食欲が増すのはホルモンのせい?生理周期をダイエットに活かす方法
生理が近づくと食欲が増してしまう……と感じてはいませんか?女性は生理の周期に合わせて、女性ホルモンの分泌量が変化。これは、ダイエットにも大きく影響すると考えられています。生理周期にあわせたダイエットの実践で、効果的に体重を減らしませんか?
2019年07月23日
生理になると体重が増える原因とは?
原因1:食欲旺盛になる
半数以上の女性が、生理前および生理期間中となると、食べたいという気持ちが抑えにくいと感じているそう。これは、女性ホルモンのひとつである、黄体ホルモンのプロゲステロンが増えることに関連するといわれています。プロゲステロンの分泌が盛んになると、妊娠初期のように脂肪・塩分・糖分の多い食べ物を食べたくなるのだそうです。 また、生理によるストレスフルな状況も、甘いものや高カロリーな食べ物を求めやすくする精神状態を生みやすいといわれています。イライラや憂鬱な気分を手軽に解消するため、食べるという行為に走りやすくなってしまうのだとか……。生理中の食欲コントロールは、女性にとって悩ましい問題です。
原因2:むくみやすくなる
生理前になるとむくみやすくなるのも、ホルモンの影響が大きいといわれています。生理直前にプロゲステロンの分泌量が多くなると、体に水分をためこみやすくなります。プロゲステロンには、体液を血管から周りの組織へ送る働きがあるためです。 ただし、生理がはじまりプロゲステロンの量が減ると、水分が減ってむくみも落ち着く傾向にあります。
原因3:腸の働きが鈍くなる
生理は腸の活動にも影響を及ぼすそう。おなかの張りを感じたり、ガスがたまるなどして、腸内環境が悪くなってしまいます。これも、プロゲステロンの分泌量の変化が引き起こすものと考えられています。 腸の動きが鈍くなることで、便秘などおなかのトラブルを起こしやすい状況に……。結果、体内に老廃物を溜めこみやすくなり、太りやすくなってしまうおそれがあります。腸の働きをサポートするためにも、生理前はとくに食物繊維などを摂取することをおすすめします。
生理周期をダイエットに活かしたい!
やせやすい時期とは?
生理終了から次の排卵準備までの2週間は、卵胞ホルモンであるエストロゲンの分泌量が増加する時期。エストロゲンは代謝をアップさせる働きがあるため、ダイエットに適している時期といえます。 気持ちも安定するので食欲コントロールがしやすく、体にためこまれていた水分も排出されやすくなりますよ。
やせにくい時期とは?
一方、ダイエットに適さない時期と考えられるのが排卵日以降の期間。妊娠する場合に備え、栄養や水分を体に蓄えやすくなる期間となり、プロゲステロンの分泌量が増えていきます。 プロゲステロンの分泌が増えるということは、やせにくくなるということ。無理なダイエットはせず、体調と気持ちを整えましょう。
まとめ
体の変化を知って、上手にダイエット!
生理の悩みは女性ならではのこと。ホルモンの分泌量の変化を理解し、生理周期を整えて体の状態を理解することで、心の状態も整ってきます。ダイエットを継続するためには、ストレスを溜めこみ過ぎないこともポイント。 自分の体の変化を受け止め、生理中も健康的なダイエットを行っていきましょう!
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著者
ダイエットプラス管理栄養士
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