【頑張っているのになぜ?】食事制限ダイエットでリバウンドしてしまう理由

【頑張っているのになぜ?】食事制限ダイエットでリバウンドしてしまう理由

ダイエット=食事制限というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。もちろん、カロリーを抑える事はダイエットを成功させる上でとても大切です。しかし、過度な食事制限はダイエットにとって逆効果になる可能性もあり、一時的にやせたとしてもリバウンドしてしまう事もあります。そこで今回は、過度な食事制限ダイエットでリバウンドしてしまう理由と健康的にやせる食事法について、管理栄養士が解説します!

2019年06月08日

リバウンドしてしまう理由とは?

ストレスで食べ過ぎてしまう

ダイエット中はご飯やパンなどの主食を控える方も多いかと思います。しかし、主食に含まれる炭水化物は脳にとって大切なエネルギー源です。そのため、炭水化物が不足するとストレスを感じやすくなったり、やる気や集中力が低下してしまう事があります。そのため、ストレス食いによってリバウンドにつながる恐れもあります。

基礎代謝が落ちてしまう

エネルギー源となる炭水化物や、筋肉の材料となるたんぱく質が不足すると、筋肉量低下につながります。筋肉はエネルギー消費量が大きいため、筋肉量が少なくなると基礎代謝(何もしなくても消費されるカロリー)が少なくなり、食事量が変わらなくても太りやすくなってしまいます。筋肉は引き締まった綺麗なボディラインを作り出すためにも大切ですので、ダイエット中でも筋肉量を維持できる食事を意識してみましょう!

水分摂取が少ない

脂肪燃焼には実は水分が欠かせません。食事量が少なくなるとその分、食品から摂れる水分量が少なくなるため、水分が不足してしまいがちです。汁物を取り入れたり、ノンカロリーのお水や炭酸水、お茶などの水分をこまめに摂るようにしましょう。

リバウンドしない食事とは?

1日3食、規則正しく食べましょう!

食事回数が少ないとその分摂取カロリーが減り、やせやすくなるように思われがちですが、食事回数が少なくなるとその分ダイエットにとって必要な栄養素まで不足してしまいます。 また、食事回数が少ないと次の食事までの時間の間隔があきすぎてしまうため、身体が危機感を感じ、必要以上に栄養をため込もうとするため食事量が少なくても太りやすくなってしまいます。必要な栄養素をきちんと摂り、太りにくい身体を作るためにも1日3食を規則正しく食べるようにしましょう。

主食・主菜・副菜の3点セットを揃えましょう!

栄養バランスの良い食事の基本は、主食(ご飯・パン・麺類などの炭水化物)、主菜(肉類、魚介類、卵、大豆製品などのたんぱく質)、副菜(野菜類、きのこ類、海藻類などのビタミン、ミネラル)の3点セットを揃える事です。1食のうちで3点セットを揃える事で、身体にとって必要な栄養素をきちんと摂る事が出来ますよ。

間食も無理なく取り入れましょう!

ダイエット中の間食は厳禁、という方も多いかと思います。しかし、間食を我慢し過ぎるとストレスを感じてしまい、いつか食欲が爆発してしまう可能性もあります。間食を上手に取り入れる事も、ダイエットを長続きさせるためには大切です。 ダイエット中の間食は量を決め(目安としては1日あたり100~200kcal程度)、お飲み物を添えるなどしてゆっくりと楽しむようにしましょう。味わって食べる事で少ない量でも満足感を感じやすくなり、食べ過ぎ予防につながりますよ。

まとめ

いかがでしたか? ダイエット中は無理に我慢するような食事制限ではなく、長く続けられるような無理のない食事を摂る事が大切です。早く結果を出したいと焦ってしまいがちですが、綺麗に健康的にやせるためにも、リバウンドしないような食生活を送ってくださいね!

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著者

藤井 歩(管理栄養士)

大学卒業後、給食委託会社・健康関連企業での勤務を経て、現在はフリーランスの管理栄養士としてオンラインでの栄養指導業務、特定保健指導、コラム執筆など栄養関係の様々な業務に携わっています。


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