【どう乗り切る?】体重が減らなくなった時に試したい方法3選!
ダイエットをしていると、最初は順調に減っていた体重が、ある時から急に減らなくなる事があります。頑張っていても体重が減らないとモチベーションも下がってしまいますので、出来るだけ早くその時期から脱出したいですね。そこで今回は、ダイエット中に体重が減らなくなる原因と対処法について、管理栄養士が解説します!
2019年04月26日
ダイエット中、体重が減らなくなる原因とは?
ダイエットによって体重が減少すると、身体は「飢餓状態に陥っている」と判断し、体脂肪を蓄えようとしたり、エネルギーの消費量を抑えるといった状態に変化します。この時の状態は「停滞期」と呼ばれています。 停滞期は一般的に「体重が5%程度減った時」や、「ダイエットを始めて1か月ほど経った時」に起こりやすく、約2週間~1か月程度続くと言われています。 順調だった減量が急に止まってしまい、いくら頑張っても体重が落ちなくなると、もう痩せないのでは?と思ってしまうかも知れません。
しかし、このタイミングでダイエットを諦めて以前の食生活に戻すと、身体はエネルギー消費量を抑えた状態のままなので、リバウンドしやすくなってしまいます。今までの頑張りを無駄にしないためにも、停滞期を適切に過ごして出来るだけ早く停滞期を乗り切る事が大切です。
出来るだけ早く停滞期から脱する方法とは?
①栄養バランスの良い食事を継続しましょう!
停滞期を脱出するのに重要なのは、『体重が落ちている状態でも健康である』という事を身体に認識させる事です。そのためにも、食事量を無理に減らすのではなく、必要な栄養をしっかりと取り入れていきましょう。
栄養バランスの良い食事の基本は、ご飯や麺、パンなどの主食、お肉や魚、卵、乳製品、大豆製品などの主菜、野菜やキノコ、海藻類などの副菜がそろった食事です。 3点セットがそろっお食事を摂る事で、身体にとって必要な栄養を取り入れる事が出来ますよ。
②バラエティ豊かな野菜料理を食べましょう!
野菜を摂る=サラダを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。コンビニなどでも手に入りやすいサラダは、とても便利なメニューですね。 しかし、サラダは生で食べられるレタスやキュウリ、キャベツなどの淡色野菜に偏りがちです。ほうれん草やトマト、ブロッコリー、小松菜などの緑黄色野菜もバランス良く取り入れる事で、代謝を促すために必要なビタミン・ミネラル類をしっかりと摂る事が出来ますよ。
野菜料理はサラダなどの生野菜に偏らず、温野菜サラダや和え物、蒸し野菜、鍋物、野菜スープなど加熱した野菜料理も取り入れると、淡色野菜と緑黄色野菜をバランス良く摂る事が出来ますよ。 また、野菜は加熱するとかさが減るので、たくさんの量を摂りやすくなります。
③身体の冷えに注意しましょう!
身体や内臓が冷えると、代謝が落ちて痩せにくくなってしまう可能性があります。冷えた飲み物をよく飲む人や生野菜サラダなどの冷たい食べ物をよく食べる人は冷えに注意しましょう。 例えば、冷たいメニューには温かい汁物や温かい飲み物を添えるなどして、身体の中から温める事を意識すると良いですね。
まとめ
いかがでしたか?停滞期はダイエットをしている人であれば誰にでも起こります。 停滞期がきたという事は、ダイエットが順調に進んでいるという証拠でもありますので、体重が落ちなくてもあまり気にし過ぎず、前向きな気持ちでダイエットを進めていきましょう!
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著者
藤井 歩(管理栄養士)
大学卒業後、給食委託会社・健康関連企業での勤務を経て、現在はフリーランスの管理栄養士としてオンラインでの栄養指導業務、特定保健指導、コラム執筆など栄養関係の様々な業務に携わっています。