【女性ホルモンを知ろう!】生理周期とダイエットの関係とは?
女性の身体は女性ホルモンの影響が大きく、そのバランスによってダイエットに適した時期、適さない時期があります。ダイエットに適した時期は「やせ期」と呼ばれており、やせ期を活用する事で、効率の良いダイエットを行う事が出来ます。そこで今回は、ダイエットに適した時期と適さない時期、それぞれの時期の過ごし方について管理栄養士が解説します!
2019年04月14日
女性ホルモンとは?
女性ホルモンとは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の事を言います。これらのホルモンが約28日周期で分泌量が変化する事で生理周期が作られており、女性の身体は女性ホルモンのバランスや分泌量によって、身体も心も大きく変化します。
女性ホルモンの役割と作用
エストロゲン
排卵と妊娠への準備を促す役割があるホルモンです。エストロゲンの分泌が増える事で肌や髪の潤いがアップし、余分な水分や老廃物が体外に排出されやすくなります。精神的に安定する効果もあります。
プロゲステロン
受精卵を着床しやすくするなどの役割があるホルモンです。プロゲステロンの分泌が増える事でむくみやすくなったり、食欲が増進して体重が増加しやすくなります。精神的にもイライラしたり、不安定になりやすくなります。
ダイエットに最適な時期
ダイエットにオススメの時期は、生理後から排卵までの1週間です。この時期はいわゆる「やせ期」と呼ばれています。この時期はエストロゲンの分泌量が多いため、むくみが解消されダイエット効率が良くなります。
また、お肌や髪の調子も良くなるので、美容へのモチベーションもアップします。 精神的にも安定しイライラしにくくなるので、いつも以上に栄養バランスの良い食事を意識したり、間食やお酒を控えるようにしましょう。 体調も良くなるので、運動を取り入れるのもオススメですよ。
ダイエットに適さない時期
生理前7日間はプロゲステロンの増減が激しく、身体が余分な水分をため込みやすくなるので体重も増加傾向です。精神的にもイライラしやすく、食べたいものを無理に我慢しようとするとストレスを感じ、逆に暴飲暴食につながる恐れもあります。 この時期は、リラックスして過ごすようにしましょう。
また、体重が1~2㎏程度増加する事もありますが、むくみによる体重増加である場合が多く、生理後には自然と元に戻る事が多いので、あまり気にし過ぎないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?やせ期を活用する事で、より効率的にダイエットを行う事ができます。女性の身体は、女性ホルモンのバランスによって大きく変化しますので、その時の状態に合わせた過ごし方を意識してみましょう!
【やせ習慣が身につく】管理栄養士が食生活をコーディネートするアプリって?
まずは無料でスタート♪食事を撮るだけ、プロから食事のアドバイスが届く!
- 専属の管理栄養士がダイエットをサポート
- 食制限なし!正しく食べて身につく「やせ習慣」♪
- 管理栄養士が、写真を目で見て丁寧にアドバイス。AIではありません!
- 「あってるかな?」そんな食事のお悩みを正しい知識でアドバイス
著者
藤井 歩(管理栄養士)
大学卒業後、給食委託会社・健康関連企業での勤務を経て、現在はフリーランスの管理栄養士としてオンラインでの栄養指導業務、特定保健指導、コラム執筆など栄養関係の様々な業務に携わっています。