【タイミングが大事!】 ダイエット効果を上げるコーヒーの飲み方とは
ほっと一息のコーヒータイム。気分を切り替えるためにコーヒーを飲まれている方も多いのではないでしょうか。今回は、そんなコーヒーを飲むだけで、ダイエット効果を上げる方法を管理栄養士が紹介します。
2019年05月13日
コーヒー1杯のカロリーは?
ブラックコーヒー1杯(200ml)のカロリーは、8kcalになります。コーヒー自体のカロリーは低いですが、当然、ブラックコーヒーに牛乳や砂糖など加える事で、それに伴いカロリーは高くなるので注意が必要です。参考までに、スティックシュガー(5g)1本でカロリーは約19kcal、コーヒー用ミルク(5ml)1個でカロリーは約13kcalとなります。
コーヒーは、なぜ、ダイエット効果があるのか?
コーヒーの栄養成分、カフェインに注目して、なぜ、ダイエット効果があるかを説明したいと思います。
栄養成分1:クロロゲン酸
コーヒーの色や苦味成分などを作り出すクロロゲン酸は、ポリフェノールの1種です。このクロロゲン酸の効果については、注目され、様々な研究結果が出てきています。 その中で、脂質の燃焼を促進し、体脂肪を減らしやすくしてくれるといった結果もあります。 参照:全日本コーヒー協会 ポリフェノールについて(http://coffee.ajca.or.jp/webmagazine/library/polyphenol)
栄養成分2:カフェイン
コーヒーに含まれているカフェインは、覚醒作用があるため、栄養ドリンク剤にも含まれています。 また、解熱鎮痛作用があるため、医薬品にも、利用されています。そのほかにも、カフェインは、体脂肪を分解し、燃焼する作用があります。 参照:全日本コーヒー協会 カフェインについて(http://coffee.ajca.or.jp/webmagazine/library/caffeine)
ダイエット効果をあげるコーヒーの飲み方のポイントは?
ポイント1:運動する前にホットコーヒーを飲む
温かい飲み物を飲む事で身体も温まり、代謝が上がりやすくなります。 また、カフェインの働きにより、運動能力の向上があるとされていますので、運動をする前に飲む事で、相乗効果が期待できます。
ポイント2:浅煎りコーヒーを飲む
クロロゲン酸は、焙煎時間が長いほどコーヒーに含まれる量が少なくなります。また、インスタントコーヒーやエスプレッソよりも、浅煎りのドリップコーヒーが一番クロロゲン酸量が摂れるといわれています。
ダイエット効果をあげるために、コーヒーを飲む上での注意点とは?
注意点1: 砂糖やミルクを出来るだけ加えない
砂糖は、血糖値の急上昇を高めるため、太りやすくなります。また、砂糖やミルクを入れる事で当然カロリーも高くなります。
注意点2:夕方以降、コーヒーを飲まない
コーヒーに含まれているカフェインは、覚醒作用があるため、夕方以降に飲んでしまうと、睡眠を妨げる可能性も出てきます。この睡眠不足も、ダイエットの妨げになります。睡眠不足が続けば、食欲を抑制するホルモンの分泌が減少し、逆に食欲を促進するホルモンが増加するため、食欲が増加する事が分かっています。 また、特に寝る前に飲んでしまうと、利尿作用があるため、夜中にトイレに行きたくなり、目覚めて、眠れなくなる場合もあります。
まとめ
コーヒーを上手に取り入れましょう
ダイエットの効果をあげるコーヒーの飲み方を紹介しました。今回紹介したポイントや、注意点を意識した事がなかった方は、この機会に、新たなコーヒーの飲み方を楽しみながら、ダイエットが出来ると良いですね。
【やせ習慣が身につく】管理栄養士が食生活をコーディネートするアプリって?
まずは無料でスタート♪食事を撮るだけ、プロから食事のアドバイスが届く!
- 専属の管理栄養士がダイエットをサポート
- 食制限なし!正しく食べて身につく「やせ習慣」♪
- 管理栄養士が、写真を目で見て丁寧にアドバイス。AIではありません!
- 「あってるかな?」そんな食事のお悩みを正しい知識でアドバイス
著者
ウィリアムズ 早苗(管理栄養士)
大学卒業後、食品会社にてメニュー開発を経験。現在はオンラインでの栄養指導や、メディアでの執筆をしています。私たちが抱えている、食や健康に関しての問題点に注目し、それに向けての解決策の糸口となるようなお手伝いが出来る事をモットーにしています。