしヨーグルト」の効果がすごい!
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著者
原 美香(管理栄養士)
食べることが大好きで大学で栄養学を学ぶ。卒業後は食品会社を経て、管理栄養士の会社で特定保健指導、スーパーや惣菜店のメニュー開発等に携わる。現在はオンラインでのコラムを執筆中。1男1女の母としても奮闘中!生活を楽しく豊かにしていく食事を目指しています!