【管理栄養士も実践】お財布に優しい食卓づくりのポイントとは?
私たちの生活費の中で大きなウエイトを占める「食費」。節約したいけど、美味しいものを食べたいし栄養だって気になる…。そんな方も多いのではないでしょうか。今回は、管理栄養士も実践する、美味しく、そして栄養バランスもしっかり意識しつつ、お財布に優しい食卓を作るコツをご紹介いたします。
2019年07月16日
食材選びのコツとは?
お財布に優しい食材をチェック
節約食材というとまず思い浮かぶのが「もやし」という方も多いのではないでしょうか。一袋あたり数十円で買えるもやしは、食卓の強い味方ですね。 お肉ですと、100gあたり40~50円程度の「鶏むね肉」も定番です。また、「おから」は卯の花にしたり、ハンバーグや肉団子等に入れてかさ増ししたり、お菓子作りにも使えて大活躍しますよ。乾燥したパウダータイプのおからですと、日持ちもしますので無駄なく使うことが出来ますのでおすすめです。 また、季節に左右されず価格が安定しており、料理をヘルシーにボリュームアップできる「キノコ」もとても便利な食材です。和・洋・中どんな料理にも合う点も嬉しいですね。
旬の食材を取り入れる
旬の食材は価格がお手頃!ぜひ食卓に取り入れて、四季のある日本ならではのお食事を楽しみましょう。みずみずしく新鮮な旬の食材は、美味しいだけでなく、栄養も満点です。
1袋で2度美味しい
豆苗や小葱等、根っこがついたまま販売されている野菜は、包丁でカットした後に水に浸しておくと、どんどん伸びてきて再度収穫することができます。 調理の際には、根元ギリギリではなく、少し余裕をもって長めに残してカットすること、そしてなるべく日向に置き、水は毎日取り換えることが、上手に栽培するためのコツですよ。
こんなところには気を付けて!
安いからといって買い過ぎない
せっかく買った食材も、余って賞味期限が過ぎてしまったり、腐ったりして無駄にしてしまったら本末転倒。買い物は計画的に、そして食材は残さず無駄なく使い切りましょう!特売品を見つけても買い過ぎは厳禁。買い物の際にはメモを作って、無駄なものを買わないように気を付けたいですね。
栄養バランスの偏りに注意
いくら節約といえども、「おにぎりだけ」「もやしだけ」等の栄養バランスの偏ったお食事はNG!主食・主菜・副菜3点がしっかり揃った、バランスの良いお食事を意識しましょうね。
長続きのためには「メリハリ」も大切!
我慢のし過ぎもNG
食費を抑えるためには、普段から節約を意識していくことが欠かせませんが、長続きしていくためには「メリハリ」が大切です。いつも節約ばかりでは、飽きてしまったり、モチベーションの維持が難しくなったりしてしまうことも…。 時には外食を楽しんだり好きなものを買って食べたりと、思いっきり楽しむ日もしっかり作って、「今日は大好きなものを食べたし、また頑張ろう♪」という前向きなモチベーションにつなげていきましょう!
まとめ
美味しく楽しく節約を
いかがでしたか?少しの工夫が、お財布に優しい食卓づくりに繋がります。ぜひ実践してみてくださいね!
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著者
谷口 美希(管理栄養士)
食べることと料理が大好きで、大学で栄養学を学ぶ。卒業後は管理栄養士として老人ホームや健診センターに勤務。現在は、特定保健指導やオンラインでの栄養指導、コラムの執筆などに携わっており、栄養の面からたくさんの方の健康を支えていくことを目指しています。