【夏の野菜】ダイエットにピッタリな「オクラ」の栄養とおすすめレシピ3選
夏に向かって旬を迎える「オクラ」。お酒のおつまみに定番のオクラですが、ダイエットのおともにもおすすめです。ダイエットに期待できるオクラの栄養成分と、ササっとできるお手軽オクラレシピを管理栄養士がご紹介します。
2019年06月03日
オクラをざっくり説明すると・・・
オクラの特徴
オクラといえばネバネバ。このネバネバの正体こそダイエットに期待できる成分です。また、小口切りにするとくっきりと美しい五角形になります。そうめんに浮かべるとまるで天の川の星のよう。夏のお昼にもってこいの夏野菜です。
オクラの歴史
オクラの原産地はアフリカといわれています。オクラは古代エジプトでも食べられていたという歴史あるお野菜。オクラは英語でもラテン語でもオクラ。「オクラ」という名前はアフリカの現地語がそのまま日本に伝わったものです。
オクラの栄養
特に多いのは2つ!
オクラが野菜の中でも含有量の特別多く含んでいるものはβ-カロテン、水溶性食物繊維です。
β-カロテン
野菜は緑黄色野菜と淡色野菜に分かれます。その分類は厚生労働省では「可食部100gあたりのβ-カロテン含量が600μg以上の野菜が緑黄色野菜」と定義付けています。 オクラのβ-カロテンは100gあたり、生だと670㎍、ゆでると720㎍なので緑黄色野菜に分類されます。 β-カロテンは体の中でビタミンAに変わります。ビタミンAは美のビタミンともいわれ、髪の毛や肌の健康、目のうるおいなどを保つ働きがあります。
水溶性食物繊維
オクラに含まれる水溶性食物繊維は。野菜の中でもトップクラスの含量です。水溶性食物繊維は、ペクチンは糖分の吸収を抑制する働きがあるため、血糖値の上昇を抑えます。 また、水溶性食物繊維が腸内の善玉菌のえさになるため腸内環境の改善、便秘の予防に役立ちます。
お手軽簡単「オクラ」レシピ3選
ごはんもこの「だし」と一緒に食べれば血糖値の急上昇を抑えられます
美しい断面をいかすなら、小口切り
夏の作り置きにおすすめです
まとめ
実は世界で食べられているオクラ
オクラはアフリカやアメリカの郷土料理、「ガンボスープ」になくてはならない食材です。インドやパキスタンでも、オクラのカレーは定番料理です。 世界中で使われている「オクラ」ですが、オクラを湯がいて、刻み、納豆のようなネバネバ感を楽しむのは日本人だけとか。「のどごし」を楽しむ食文化は日本人独特のものだそうです。日本人の食感に対する敏感さ、多様性がオクラにあらわれているようです。オクラ、奥が深いですね。
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著者
水谷 俊江(管理栄養士)
南米、北米で10年間生活した中で、改めて日本人の食文化の偉大さを感じました。美容クリニックでのダイエット指導、特定保健指導での相談業務に携わり、現在では「食」をテーマにしたコラムを執筆しております。世界の食文化と同じように、お一人お一人のお食事の環境や歴史は異なります。今の生活の中で無理なく太る習慣が改善できる方法をオートクチュールで提供いたします。